VoicePing株式会社が自社製品の音声翻訳機能を使って韓国展示会 SoftWave 2022 に参加

VoicePing
VoicePing

VoicePingが 2022年12月7日から9日まで韓国ソウルCOEXで開催された大型展示会 SoftWave 2022に参加しました。韓国語を話せるメンバーが少ない中、VoicePingの音声翻訳機能をその場で活用しながら、展示会を成功裏に終えることができました。今回は、その話をご紹介致します。

SoftWave 2022に参加したVoicePingチーム
SoftWave 2022に参加したVoicePingチーム
300以上企業が参加する韓国のSoftWave
300以上企業が参加する韓国のSoftWave

SoftWave(ソフトウェイブ)は、2016年から開催されている韓国国内最大規模級のソフトウェア専門ビジネス展示会です。政府と自治体がスポンサーになっており、ITサービス、AI、IoT、ブロックチェーン、AR/VR、ゲーム等の分野から300社以上の企業が参加します。今年はソウルCOEXで12月7〜9日の3日間開かれ、2万人以上が訪れました。

展示会期間中は通常のブース展示以外にも、参加企業同士のコネクション形成のための食事会、韓国内ソフトウェア産業の展望に関するサミット、海外進出を促進するためのバイヤー訪問などの行事も同時並行で進行され、参加企業に多くのビジネスチャンスが生まれるように工夫されています。

韓国語がわからない状態でVoicePingを利用して展示会活動

VoicePingは、韓国の顧客獲得及び市場調査のため、唯一の日本企業としてSoftWave2022に参加しました。韓国語を話せるメンバーが1人しかいない状況で、ブースにきた複数の来場者たちの対応を迫られました。

VoicePingブースの様子

VoicePingの音声翻訳機能を利用した来場者対応

今回VoicePingのブースには、サービスを知りたい方や利用したい方、パートナーシップを築きたい企業の方、投資をしたい方、主催をしている記者などを含め、およそ500人程度の人が訪れ、用意していた300枚のパンプレットを節約して配る必要がある程でした。複数人の来場者が同時にブースに訪れた際に、韓国語が話せる人が1人しかいない状況の中、VoicePingチームはVoicePingの音声翻訳機能を使って日本語のわからない韓国人に説明を行いました。

音声翻訳機能で韓国人来訪者にVoicePingについて説明する日本人スタッフの様子
音声翻訳機能で韓国人来訪者にVoicePingについて説明する日本人スタッフの様子

一方的な説明だけではなく、逆に韓国語で質問を受けることも行っていきました。来場者の中には、韓国人以外にもロシア語やセルビア語を母語とする人もいて、自分の言語を使った音声翻訳を試し、その速度と正確さを評価しました。

VoicePingの音声翻訳デモ動画はこちら

VoicePingの音声翻訳機能を利用したサミット参加

ブース対応だけでなく、各分野の専門家が発表を行う形式のサミットでも音声翻訳を利用し、発表者が話す内容をほとんど問題なく理解できました。

VoicePingと同時に公開されている複数の他の音声翻訳アプリを利用して比較した結果、最近リリースされた「翻訳の最適化オプション機能」をつけた状態のVoicePingほど正確でリアルタイム性のあるアプリはありませんでした。

VoicePingの音声翻訳様子と他の音声翻訳ツールの比較

国際教育の現場でVoicePingを活用したい - 海外バイヤーの訪問

ブースには、シンガポール、ベトナム、マレーシア、そしてインドからのバイヤーが訪れ、商談を行いました。リモートで働くメンバーたちのマネジメントやコミュニケーションの難しさとグローバルチーム内の言語の壁による一体感の低下に関して意見を共有し、VoicePingのソリューションに対し高く評価しました。

特にマレーシアからのバイヤーは国際教育の現場にVoicePingを導入したいということで、現在VoicePingを試用しています。

ベトナムバイヤーとの商談
ベトナムからのバイヤーとの商談
マレーシアからのバイヤーとの商談

グローバルな組織・環境におけるVoicePingの可能性と今後

今回の展示会で、ハンガリーに工場を作っている大手会社から言語支援をして欲しいという声、世界各国向けに不動産セミナーを行っている方から利用したいという声、IT企業から韓国の国立大学などの公的機関に向けて一緒にソリューションを提供しようという声、大学の国際学科で利用したいという声などをいただき、VoicePingの導入とパートナーシップ構築の商談が進んでいます。

このような声と結果から、共有の言語を持てないメンバー同士が属するグローバルな組織及び環境において、リアルタイム音声認識機能が搭載されたメタバース空間は、メンバー同士のコミュニケーションと連帯感の形成という面で、確実な価値を生み出せると実感することができました。

英語圏でもない韓国という国で、VoicePingを利用して唯一の日本企業として成功的に展示会を終えることができたのも、その価値が発揮された結果だと考えられます。

一方で、UIの部分と技術的な部分で課題も見えてきています。今後は、顕著になった課題を解決し、さらにグローバルチームが生産的に仕事ができるプロダクトに進化させていきたいと思っています。

VoicePingについて

VoicePingはリアルタイム音声翻訳機能が搭載されているメタバース空間を提供するサービスです。5人までなら全ての機能を無料で利用できるプロダクトになっているので、興味のある方はお気軽にお試しください。

VoicePingのホームページはこちら

Comments are closed.

関連記事