「インドネシアに旅行に行くんだけど、インドネシア語でのコミュニケーションに自信がない」
「インドネシア人との会議で相手の発言を聞き取るので精一杯。メモができない」
「自分が使っているインドネシア語で通じるのか分からない」
日々の生活や仕事でインドネシア語を使っている人の中で、このような悩みを抱えている人はいませんか?
近年インドネシアに工場や支店を構える日本企業や、在日インドネシア人労働者の数が増加しているため、インドネシア語でのコミュニケーションに頭を抱えている人は数多くいます。
そのような人はインドネシア語の翻訳ができるツール、アプリ、あるいはWebサイトを活用することがおすすめです。
この記事では、下記の点について紹介します。
- インドネシア語の翻訳にアプリやツールを使うべき理由
- インドネシア語翻訳ツール・アプリ・Webサイトを選ぶ際にチェックすべきポイント
- インドネシア語翻訳におすすめのアプリ・ツール・Webサイト15種
それぞれのアプリ・ツール・Webサイトをさまざまな観点から比較した比較表もついているため、自分に合ったものを選びやすいでしょう。
インドネシア語の翻訳ができるアイテムに興味がある人は必読です!
インドネシア語の翻訳にアプリやツールが求められる主な理由
主に下記の3つの理由から、インドネシア語の翻訳にアプリやツールが求められています。
- 今後インドネシア語の話者が増大してコミュニケーションを図る機会が増えるから
- 日本国内で働くインドネシア人が増えているから
- インドネシア語翻訳者が不足しているから
ここでは、それぞれの理由について詳しく解説します。
今後インドネシア語の話者が増大してコミュニケーションを図る機会が増えるから
下記の表は、2023年に世界で最も話されている言語をランキングにしたものです。
出典:Wikipedia
インドネシア語の話者人口は2億人で、日本語の話者のおよそ2倍にも及びます。
インドネシアの人口は今後も増加し、2032年には人口3億人を突破する見込みです。
また、経済成長も著しく、2030年にはGDPが世界7位、2035年には日本を抜くと言われています。
このような背景から、今後ますますインドネシア人とコミュニケーションを図る機会が増えていくでしょう。
日本国内で働くインドネシア人が増えているから
下記の円グラフは在日外国人労働者の国籍の割合を示したものです。
出典:厚生労働省「『外国人雇用状況』の届出状況」(令和5年10月発表)
この表を見ると、インドネシア人労働者は121,507人を占め、在日外国人労働者の中で5番目に多いことが分かるでしょう。
また、同じく厚生労働省の「『外国人雇用状況』の届出状況」によると、インドネシア人労働者は前年には77,889人でしたが、156%増となっており、対前年増加率が最も高い国となっています。
これは2019年4月から始まった「特定技能制度」による影響が大きいでしょう。
下記の表は「特定技能制度」と、それまでに施行されていた「技能実習」の違いをまとめたものです。
参考:出入国在留管理庁「外国人材の受入れ及び共生社会実現に向けた取組」
この表より、「特定技能制度」の施行によって外国人が日本で働きやすくなったことが伺えますね。
前項にもありますが、インドネシア国内の人口は今後も増えていくことが予想されます。
日本は、インドネシア人の若者の間で人気のある就労先です。
つまり、日本で働くインドネシア人労働者もこれから増加することが期待されるでしょう。
インドネシア語翻訳者が不足しているから
前項にもありますが、日本国内におけるインドネシア人労働者の数は増加傾向にあります。
それと同時に、インドネシア国内に工場や支社を構える日本企業も少なくありません。
それにも関わらず日本だけでなくインドネシア国内にも、日本語とインドネシア語それぞれの言語を堪能に扱える翻訳者や通訳者の人口は非常に少ないです。
インドネシア語⇔日本語の翻訳や通訳ができる人材のニーズが高まっているものの、供給が追いついていません。
このような理由から、たとえインドネシア語と日本語それぞれの言語を使いこなせる翻訳者や通訳者に依頼できたとしても高額な報酬が必要になります。
翻訳ツールやアプリの活用の方がリーズナブルであるためおすすめです。
インドネシア語翻訳ツール・アプリ・Webサイトを選ぶ際にチェックすべき5つのポイント
インドネシア語翻訳ツール・アプリ・Webサイトを選ぶ際には下記の5点をチェックしましょう。
- 翻訳が正確であるか
- 翻訳のスピードが速いか
- 利用料金は予算に収まっているか
- 多様なデバイスで利用できるのか
- 利用する目的やニーズに合致しているか
翻訳の正確さやスピードについては言うまでもないでしょう。
