VoicePingは、Plug and Play Japan主催の「Japan Summit 2024」においてリアルタイムAI翻訳サービスを提供し、多国籍イベントにおける多言語対応の新たな可能性を示しました。「Japan Summit 2024」は、過去最大規模となる2,000名以上の参加者を迎え、スタートアップと大企業の連携を促進する場として開催されました。本記事では、日頃からVoicePingをご利用いただいているPlug and Play Japanの伊東さんと塩盛さんに、イベントの背景やVoicePingの活用事例についてお話を伺いました!
Plug and Play Japanが手掛けるオープンイノベーションの祭典、Japan Summit 2024
(インタビューはVoicePing会議室で行われました!伊東さんと塩盛さんの自己紹介& Japan Summit 2024 紹介)
簡単に自己紹介をお願いいたします。Plug and Play Japanで担当されている業務内容と、今回のJapan Summit 2024イベントでご担当された内容について教えてください。
伊東さん:Plug and Play Japanの伊東と申します。普段はコーポレートチームに所属しており、主に経営企画関連業務に携わっております。具体的には、全社的な企画や次のビジネス戦略の策定といった部分を担当しています。先日のJapan Summit 2024イベントでは、タスクフォースチームの一員として、円滑な進行をサポートする役割を果たしました。
塩盛さん:Plug and Play Japanの塩盛と申します。普段は、バックオフィス業務を幅広く担当しております。今回のJapan Summit 2024イベントに関しましては、私もタスクフォースチームの一員として参加いたしました。その中で、オペレーション側のチーム統括をいたしました。
ありがとうございます。それでは、Japan Summit 2024 イベントについて簡単に紹介をお願いします。
伊東さん:今回のイベントは「Japan Summit」という名称で開催しましたが、同様の形式のイベントを、毎年1~2回程度継続的に実施しております。
このイベントの目的についてですが、私たちはスタートアップエコシステムにおけるイノベーションプラットフォームを提供しており、その一環としてスタートアップへのスケールアップ支援や、大企業のオープンイノベーションの促進を手がけています。「Japan Summit」もその活動の一環として位置づけられています。
具体的には、現在注目されているスタートアップのトレンドや、新しい技術の動向などを、幅広い関心をお持ちの投資家・大手企業・自治体・メディアをはじめとする方々にお届けする場として、このイベントを開催しています。
今回のイベントには非常に多くの参加者がいらっしゃいましたが、具体的なイベントの規模や参加者の特徴について教えていただけますか?
伊東さん:ありがとうございます。今回のイベントは2,000名以上の方々にお越しいただきました。
参加者の特徴としては、主に企業の新規事業開発を担当されている方々や、新しくスタートアップの方との共創を目指している方、それ以外にも、スタートアップ、ベンチャーキャピタルや投資家の皆様、自治体の関係者、一部学生の方々など、非常に幅広い年代や多様なバックグラウンドを持つ方々にご参加いただきました。
Japan Summit 2024ならではの特別なポイントは何でしたか?
伊東さん:Japan Summitに関して一番特徴的な点は、その規模感だと思います。他のイベントと比べても非常に大規模となっています。
我々は日頃から数多くのイベントを開催しており、スタートアップ企業同士の情報共有や、スタートアップのテクノロジーを大手企業へ紹介する場を提供しています。ただ、それらのイベントは、それぞれ特定のテーマにフォーカスした小規模なものが多いですが、このJapan Summitは、より広いエコシステム全体に貢献するため、包括的な情報提供を目的としています。
イベントの成果はいかがでしたか?
伊東さん:非常に大盛況だったかなと思います。今回が過去最大規模のものを実現できたことに加え、また、セッションの数も非常に多くご提供できたため、その点でも運営側としては大変満足のいく結果だったと感じています。また、イベント終了後のアンケートでも、多くの参加者の方々から高い満足度をいただくことができました。
翻訳精度と操作性の両立:VoicePingがJapan Summit 2024で選ばれた理由とは?
(VoicePingの導入背景についてお話しされている伊東さん)
VoicePing導入前にはどのような課題がありましたか?また、今回のJapan Summit 2024での活用を決めた理由などがございましたらお聞かせください。
伊東さん:Plug and Play Japanではもともと翻訳の精度や正確性の高さという点から、VoicePingさんのサービスを日常的に活用させていただいておりました。今回のSummitでは、特に参加者数が非常に多く、多くのセッションが実施されました。海外のスピーカーの方が話される際に、日本語でしっかりとその内容を理解できることはもちろん、海外からのゲストも非常に多くいらっしゃったため、そうした方々が日本を理解し、日本のエコシステムがどのように機能しているのかを把握する際に、正確でわかりやすい情報を提供することが大きな課題でした。これが今回VoicePingにお願いをさせていただいた背景になります。
VoicePingは今回のイベントで2回のセッションステージと2回のピッチセッションに導入されました。コスト面や機材準備などの実務的な側面を考慮した結果、VoicePingの方が効率的であると判断し、導入を決定しました。
(サブモニターにVoicePingの字幕を投影。トークセッションでもスムーズに翻訳が流れます。)
今回のイベントでVoicePingをどのように活用されましたか?
