言語の壁を超えたグローバルコラボレーション:株式会社ケップルグループのVoicePing活用事例

VoicePing
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株式会社ケップルグループは、スタートアップと投資家の両方を支援し、スタートアップ業界の発展に貢献する企業です。国際的なスタートアップエコシステムとの連携を強化する中で、言語の壁を越えるコミュニケーション手段が不可欠となっていました。

今回は、アフリカスタートアップとのネットワーキングイベントと全社イベントという2つの異なるイベントでVoicePingを活用いただいた、広報担当の冨田悠美さんとグローバルストラテジーセクションの赤尾早紀さんにお話を伺いました。

グローバルな視野を持つスタートアップ支援企業

まず、お二人の自己紹介と御社での役割について教えていただけますか?

冨田さん株式会社ケップルグループの冨田と申します。会社で広報と、自社で運営するスタートアップメディアKEPPLEの運営を担当しています。広報という立場で、インターナルコミュニケーション、つまり全社会議の運営や、他の部署が運営するイベントのサポートにも携わっています。

赤尾さん株式会社ケップルの赤尾と申します。グローバルストラテジーセクションに所属しており、日本の事業会社と海外のスタートアップやベンチャーキャピタル(VC)との橋渡しをする取り組みをしています。具体的には、海外スタートアップ情報に関するレポートを事業会社向けに提供したり、海外のVCを招いてセミナーの運営を行ったりしています。

御社全体としては、スタートアップ支援に重点を置いているのですね。

冨田さんそうですね。スタートアップと投資家の両方をご支援しており、その双方向でスタートアップ業界の発展に貢献していくことを目指しています。

2つのグローバルイベントでの挑戦

今回、VoicePingを2つのイベントでご利用いただきました。それぞれのイベントについて教えていただけますか?

赤尾さん私が担当したのは、アフリカのスタートアップ10社が日本に来日し、日本の企業と最初の接点を作るマッチメイキングツアーでした。3日間の日程の第1日目に、全員が集まってオープニングセッションを行う際にVoicePingを使用させていただきました。私はアフリカのスタートアップが来ることが決まったところから、約2、3ヶ月かけて、彼らの注力している領域や日本の状況について調査し、日本企業とのマッチングのための集客活動などを行いました。

冨田さん私が担当したのは、11月4日に開催されたケップルグループ全体の社内イベントです。ケップルグループは持ち株会社と関連子会社で構成されているグループ企業なのですが、普段はケニアに在住されている社外取締役の方が来日されました。社員は現在、日本人のみのため、基本的にパーティーは日本語で実施しますが、その社外取締役の方にもパーティーの内容を理解していただきたいということで、VoicePingを利用させていただきました。

VoicePing導入の背景:使いやすさとコストパフォーマンス

翻訳ツールは数多くありますが、その中でVoicePingを選んだ理由を教えていただけますか?

冨田さん:以前にも赤尾がいるチームで、海外のゲストの方にご登壇いただくイベントを実施した際に使わせていただいた実績がありました。その時の手軽さや、使用いただく方がQRコードを読み取っていただくだけで簡単に翻訳を見ることができるという点が非常に良かったです。

前回のご利用:https://voice-ping.com/blog/jp-customer-success-kepple/

優れたUIと言いますか、使いやすさ、そしてリーズナブルなコスト感というところで、他にもご紹介いただいた翻訳サービスがあったのですが、今回も改めて継続させていただくことになりました。

QRコードで実現した言語の壁を超えるコミュニケーション

実際にVoicePingを今回のイベントでご利用いただき、どのように問題解決できましたか?

赤尾さん:アフリカからいらっしゃった方々や、主催している国際貿易センターの方の英語でのプレゼンテーションの際に、参加された日本人の方々が、QRコードを読み取るだけで、特に何もダウンロードせず、すぐに内容を理解できたというのが非常に良かったです。面倒なステップなくスムーズに、そのセミナーの場で使えたというのはすごくありがたかったです。

スライド上にも「ここを読み取ってください」というものを1つ載せるだけで、言語の壁を超えられるというのがとても手軽でありつつ、皆さんも何も障害を感じずに全体が1つになれるというところが良かったです。

アフリカのイベントでは主に何語でのご利用でしたか?

赤尾さん:来日されたアフリカの皆さんは英語が堪能でしたので、基本的に英語を日本語に訳す形で、質疑応答があった場合に日本語から英語に翻訳するといったこともありました。日本人の事業会社の方も、英語を喋られる方とそうでない方どちらもいらっしゃいましたので、それに関係なくVoicePingのおかげでコミュニケーションが取れたかなと思います。

ありがとうございます。全社イベントではいかがでしたか?

冨田さん:全社イベントの方では、ゲストの社外取締役の英語スピーカーの方がお一人で、参加する社員はみんな日本人という形でした。ゲストの方がプレゼンテーションをするときは英語から日本語への翻訳、そしてゲストの方が聞いている際には日本語から英語への翻訳という形で使用させてもらいました。全員日本人の中にいらっしゃるのも不安もあったかとは思うんですが、会の内容も理解できたし、こちらの言葉も伝わってよかったというコメントを後からいただけたので、非常に良かったと思います。

参加者からの反応と翻訳精度

基本的には日本語と英語の翻訳を使われたということですね。翻訳の精度についてはいかがでしたか?

