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Toggleアイデア段階での創業者をマッチングする「triven」と官民連携の「Noroshi Startup HUB」
まず、事業内容について教えてください。
山岡さん:主に創業支援と新規事業開発の2つのドメインで事業を展開しています。創業支援の方は、起業したいけど始め方がわからないという、シード・アーリ・ミドル・レイターのステージよりも前のアイデア段階の人同士を全国から繋ぐことで、1人では進まなかったものが、2〜3人集まることでプロジェクト化して行くことを促す「triven(トリブン)」というマッチングサイトを運営しています。現在5000人以上の会員がいまして、400件程度のプロジェクト数が投稿されています。
そこで優れたアイデア等が出てきた時に、我々も共同創業という形で出資をし、開発費、法人化、販路拡大を含めて一緒に取り組む、官民連携のスタートアップスタジオ、「Noroshi Startup HUB」を運営しておりまして、現在20社ほどの企業をさせていただいています。なお、これらの活動を通して、アイデアの芽を吹かせるフェーズにおけるノウハウが溜まってきていまして、最近は企業の新規事業開をさせていただくことも増えております。
リテラシーが高くない人でも使いやすいVoicePingを導入
VoicePingを導入することになった背景を教えてください。
山岡さん:コロナになってからzoomが広く利用されるようになったと思いますが、zoomではどうしても解消できないのが「交流会の場」を作ることでした。弊社の場合、顧客が交流会から始まるものが多いのですが、いくらzoomを使ってブレイクアウトルームを作ったとしても気楽に喋れないという問題がありました。
そこで、専用のオンラインイベントツールや他の仮想オフィスを使用してみたんですけど、ユーザービリティーの問題があると思っていました。参加者は全員リテラシーが高い訳ではございません。例えば参加者の中には、50代で起業に再チャレンジしたいというシニアの方もいますが、このような方々が仮想空間上で活動するには難しさがあると思っていました。
そんな中VoicePingを発見して使ってみたら、気軽に入れる上にとてもわかりやすいUIになっており、ユーザービリティに優れていると思いました。例えば、他の仮想オフィスだと各ボタンの下にふりがながついてない場合が多かったです。確かにアイコンのみで表示した方がスタイリッシュだとは思いますが、「どこを押せば良いですか」と聞かれる方が多いのが事実です。その点、VoicePingでは「チャット」とか「ビデオ停止」など各ボタンごとに日本語で説明がついているので、誰でも使いやすく運営もやりやすいと思っています。
高いカスタマイズ性でイベントの進行がスムーズ
導入後、課題は解消されましたか?
栗山さん:そうです。使いやすいので、1回VoicePingの中に入ってしまえば、気軽で自由に話せるというのと、zoomとかと違ってそこに「いる」という実感があるので交流らしい交流ができています。
山岡さん:特にカスタマイズ性がかなり柔軟な点も役立っています。フロア背景の編集だったり、フロアに看板をおいたり、デザイン面も含めてやりたいことをすぐ実現できるのが嬉しいです。
栗山さん:確かにカスタムオブジェクトは融通が効いてて、イベントなどに必要なものを事前に準備できずに、当日必要なことを思いついてもその場ですぐ用意できる点は非常に助かっています。
アドリブワークス様のVoicePingイベントフロア
参加者の反応はどうでしたか?
栗山さん:新しい参加者が来られた場合には、VoicePingの中でできるものを紹介するツアーみたいなものをして自慢しているのですが、みなさんすごいと驚くのがリアルタイムの文字起こしと翻訳機能です。近くの人にのみ声が聞こえるので、内緒の話ができますと伝えるとテンションも上がります。
また、運営する側として録画機能はすごく役立っています。参加できなかった方が、後から管理画面で録画ファイルをダウロードして見れると伝えられるので助かっています。
どんなに素晴らしい企業でも「初めはアイデア」を証明
最後に今後の展望について教えてください。
山岡さん:大きく3つの方向性に分けることができます。
1つ目は、
次に、
最後に海外への展開です。
VoicePingについて
VoicePingは5人までなら全ての機能を無料で利用できるプロダクトになっているので、興味のある方はお気軽にお試しください。
VoicePingのホームページはこちら