外国メンバーとのコミュニケーションと労務管理のためVoicePingを導入 – 株式会社シェアウィズ

VoicePing
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国内のグローバル企業にとって、日本語が自由に話せない外国人メンバーと円滑にコミュニケーションを行うことは重要な課題です。今回は、音声翻訳機能を利用して外国メンバーとのコミュニケーションの量と質と、生産性管理機能で労務管理の効率を向上させるためにVoicePingを導入した株式会社シェアウィズの谷本さんに話を伺いました。

まず、事業内容について教えてください。

谷本さん:株式会社シェアウィズは、WisdomBase(ウィズダムベース)という拡張型エンタープライズラーニングマネジメントシステム(EE-LMS)というBtoBサービスとShareWis(シェアウィズ)というB2BとB2Cの学習プラットフォームを提供している会社です。

WisdomBaseは当社のメインサービスです。オンライン試験を実施できるシステムを提供しています。資格や検定試験を運営されている団体様や、社内の昇進・昇格試験を実施されている企業様などにご利用いただいています。

紙による試験運用は問題作成や会場手配、監督員の確保など運営者の負担が大きいと言われています。WisdomBaseで試験をオンライン化することで、試験運用に掛かる時間や費用を削減できたとのお声をいただいています。

WisdomBaseの特徴は、カンニングや替え玉受験などの不正を抑止する不正対策機能と、さまざまな問題形式や試験の運用に合わせて柔軟に対応できる試験機能です。

インカメラ監視やデスクトップ監視、タブ移動の禁止など豊富な機能で不正行為を抑止します。

試験機能では、選択問題だけでなく自由記述の問題などにも対応しており、試験の作成や差し替えが簡単におこなえます。また受験者別に受験できる試験を限定したり、問題ごとに制限時間が設定できたりと、お客様の試験運用に合わせて6千万通りの試験設定が可能です。

「6千万通り」と聞くと設定が大変そうと思われるかもしれませんが、基本的に機能のオンオフを切り替えるだけです。それほど操作は難しくありませんので、ご安心いただければと思います。

WisdomBase
出所:https://wisdombase.share-wis.com/

ShareWisはBtoC向けのオンライン学習プラットフォームです。自社開発した教材とパートナーからの提供で、会計や情報技術などスキルアップを目指したい方に向けた様々なテーマの教育用動画コンテンツを提供しています。

講座は1本あたり10分〜15分程度に分割されており、通勤などのスキマ時間に効率よく学習いただけます。

出所:https://share-wis.com/

英語でのコミュニケーションと労務管理効率を向上のためにVoicePingを導入

 VoicePingを導入することになった背景を教えてください。

谷本さん:2021年1月から会社の働き方がリモート化したことをきっかけに、バーチャルオフィスの利用を考え始めました。当時はまだVoicePingが公開されていなかったので、オフィスの部屋作りや音声通話などができるゲーム配信のツールや他社のバーチャルオフィスサービスを使っていました。

しかし、このツールを使い始めてしばらくは、業務効率の向上が見られたものの、解決できない課題もいくつかありました。まず、日本語が不自由な外国人メンバーが多く、音声でのコミュニケーションに抵抗があったこと。次に、そのツールでは労務管理のための機能がなく、あまり生産性が良いとは言えない状態でした。そこで、音声翻訳機能が入っていると同時に業務状況の可視化機能も入っているVoicePingを発見して、導入に至りました。

 VoicePingを使った労務管理について詳しく教えてください。

谷本さん:業務管理という点で、助かっているのは離席中ステータス機能です。人事の立場からすると、メンバーが実際にパソコンで作業しているのか、それとも席を外しているのかを判断できるのは非常に便利です。そのメンバーの作業状況を確認するために労力を割いたり、作業効率を気にしたりする必要がありません。また、その時その時だけでなく、メンバーがログインした時間、ログアウトした時間、離席中の時間をログとして確認できるので、とても便利です。

 音声翻訳機能はどのように役立っていますか?

谷本さん:私たちのメンバーは、ベトナムや台湾など様々な国から来ていて、英語を主なコミュニケーション言語としています。VoicePingの高品質翻訳のおかげで、前より英語でも日本語でも快適に会話ができるようになり、コミュニケーションが増えています。もっと音声翻訳の技術が発展してさらに精度が上がることを期待しています。また、今後は英語だけでなくベトナム語や中国語の翻訳機能も近々使ってみようと思っています。

他のメンバーの方々はVoicePingをどう使っていますか?

谷本さん:私たちはほとんどリモートで仕事をしていて、VoicePing内のバーチャルオフィス空間は私たちの会社にとって非常に重要なものとなっています。多くのメンバーがあまりオフィスに来ず、週に2日程度ですが、たとえオフィスに来たとしても、VoicePingを使って他の人とコミュニケーションをとる必要があります。仕事を始めるときは、VoicePingにログインして、自分のステータスを正しく設定し、他のメンバーが簡単にキャッチアップしてチームの作業状況を理解できるようにしなければいけないとルール化しているのですが、誰もストレスに感じていないと思います。

他にも例えば、円卓で他のメンバーにちょっと話してもらうなど、実際のオフィスと同じように気軽にコミュニケーションを取ることができます。他のチャットツールや会議ツールも使っていますが、VoicePingがワークフローの中心になっています。

国内のEE-LMS認知を拡大に向けて

シェアウィズの今後の展望をお聞かせください。

谷本さん:WisdomBaseの話になりますが、実は日本ではまだ EE-LMS の市場が大きくなっていない状況です。アメリカではこの市場でNASDACに上場している企業もいるぐらいなんですね。これは、良い言い方をすれば日本ではまだブルーオーシャンと言えます。一方で、これはまだ人々に認知されていないサービスだということにもなるので、やはりその認知を広めて行くことが重要だと考えています。EE-LMSをもっと広め、企業の生産性を向上させ、国の生産性、GDPにも貢献できたらと思っています。

VoicePingについて

VoicePingは無料で全ての機能を利用できるサービスです(5人まで)。仮想オフィスの導入をご検討の方は、気軽に無料でご試用ください。

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