伊東さん:セッションでは、主に登壇者の発言を翻訳したVoicePingの画面をサブスクリーンに投影しておりました。また、QRコードも積極的に活用しました。例えば、2回のピッチセッションでは、スライドの一部やパンフレットにQRコードを載せる工夫をしました。参加者の皆様はお手元のパンフレットやスライドのQRコードを読み取ることで、簡単にアクセスいただくことができました。また、普段であればアプリを会議の中で利用するだけの場合が多いのですが、今回は大規模イベントということもあり、我々の運営メンバーの人数が限られている状況でした。そのため、現場にVoicePingからの2名のスタッフさんを派遣いただき、現地でのサポートを行っていただきました。接続の確認やエラー対応、その他何か問題が発生した際も迅速にご支援をいただくことができました。
(日本語がわからない方でも、VoicePingの翻訳があればイベントに積極的に参加できます。)
イベントの開催地が日本ということもあり、やはり日本語から英語への翻訳が最も多く利用されたのでしょうか?
伊東さん:基本的には英語と日本語でのやり取りが中心だったかと思いますが、ゲストの中には別の言語を利用されていた方もいらっしゃったのではないかと思います。というのも、中国や韓国、台湾からのゲストも多くいらっしゃいましたし、モンゴル関連のセッションもあり、モンゴルの方々もいらっしゃいました。また、ヨーロッパからのゲストも見受けられました。
このように、誰がどの言語を使用されていたかを一人ひとり把握するのは難しいところもあって、その点で、VoicePingさんを導入するメリットを強く感じました。同時通訳の場合、通常は1つの言語にしか対応できませんが、VoicePingでは複数の言語を1つのチャンネルに統合できる点が非常に便利だと感じました。
VoicePingに対するフィードバックなどがありましたら、ぜひお聞かせください。
伊東さん:当日は私も塩盛も会場内を走り回っていたので、現場の様子を細かく見る時間はあまり取れていなかったのですが、2階のピッチセッションルームには何度か足を運び、翻訳がスムーズに流れている様子を確認しました。登壇者の方々がプレゼンテーションを終えた後、他のセッションにゲストとして参加され、翻訳をご覧になる場面もありました。現地の担当スタッフとも話をしたところ、多くの方々に有効にご活用いただき、翻訳の精度も非常に高かったとの評価をいただいております。
ありがとうございます。今回のイベントではAI、保険、法務など多岐にわたる業界テーマが扱われました。VoicePingの翻訳品質はこれらの業界テーマに十分対応できていたとお考えですか?
伊東さん:おっしゃる通り、今回のイベントでは非常に幅広いテーマのセッションを実施し、専門用語を含む内容も精度が高く、正確に翻訳されていたと認識しております。また、今回はパネルディスカッション形式で複数の方々がほぼ同時に発言される場面が多くありましたが、声が重なってもその内容がしっかりと翻訳され、質を保ちながら進行していたと感じております。
イベント運営側から見て、伊東様と塩盛さんの個人的なご感想はいかがでしょうか。
伊東さん:非常にありがたく思っております。限られた予算の中で、最大限の精度で導入できた翻訳ツールとして、大変有効に活用させていただけたのではないかと思いますし、ゲストの皆様にも効果的にご利用いただけたのではないかと感じています。イベントの満足度にも直結する重要な部分でもありますので、非常に感謝しております。 Jinさん、当日いらっしゃった次郎丸さん、Ivanさんも非常に丁寧で接しやすく、質問しやすい雰囲気を作ってくださいました。そういった点も、VoicePingさんの1つの大きな魅力だと感じています。
塩盛さん:翻訳ツールに関する質問が昨年に比べて減ったことで、イベント運営の面でも助かりました。もちろん、現場にスタッフの方が常駐してサポートしてくださった部分も大きいですが、使い勝手の良さという面でも良かったと思います。イベント当日はオペレーションで忙しくなるところなので、ありがたく思っております。
Plug and Play Japan様には日頃からVoicePingをご利用いただいておりますが、イベントでのケースを含めて、何か改善点やフィードバックがございましたら、ぜひお聞かせいただけますでしょうか?
伊東さん: 正直、あまりないです(笑)。たまに小規模なイベント準備のためにテストを行う際、会議室で『テスト、テスト』と言ったログが残っているのが少し恥ずかしいことがありますが、これは削除可能ですか? また、会議録をAIで要約して、概要や次のアクションなどを提供してもらえたらいいなと思うのですが、そういった機能はありますか?
