近年はビジネスのグローバル化に伴い、当然チームもグローバルになりつつありますが、それと同時に言語的な障壁が発生し、スムーズなコミュニケーションを取りづらくなる原因になっています。今回は、ベトナムの現地メンバーとのコミュニケーションのためにVoicePingを導入した、NECソリューションイノベータで実際にVoicePingを利用されている齊藤さんにお話をお伺いしました。
NECソリューションイノベータへのインタビュー
NECソリューションイノベータの中でも海外メンバーと事業を推進するチーム
事業内容等を教えてください
齊藤さん:NECソリューションイノベータという会社なんですけれども「ソリューションイノベータ」ということで、主に社会課題を解決するソリューションを世間の皆様に提供していくところが事業内容になっています。
私自身は、NECグループ会社であるNECベトナムの現地メンバーと一緒にチームを組んで様々なことに取り組んでいます。チームをどう育てるかという戦略的な部分であったり、スクラムマスターとしてファシリテーションをしたり、コーチング的な立場で関わることもあります。
導入背景を教えてください
齊藤さん:今回は現地法人のメンバーとのコミュニケーションの手段としてVoicePingを導入しました。実は私の前の担当者が導入したので、私自身が選択したわけではないのですが、実際ベトナム語を対象とした翻訳機能があるWeb会議ツールがなく、VoicePingを選択した形になります。翻訳は実際期待して使わせていただいております。
ベトナムの現地メンバーとのコミュニケーションに活用
実際に翻訳面で使ってみた感想はどうですか?またチームメンバーからの評判はいかがですか?
齊藤さん:
ベトナム語は文字起こしがたまに不正確なことがあるようです。ベトナム語はやはり発音が難しい部分があったりして、そうなると日本語への翻訳もたまにブレがあります。
とはいえ、あるのとないのとではやはり結構違いを感じます、現地の人がベトナム語であれこれと会話するわけで、いくつか単語が拾えるところがあると話の背景がわかりやすかったりします。次の会話の準備ができるという点でも役に立っています。
現地の人にもちょっとお話を聞いたんですが、通訳の方がいうには、私が話してVoicePing内で文字起こしされたことを、話を聞き逃したりした時にそのまま翻訳に役立てているそうです。そもそも日本語の文字起こし精度はかなり高いので、ベトナムの翻訳もある程度正確らしいです。現地の方が、こちらが日本語で何を話しているのか推察する分には十分だって話を聞きました。
実際に会議の長さやスピードを計測しているわけではないですが、次にどんな話をするのか推測がつくので理解のスピードは上がっている感覚があります。
※VoicePingでは今後、主に東アジア、東南アジアにフォーカスした文字起こしの精度改善を行う予定です。ご期待ください
ありがとうございます!VoicePingを使ってみて、他に感想やフィードバックなどございますか?
通話の品質がかなりいい気がしています。ベトナムの現地のメンバーと喋っているのに遅延が少ないし、同時に発話した時に片方の声が聞こえなくなるWeb会議システムなど結構あると思うんですが、そういったことがないのでいいなと思っています。
また、UI等に関しては過渡期なのかなと思っていて、アップデートの回数もすごく多いっていうのも印象的です。
また、基本的にはWeb会議のみで使用しているので、アイコンの上に翻訳の文章など出てきたら面白いという話などをしています!
言語の壁が機会損失にならないチーム作りを
今後の展望等はございますか?
私のチームの中で言えば、海外のメンバーと仕事をするとなると言語をはじめとするコミュニケーション課題は必ず発生すると思うのですが、それは機会損失になると考えています。言語学習は時間がかかるものですし。
だからそれをなんとかITの力で解決できないかなと思っています。その一つがVoicePingではあるんですけども、現在VoicePing上で行っている会議だけではなく、テキストコミュニケーションだったり色々あると思います。色々なやり方を試して、言語の壁が機会損失にならないようなやり方ができればなと思っています。
VoicePingについて
VoicePingは5人までなら全ての機能を無料で利用できるプロダクトになっているので、興味のある方はお気軽にお試しください。
VoicePingのホームページはこちら