正確性が高く、翻訳のスピードが速いほど相手とのコミュニケーションが円滑に進みます。
利用料金については永久に無料のものから、月額料金が数十万円ほどかかるものまで大きく幅があります。
予算に収まっており、かつ使用する目的に合ったツールやアプリを選択するようにしましょう。
パソコンだけでなく、スマホやタブレットでも利用できることで、使用できる場面や汎用性が高まります。
利用できるデバイスの種類が豊富であるものを選んでください。
そして最後になりますが、利用する目的やニーズに合致しているものを選びましょう。
詳細は次章以降で説明しますが、アプリやツールによってはビジネスでの利用が好ましいもの、海外旅行や語学学習に向いているものなどさまざまです。
また、同じビジネス利用であっても、文書や書類の翻訳に特化したツール、会議の音声を翻訳できるツールなどさらに細かく分けられます。
自分の目的やニーズとは異なる有料ツールを選んでしまうと、お金を無駄にしてしまいます。
必ず自分の利用目的やニーズに合致した翻訳をしてくれるアイテムであるかどうかを確認してください。
【比較表】インドネシア語翻訳におすすめのツール・アプリ・Webサイトを徹底比較
下記の表は、インドネシア語翻訳ツール・アプリ・Webサイトをさまざまな観点から比較したものです。
翻訳ツール・アプリ・Webサイトを選ぶ際に参考にしてください。
次章以降、それぞれの翻訳ツール・アプリ・Webサイトの特徴や詳細について解説します。
インドネシア語の翻訳におすすめのツール6選
インドネシア語の翻訳におすすめのツールは6つあり、下記の通りです。
- Voice Ping
- オンヤク
- AI GIJIROKU
- みらい翻訳
- JIMAKU Mate
- Deep L
ここでは、それぞれのツールの特徴について詳しく解説します。
Voice Ping
<Voice Pingの特徴>
・高精度なリアルタイム音声翻訳と文字起こしができる
・Web会議だけでなく対面会議での利用もできる
・字幕読み上げ機能もあり便利である
VoicePingは音声アプリが搭載された仮想オフィスツールです。
ZoomやGoogle MeetなどのWeb会議における発言者の発話内容をリアルタイムで字幕のように表示します。
この機能は、Web会議だけでなく対面での会議でも応用することが可能です。
インドネシア語を筆頭に45ヶ国語に対応しており、さらに業界専門用語や企業名などの固有名詞の翻訳もできます。
バーチャルオフィスにおけるチームのエンゲージメントや生産性を高めてくれることは間違いないでしょう。
小林製薬株式会社や株式会社デンソーなどさまざまな企業での導入実績もあるため、安心です。
料金プランは下記の通りです。
オンヤク
出典:オンヤク
<オンヤクの特徴>
・Web会議システムに対応したリアルタイム音声翻訳・文字起こしツールである
・分野選択機能で専門的な話題にも対応できる
・発言テキストをテロップで表示することができる
オンヤクは株式会社ロゼッタが提供する会議音声翻訳ツールです。
パソコンにインストールするだけで使用することができます。
インストールすると、ZoomやSkypeなどのビデオ会議システムの画面の横に発話内容の翻訳がリアルタイムで字幕のように表示される仕組みです。
発話者を認識してターゲットとなる言語に翻訳するため、複数の言語を話す話者同士の会議でも問題ありません。
また、Web会議だけでなく対面の会議にも対応しており、議事録を作成することも可能です。
利用料金は、利用する言語や部門数などさまざまな要素で変動します。
下記の料金プランはあくまで目安ですが、参考にしてください。
1部門での利用の場合 | 複数部門での利用の場合 | |
契約期間 | 12ヶ月 | 12ヶ月 |
利用料金 | 75,000円/月 | 135,000円/月 |
AI GIJIROKU
<AI GIJIROKUの特徴>
・ZOOM連携するだけで発言を字幕表示してくれる
・音声認識精度が99.8%と高く信頼できる
・30ヶ国語に対応している
AI GIJIROKUは株式会社オルツが開発した自動議事録ツールです。
インドネシア語を含めて30ヶ国語に対応しています。
Zoomに連携するだけで、会議やウェビナーの会話を瞬時に画面にテキスト化して、会議後は自動的に会話内容を議事録として保存する仕組みです。
音声認識精度が99.8%と非常に高いため、発言を正確に記録してリモートワークの生産性を高めてくれるでしょう。
これまでに7,000社以上の導入実績もあります。
コースは3つあり、下記の通りです。
みらい翻訳
出典:みらい翻訳
<みらい翻訳の特徴>
・法人向けAI自動翻訳サービスである