ございます!
伊東さん: やはり。今度ぜひ使い方を教えてください。
もちろんです!マニュアルも用意しておりますので、お送りいたしますね。
次の質問です。VoicePingを一言で表現するなら、どのように表現されますか?
伊東さん: 他のソフトウェアと比べて圧倒的に安い、導入も簡単、精度も高い。
リアルタイムAI翻訳が切り開く未来:グローバルコラボレーションの可能性とは
少し広い観点からの質問になりますが、スタートアップ、グローバルリーディングカンパニー、アクセラレーターなどが連携する場において、リアルタイムAI翻訳技術はコラボレーション促進にどれほど重要だとお考えですか?
伊東さん:絶対必要だと思います。Japan Summitを含め、大規模なイベントであればあるほど、VoicePingさんのような同時翻訳サービスが多く活用されています。今回は個人のモニター、スマホなどで視聴できる形をメインに採用しましたが、大きなステージの横に比較的大きなモニターを設置して、翻訳をずっと流し続けるようなパターンも考えられると思います。
やはり、より多くの方に正確な情報を届けることが求められる中で、言語の壁という障壁を乗り越えるためのツールやソリューションとして、こういった同時翻訳サービスは不可欠だと感じます。特に、大勢の方が参加し、どの国からいらっしゃっているのかわからないようなイベントでは、なおさらこのようなツールの必要性を強く感じます。
アクセラレーターやスタートアップ界隈のイベントに限らず、多くの方が集まるイベントでは、こうしたソリューションは必要だと思います。
言語の壁、まさにおっしゃる通りです。私も、自分が英語を話せないから、あるいは日本語を話せないからといった理由で、グローバルイベントへの参加をためらっている方がいらっしゃるという話を聞いたことがあります。
伊東さん:私たちも英語のイベントや日本語のイベントなど、さまざまな形式で開催していることもあって、ゲストの方から事前登録の段階で「このイベントは英語ですか?日本語ですか?」と質問を受けることがよくあります。
その際、「英語のイベントですが、同時翻訳ツールを導入しているのでご安心ください」と気軽にご案内できるのは、我々のサービスの価値向上にもつながっている部分だと思います。
御社は最近、福岡県やJETROとの協力からグローバル展開に至るまで、幅広く事業を展開されていますが、Plug and Play Japanが日本のスタートアップエコシステムのために計画している次のステップはございますか?
伊東さん:Plug and Play Japanが取り組むべきことは大きく変わらず、スタートアップエコシステムを支えるプラットフォームやイノベーションのサポーターとして事業を展開していくことだと思います。スタートアップや大企業が活動しているところには、我々のビジネスチャンスがあると考えており、スタートアップの支援や、大企業のオープンイノベーション、新規事業開発を引き続き支えていくつもりです。
また、先ほどJETRO様のお話にもありましたが、日本が抱える少子高齢化などの社会課題についても、対応が求められると考えています。日本市場が縮小する可能性がある中で、日本のスタートアップが海外に進出するための支援や、逆に海外のスタートアップが日本の社会課題を解決するソリューションを持っている場合、それらを日本に招聘し誘致する活動も重要だと思っています。
現状では、グローバルネットワークを活かした大手企業のイノベーション支援、業界横断型アクセラレータープログラム、スタートアップ投資、政府・自治体連携によるスタートアップの海外展開支援」が中心となっていますが、今後はとくに政府や自治体との連携をより強化し、社会課題の解決や人々のウェルビーイング向上といった本質的な課題への支援を加速的に進めていきたいと考えています。
▼Plug and Play Japan株式会社の概要
設立:2017年7月
所在地:【東京オフィス】〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス3F
事業内容:アクセラレーター・ベンチャーキャピタル
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VoicePingは迅速・正確なリアルタイム翻訳で言語の壁を取り払い、異なる国籍や文化の参加者がシームレスに交流できる環境を提供します。
📱 QRコードをスキャンするだけ!
スマートフォンで簡単に翻訳内容を確認可能です。講演やピッチ、ネットワーキングの場でもスムーズなコミュニケーションをサポートします。
VoicePingを導入することで、こんなメリットが得られます:
🌍 多国籍参加者が母国語で内容を理解
どのセッションでも参加者が言語の壁を感じず、深く理解する環境を提供します。
⚡ 簡単操作と高精度翻訳で負担を軽減
直感的な操作と迅速な翻訳で、運営者の手間を大幅に削減します。
💡 参加者の満足度とイベント評価の向上
翻訳サポートを活用することで、イベント全体の質を向上させ、参加者のポジティブなフィードバックを獲得できます。
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