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こんにちは。VoicePingで学生インターンとしてマーケティング関連業務に携わっている椎名です。私は2022年の10月、大学2年生の秋学期が始まるタイミングでVoicePingに参加しました。今回は、私がなぜインターンをしようと思い、VoicePingを選んだのか、何を経験し、何を得たのかについてお話ししようと思います。VoicePingに限らずスタートアップ企業でのインターンシップを考えている方の参考になれば幸いです。
VoicePingでのインターンを通じて圧倒的成長を
私は高校3年間受験勉強をし、大学に入ってからも勉学に力を入れていましたが、勉強だけ続けていても社会に出た際に何もできないのではないかという不安がありました。周りの友人の多くがインターンをしながら成長している様子を見て、自分も個人として成長しつつ、企業のさらなる成長にも貢献したいと強く思ったのがインターンを始めた理由です。私は文系の学部に所属しているものの最先端のテクノロジーに大きな興味があり、ブロックチェーンやAIに関する勉強もしていた他、ビジネスコンテストや起業サークルにも参加していました。そんな私はインターン先の企業を探している中で、「仮想オフィス」「バーチャルオフィス」「スタートアップ」というキーワードに非常に興味を惹かれVoicePingに参加することを決意したのです。
SNS運用で得たもの
私がインターンを通じてもっとも長期間取り組んだのは、SNS運用です。VoicePingはTwitter、Facebook、LinkedInの三つのソーシャルメディアを運用しており、私は当初Twitterのみを担当していました。VoicePingの仮想オフィスには音声翻訳や勤怠管理といったメジャーな機能から、請求書発行やカレンダー連携といった機能まであります。こうした多くの機能をできるだけたくさんの方に知って頂くため、動画やイラストを使いながら140字という限られた文字数で機能の魅力を発信してきました。機能紹介の他にも、バーチャルオフィスやリモートワーク、音声翻訳関連のブログ記事紹介であったり、メンバーのイベント参加やVoicePingの導入企業の方へのインタビュー記事、VoicePingのアップデート案内など幅広い内容を扱っています。
記事やプレスリリースの内容から特に魅力的・重要な要素を抽出し、元の記事の性質に応じて投稿用文章の形式を変えるなど、短い文章でもかなりの時間をかけて毎回考えています。話題のChatGPTはブログ記事など文章の要約も得意だと言われていますよね。私もChatGPT Plusに加入し日常的に活用していますが、やはり人間に効果的に伝わりやすい要約や文章を書くには、まだ人間の試行錯誤と工夫が欠かせないと感じています。
Twitter運用をしばらくしてから、FacebookとLinkedInの運用も任していただけるようになりました。Twitterのような字数制限はないものの、LinkedInは英語での投稿であるためかなり慎重に文章を考える必要がありました。不自然な英語表現での投稿はかえってVoicePingの信頼を下げることに繋がるリスクがあったり、LinkedInというビジネス用SNSにおいては特に文章のキャッチ―さと誠実さのバランスをとる必要があります。まだまだ改善の余地はあると思いますが、海外企業の投稿文章などを多数参考にしながらできるだけ自然で印象の良い英文を書くよう心掛けた結果、英語の文章力も向上したと思います。
SNSの投稿文作成を通じて日本語・英語の両方で相手に伝わりやすい文章を書く力が付き、インプレッションの増加や新規フォロワーの獲得にも繋がったため、非常にやりがいのある仕事でした。
VoicePingの環境
私がした他の仕事内容について話す前に、VoicePingの環境について少しお話したいと思います。エンジニアを中心に海外出身のメンバーが多く、定例会議や社内のコミュニケーションにおいても英語が使われています。実際私が直接関わることの多かった2人のメンバーはそれぞれ韓国出身とベトナム出身と、小規模のスタートアップ企業ながら非常に国際的な環境です。私は今年の夏からイギリスのエディンバラ大学への交換留学を予定しているため、留学前にこのような環境に身を置けたことは非常に貴重な経験になったと思います。また、対面でのミーティングが必要な場合はオフィスに出社するものの、多くの場合はリモートワークで作業をします。例えば2限と4限の授業の間にも作業ができるため、学業との両立が非常にしやすいと感じました。仮想オフィスに常に接続しながらのリモートワークなので、わからないことがあればすぐに上司に聞くこともできます。私の場合は週に一回オフィスに出社しており、数か月に一回メンバーでの食事の機会もあったため仕事以外での交流の機会もあったように思います。
YouTubeでのマーケティング
SNS運用の次に力を入れていたのが、YouTubeでのマーケティングです。日本語・英語それぞれでVoicePingの紹介をしてくださるYouTuberの方を探し、連絡を取り、動画についての調整をするというのが私の役割でした。VoicePingのようないわゆるBtoBのサービスを紹介して頂くにはどのジャンルが良いのかなどかなり試行錯誤しましたが、無事に2人の方にお願いすることとなり、動画の公開まで実現しました。私にとってこのインターンがほぼ初めての社会人活動であったためメールの書き方などの初歩的なビジネススキルから身に付ける必要があり、多少のミスをしてしまうこともありましたが、メンバーのサポートのおかげでやりきることができたと思っています。特にやりがいを感じたのはインフルエンサーの方との打ち合わせです。自分でアジェンダを作成してから一対一での打ち合わせに臨み、海外のインフルエンサーの方とは様々な調整を英語で行いました。学生インターンにも関わらず大切な打ち合わせの役割を一人で担うことができたのは、スタートアップ企業ならではでとても良い経験になったと思います。
さいごに
SNSやYouTubeでのマーケティングの他にも、VoicePingのマニュアル作成や英語でのプレスリリース作成を含め様々な仕事を経験することができました。PDCAサイクルの回し方などまだまだ足りないことはたくさんありますが、国際的かつスピード感のある環境でのインターンを通して思考力・英語力・ビジネススキルを得ることができ、そしてスタートアップ企業で働くことの面白さを学ぶことができました。この場をお借りして、お世話になった社内外の全ての方に心から感謝申し上げます。これからも大学生活や交換留学、そして就職と社会人生活などが控えていますが、VoicePingで得た学びと成長を糧に更に成長していきたいと思います。ありがとうございました。
慶應義塾大学経済学部 Yuta Shiina
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