冨田さん:社員からも、「翻訳のツールってまだまだ内容が荒い感じで翻訳されるんじゃないかと思っていたが、思いのほかタイムリーに高い精度で訳してもらえるというのが驚きだった。すごい技術が進んでいるんですね」という声をもらいました。特に問題はなかったと思います。

参加者からの反応や、イベント中の様子はいかがでしたか?

赤尾さん:私は社内イベントの方で、ゲストである社外取締役のオリーさんという方がずっとお隣に座っていました。日本語で進行されるイベントだったので本来であれば疎外感を感じるかと思うんですけど、代表取締役CEOの神先の話や他のメンバーの話をずっと携帯を見て理解されていたのを確認していたので、私自身もオリーさんとの間に壁を感じずに、伝えなくてもちゃんとわかっているよ、という空気感ができていたなと思います。

冨田さん:私はピッチイベントでVoicePingをチェックしていました。登壇者もわかりやすく会社のことを紹介してくださることもあって、訳されている内容も特に問題なく理解していただけたのではないかと思います。参加者の方々の中には英語ができる方も多かったと思いますが、サポートが必要な方もいらっしゃったので、非常にお役立ていただけたのではないかと思います。

音声の取り込み等準備についても問題なかったですか?

冨田さん:全社会議の方では、前半のパートで社外取締役の方が登壇される部分は、音声ラインをPCと繋いで直接拾うようにしました。内容がしっかりクリアに聞き取れて翻訳できるようにしたかったためです。後半のパートでは、会場の音をマイクとPCで拾って翻訳してもらっていたのですが、どちらも特に精度が気になるところはなかったです。アフリカのイベントも会場のマイクシステムとオーディオとPCを繋ぎました。

改善してほしい点や、「ここはもう少し」と思った点はございましたか?

冨田さん:社内イベントの時は、翻訳された内容をスクリーンに映そうとしたんですね。文字の大きさや色を変えられたのは良かったんですけど、背景が黒ベースだったので、白になったら文字が読みやすかったかなと思います。もし今後アップデートがあるのであれば、白背景に黒文字で表示できると、会場で前に出すときに若干薄暗い場合でも問題なさそうだと思いました。

赤尾さん:私の方は、操作性のところで言うと、Notionに細かく書いていただいていたのを読みながら使うことができたので、良かったなと思います。あとは、もしかしたら別の機能があるのかもしれないですけど、他社のツールでは内容が最後にサマリーとしてドキュメントで送られてくる仕組みがあり、会議などで使う場合、そういうのがあると便利かなと思いました。

今後のグローバル展開への展望

御社や皆さんのチームの、今後の展望や目標について教えていただけますか?VoicePingが関わる点でもそうでない点でも構いません。

赤尾さん:グローバルなスタートアップビジネス支援の一環として、クライメートテックコンソーシアムという脱炭素に取り組まれる企業の方々に向けたコミュニティの運営もしています。今後もそちらの会員の皆様向けに海外の情報を継続的に取り入れて、セミナーなども開催しながら、取り組みを進めていきたいと思っています。

冨田さん:グローバルストラテジーセクションのチームが、海外との連携をどんどん推進してくれているんですけども、社外取締役と社外監査役にも外国人の方が入られましたし、これまで国内向けに提供していたサービスなども、今後グローバルに展開していく方向性を掲げています。

外国人の方とのコミュニケーションをとる機会がいろんな場面で増えてくると思っていますので、こういったツールも活用しながら、メンバー一人一人がグローバルな視野を拡げることにより一層力を入れていきたいと思っています。

まとめ

株式会社ケップルにおける、アフリカスタートアップとのネットワーキングイベントとケップルグループ全体の全社イベントという2つの異なるイベントでのVoicePing活用事例をご紹介しました。

QRコードを読み取るだけという手軽さで、アプリのダウンロードも不要。参加者全員が言語の壁を感じることなく、イベントに一体感を持って参加できたことが大きな成果となりました。

特に印象的だったのは、「英語ができる・できないに関わらず、皆さんコミュニケーションが取れた」という点です。これにより、日本人参加者は英語のプレゼンテーションを理解でき、海外からのゲストも日本語で進行するイベントの内容を把握できました。

ケップルグループのようにグローバル展開を加速させる企業にとって、VoicePingが単なる翻訳ツールではなく、国際的なコラボレーションを実現するための重要なインフラとなれるように改善を重ねてまいります。

VoicePingでグローバルイベントを成功に導く

VoicePingは迅速・正確なリアルタイム翻訳で言語の壁を取り払い、異なる国籍や文化の参加者がシームレスに交流できる環境を提供します。

📱 QRコードをスキャンするだけ

アプリのダウンロード不要。スマートフォンで簡単に翻訳内容を確認可能です。

VoicePingを導入することで得られるメリット:

🌍 多国籍参加者が母国語で内容を理解

どのセッションでも参加者が言語の壁を感じず、深く理解する環境を提供します。

⚡ 簡単操作と高精度翻訳で負担を軽減

直感的な操作と迅速な翻訳で、運営者の手間を大幅に削減します。

💡 参加者の満足度とイベント評価の向上

翻訳サポートを活用することで、イベント全体の質を向上させ、参加者のポジティブなフィードバックを獲得できます。

次のイベントを国際的な知識共有の場に進化させたい方、ぜひVoicePingをご活用ください!

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