・セキュリティがバッチリで安心して使える
・わずか数分でファイルの翻訳ができる
みらい翻訳は、日本発法人向けAI翻訳サービスです。
ファイルの翻訳が数分ででき、文字装飾やレイアウトなどの体裁も維持されます。
翻訳の精度も高いため、業務の生産性や効率性がアップすることは間違いないでしょう。
また、セキュリティについても下記のように万全の対策が取られているため、安心して使うことができます。
- 国内の自社管理サーバーで翻訳を処理
- 国際規格ISO27001/ISO27017を取得
- 総務省の参照技術要件集に準拠
- 翻訳終了後の翻訳データの2次利用なし
料金体系は下記の通りです。
JIMAKU Mate
出典:Headwaters
<JIMAKU Mateの特徴>
・無料トライアルがある
・シンプルで使いやすい
・61言語に対応している
JIMAKU Mateは誰でも簡単に動画の文字起こしができるサービスです。
文字起こしするまでのステップがシンプルで、翻訳したい動画をファイルをアップロードするだけで翻訳してくれます。
AIの自動翻訳後に、自分で手直しや微調整することも可能です。
無料トライアルもあるので、興味がある方は使ってみてから購入を検討してみてください。
Deep L
出典:Deep L
<DeepLの特徴>
・PDFなどの文書ファイルを自動翻訳できる
・翻訳支援(CAT)ツールへの組み込みができる
・Google翻訳よりも自然な翻訳になると定評がある
DeepLはドイツ企業DeepL SEによって制作された翻訳ツールです。
2017年に誕生したサービスですが、翻訳精度の高さに定評があり世界中の人々に活用されています。
インドネシア語を含め31もの言語の翻訳に対応しており、口語表現や方言、あるいは細かいニュアンスまで翻訳することができます。
また、PDFファイルやPowerPointなどの文書もそのまま読み込んで翻訳し、ファイル形式が維持されるため使いやすく便利です。
Deep Lには無料版と有料版(3つのコース)があります。
それぞれの違いは下記の通りです。
【無料】インドネシア語の翻訳におすすめのアプリ5選
次に、下記の無料で使えるインドネシア語翻訳におすすめのアプリを5つ紹介します。
- Microsoft翻訳
- 日本インドネシア翻訳
- 多言語翻訳者
- VoiceTra
- in TEAM
Microsoft翻訳
出典:Google Play
<Microsoft翻訳の特徴>
・オフラインでの利用もできる
・リアルタイムの会話を楽しめる
・日常会話でよく使われるフレーズが数多く収録されているため実用的である
Microsoft翻訳はMicrosoft社が開発・提供する翻訳サービスです。
インドネシア語も含めて70を超える言語に対応しています。
使用する言語をダウンロードしておけば、オフラインで利用することも可能です。
また、下記のようにさまざまな方法で入力できるため、柔軟性があり便利ですね。
- テキスト入力
- Webページからの翻訳
- 画像認識入力
- ブラウザによる会話翻訳
この中で特筆すべきは、「ブラウザによる会話翻訳」です。
これはリアルタイムな会話を翻訳する機能で、会話を聞き取り即座に翻訳してくれます。
1対1の会話だけでなく、大人数の会話にも対応しているため学校や職場でも活用することが可能です。
▼良い口コミ
語学学習されている方に最適かと思われます。 翻訳の音声再生速度も変えられますし、中国語などに不可欠なピンインも表示出来ます。 マイクに向かって音声の入力もできますので、日本語で入力し翻訳された言語の発音を確認、逆に翻訳された言語で発声し自分の発音が正しいか確認することも出来ますので 発音の練習にもなります。
出典:Google Play
▼悪い口コミ
インドで使用していました。以前は少々長いフレーズでも途中でカットされることもなくGoogleのアプリよりとても良く翻訳してくれていたのですが、アップデートしてからは音声を認識してくてないばかりか、何も反応しない事がとても多くなり使用に耐えません。またボタンが小さくなり、言語の反転も左に寄ってしまうなどとても使用しにくくなりました。画面上で翻訳した内容を直接コピー出来ないのも不便です。率直に言うと、使い物になりません。以前の仕様に戻してください。
出典:Google Play
日本インドネシア翻訳
出典:Google Play
<日本インドネシア翻訳>
・Androidのみ対応している無料の翻訳アプリである
・単語はもちろん短文の翻訳もできる
・入力方法は2種類ある(テキスト入力・音声入力)
日本インドネシア翻訳はAndroidのみ対応している無料のアプリです。
日本語からインドネシア語、インドネシア語から日本語それぞれ翻訳できます。
テキスト入力だけでなく音声入力も対応しており翻訳のスピードも速いため、単語の意味を調べたり、短い文章を翻訳したりしたいときにおすすめのアプリです。
▼良い口コミ
口コミ情報なし
▼悪い口コミ
口コミ情報なし
多言語翻訳者
出典:Google Play
<多言語翻訳者の特徴>
・複数の言語に同時翻訳できる
・他の翻訳アプリと比較すると翻訳の精度が高い
・瞬時に多言語に翻訳して意味だけでなく音声も確認できる
多言語翻訳者は、前項の「日本インドネシア翻訳」と同様にAndroidのみ対応の無料翻訳アプリです。
星4.6と高評価の翻訳アプリで、これまで500万人以上がダウンロードしてきました。
複数の言語に瞬時に同時変換できるため、日本語とインドネシア語以外の言語を使える人は翻訳された内容が正しいかどうかを判断することができるでしょう。
また、単語やフレーズの意味だけでなく、音声も複数の言語で確認できます。
口コミを見ると、他の無料アプリと比較して誤訳が少なく、翻訳の精度が高いようです。
▼良い口コミ
絶対に必要な、戦略的価値が異常に高い翻訳アプリ。多言語学習に、最も力を発揮する。勿論会話の際に、簡単な通訳として使えるし、用途はかなり広い。インストールしといて損はない。損した?それは、コミュニケーションしていないからだぜ。
出典:Google Play
▼悪い口コミ
Googleの翻訳と比べると性能は劣ってます…
出典:Google Play
VoiceTra
出典:Google Play
<VoiceTraの特徴>
・音声翻訳がメインではあるが、テキスト入力からの翻訳もできる
・広告も課金も一切なし!
・履歴も残るため、インドネシア語学習者にピッタリ!
VoiceTraは、話しかけると外国語に翻訳してくれる音声翻訳アプリです。
NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)という情報通信分野を専門にした日本で唯一の公的な研究機関が開発したアプリであるため、広告や課金が一切ありません。
インドネシア語を筆頭に31言語に対応しており、無料で使えます。
操作がシンプルで使いやすく、画面も見やすいです。
瞬時に翻訳でき、翻訳結果をテキストだけでなく音声で確認することもできます。
また、履歴が残るシステムもあるため、どんな単語やフレーズを調べたのか後ほど確認して復習に使うこともできますよ。
▼良い口コミ
インドネシアに住むことになり、全く言葉がわからない中で、このアプリには本当に助けられています。ありがとうございます。3.9のあまりにも低い評価が納得できず書き込んでいますw 長文や言語によっては正しく翻訳さ入れないのだろうけど、ジャカルタではWi-Fi環境が整っていることが多いので今のところ使えているし、大満足。無料でこのクオリティはすごいと思います。
出典:Google Play
▼悪い口コミ
こちらが思っている文章にどうしても変換が出来ない。
簡単な日常的に使われる短文ならそれなりに理解出来ますが、相手からの長文英語には対応出来ていない。
例えばアラブ首長国連邦の場合、「私はアラブ首長国連邦に住んでいます。」と入力すればきちんと訳せるくせに略称のU.A.E.と入れると「私はアメリカに住んでいるいます。はい。イー・」と訳されます。
正直言って「ナメとんのか!ワレー」と怒りたくなります。
因みにUAEをUSAに変えると、ちゃんと「アメリカに住んでいます。」と訳されます。
これは差別も甚だしいと思います。
長文をどこで区切ればいいのかわからない人や、全く語学に疎い人だと使い物になりません。
今後の対応やアップデートに期待します。
出典:App Store
in TEAM
出典:Google Play
<inTEAMの特徴>
・シンプルで使いやすい
・Googleのニューラル翻訳を活用し100以上の言語に対応している
・写真やファイルを制限なしで共有できる
inTEAMは無料で使える多言語チャットアプリです。
プロジェクトやトピックごとにチャネルを設定することができます。
チャットグループは、日本語話者だけでなく、インドネシア語話者、英語話者、スペイン語話者などさまざまな言語を話すメンバーが入り混じっていても問題ありません。
100以上の言語に対応しており、利用者の母国語に自動で翻訳してくれます。
企業における社員間のチャットに活用することがおすすめです。
▼良い口コミ
口コミ情報なし
▼悪い口コミ
口コミ情報なし
【無料】インドネシア語の翻訳におすすめのWebサイト4選
最後に、下記のインドネシア語翻訳におすすめのWebサイト4つを紹介します。
- Google翻訳
- KBBI (Kamus Besar Bahasa Indonesia)
- Weblioインドネシア語辞典
- Glosbeインドネシア語辞典
Google翻訳
出典:Google翻訳
<Google翻訳の特徴>
・Webブラウザ版の入力方法は3種類(テキスト入力・音声入力・URL入力)ある
・アプリ版はカメラ機能で、テキストを撮影するだけで翻訳できる
・アプリ版はオフラインでも使える
「翻訳サイト」と聞いて最初に思い浮かべるのが「Google翻訳」という人は多いでしょう。
以前は翻訳の精度が悪いと不評でしたが、2016年以降は精度が一気に向上しました。
無料であるにも関わらず、100以上もの言語を翻訳できるツールとして世界中で活用されています。
Googleブラウザの拡張機能を使って、表示されているWebサイト全体を翻訳することも可能です。
また、音声認識を使ったテキストの入力や、スマホ向けのアプリなどもあるため非常に便利な翻訳サイトです。
KBBI (Kamus Besar Bahasa Indonesia)
出典:KBBI
<KBBIの特徴>
・インドネシア共和国政府が認可して発行したインドネシア語大辞典である
・全てのインドネシア語辞典の中で最も正確で完成度が高いとされている
・アプリ版もあり、ダウンロードすればオフラインで使うこともできる
KBBIとは『インドネシア語大辞典』の略で、インドネシアの言語育成振興局が編纂し、バライ・パプタカ(国語研究所)が発行しているインドネシア語の公式辞典です。
インドネシア共和国政府から認可を得て発行されているため、インドネシア語辞典の中で最も完全で正確なものであるとされています。
現在、KBBIはオンライン上でサイト化して、無料で活用できるようになりました。
語彙数が多くて、言葉の意味や文法の説明が丁寧で分かりやすく、例文もついているためインドネシア語学習者におすすめのサイトです。
Weblioインドネシア語辞典
<Weblioインドネシア語辞典の特徴>
・文章ごとに翻訳されるため分かりやすい
・口語的な表現の翻訳が苦手である
・およそ50,000語が収録されている
Weblioインドネシア語辞典は、無料の日本語⇔インドネシア語の辞書です。
検索ボックスに日本語を入力すれば、その日本語に該当するインドネシア語が表示され、逆にインドネシア語を入力すれば、そのインドネシア語に該当する日本語が表示されます。
シンプルで使いやすいです。
日常的に使われる語句を中心に50,000語もの言葉が収録されています。
しかし、口語的な表現の翻訳は苦手であるため、翻訳したい単語や場面によっては他のツールやアプリを使った方が良いでしょう。
Glosbeインドネシア語辞典
<Glosbeインドネシア語辞典の特徴>
・単語の意味だけでなく、使い方や類似語、例文なども表示してくれる
・単語の発音も学べる
・テキストの翻訳だけでなく、検索した単語の写真やイラストも見られる
Glosbeインドネシア語辞典は、インドネシア語⇔日本語の翻訳ができる無料のオンライン辞書です。
調べた単語の意味だけでなく、下記のようにさまざまな情報を得られます。
- 使い方
- 類似語
- 例文
- 単語と例文発音
- 検索した言葉や単語の写真・イラスト
特に、単語と例文を発音してくれる点と、検索した単語や言葉の写真やイラストも載せている点は他のオンライン辞書とは大きく異なりますね。
視覚と聴覚どちらにも訴えるためその単語を身につけやすいです。
インドネシア語を学習しており単語や例文を正しい発音をマスターしたい人、あるいは、インドネシアに旅行する予定があって現地の人と直接会話ができるか不安な人におすすめします。
まとめ:インドネシア語の翻訳はVoicePingがおすすめ!
インドネシアに子会社や工場を構える日本企業、あるいは日本で働くインドネシア人の人口はいずれも増加傾向にあります。
今後ますますインドネシア語でのコミュニケーションの必要性が高まっていくでしょう。
インドネシア語を学習するのには時間と労力がかかります。
そのため、翻訳アプリやツールなどを使いこなしながらコミュニケーションを取ることがおすすめです。
この記事ではインドネシア語翻訳におすすめのアプリ・ツール・Webサイトを15種紹介しました。
比較表を使いながら、ご自分のニーズや目的、そして予算に合った翻訳アイテムを選びましょう。
なかでもVoicePingはWeb上だけでなく対面でのコミュニケーションも円滑にしてくれる秀逸な翻訳ツールです。
特に、さまざまな国籍の従業員が在籍している企業に導入をおすすめします。
VoicePingについてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページよりお問い合わせください。