海外建設プロジェクトが増加する中、多国籍チームでのコミュニケーションはますます重要になっています。今回は、海外プロジェクトでの多言語会議に VoicePing を導入いただいた鉄建建設株式会社の管理本部でご活躍中の金さんとマイケルさんにお話をお伺いしました。
海外プロジェクトにおける言語の課題と解決への道のり
お二人の役割について教えてください
マイケルさん:
チュー・マイケルと申します。カナダ出身で、鉄建建設の管理本部で働いています。主な業務としては、海外プロジェクトに関わる外国の方とのやり取りを担当しており、英語ネイティブとして多国籍の人々とのコミュニケーションや書類翻訳も行っています。
金さん:
金・光男と申します。中国出身で、2012年に入社してから土木部で海外建設プロジェクトの工事管理を行っています。契約管理をメインとして担当しており、現在はマイケルさんと同じ部署で働いています。
VoicePing導入の背景は?
マイケルさん:
海外プロジェクトがあるので、現場の人とのやり取りでオンライン会議がよく開かれています。共通言語は英語となりますが、英語があまりわからない社員もいるため、そういう方々が参加できるようにする必要がありました。
以前から他のリアルタイム翻訳アプリを使っていましたが、あまり音声や発音を拾えず、結局意味不明な文字起こしがよくありました。その改善を図るために他のアプリをいろいろ調査していたところ、VoicePing を偶然見つけて試してみて、すごく驚きました。
導入後の変化:「意味不明でついていけない」から「正確な」へ
マイケルさん:
すごく便利です。それまでは意味不明な文字起こしに慣れていたので、いきなり正確な文字起こしになって本当にいい意味でびっくりしました。早速導入することになりました。
トライアルをさせていただき、その効果を実感してから正式導入という形でした。
どのような場面で使用されていますか?
マイケルさん:
主にウェブミーティングで使用しています。利用言語としてはほとんど英語から日本語への翻訳利用です。ほとんど Teams を使っており、基本的には内側(自社側のみ)で使っています。相手側に翻訳を共有するというのはほぼ行なっていません。特別な設定が必要ないので、すぐに Teamsや他の会議アプリでも使えます。別のスクリーンで VoicePing を開けばすぐに利用できるので、操作が簡単で便利です。
アプリをただ開くだけで、すぐ使える点ではすごく満足しています。相手に迷惑をかけずに利用できる点も嬉しいです。
専門用語にも対応:建設業界での実用性
建設業界の専門用語等もあると思いますが問題はないですか?
マイケルさん:
あまり問題ないです。もちろん建設業界ではあまり知られていない専門用語がよく出てくるんですけど、私の感じているところでは、あまり違和感を感じなかったです。VoicePing の言葉選びに対して、どんな分野でも対応できそうな感じがしています。
チーム全体での活用と効果
会議室でのスクリーン表示についてはどのような運用なのですか?
マイケルさん:
いろんな会議室がありますが、だいたい1つの大きなスクリーンがあります。その場合、実際に会議にいる人が見えるように、VoicePing をその大きなスクリーンに映します。一部のメンバーは、携帯でVoicePingを使うことを好みます。
メンバーからの反応は?
マイケルさん:
前に使っていたアプリを実際に使っていた人たちは、意味不明な文字起こしにも慣れていたので、そういう人たちは特に驚きました。自分の声でも試したり、難しい文章を読み上げながらいろいろテストしましたが、正確な出力に参加者全員がとても驚いていました。
VoicePing 選択の決定的要因
マイケルさん:
精度が高かったんです。チームメンバーは、リアルタイム翻訳で正確な翻訳が欲しいという要求が大きかった。でも私の観点からは、翻訳よりも正確な文字起こしの方が重要だと思います。
ちょっと拾えなかったり正確ではない文字があるまま翻訳してしまうと、そのまま正確ではない翻訳が出てくるので。VoicePing は拾った内容を、AI が拾ったデータを意味が通るように少し編集してから翻訳するみたいなので、結局正確な結果が出るという点が一番大きかったです。
今後の展望と期待
改善要望や追加機能について
マイケルさん:
特に改善点はないんですけど、ちゃんと意味があってわかりやすい翻訳をしていただければ、問題ないです。実際にそうやっていただいています。
今後の会社での展開について
マイケルさん:
結構大きな会社なので、その他の社員に VoicePing を普及させることもあるかもしれないですね。フレキシブルなプランがあれば、助かります。
まとめ
鉄建建設株式会社における VoicePing 導入事例では、海外建設プロジェクトでの多国籍チーム会議において、言語の壁を効果的に解決できたことがわかりました。
特に印象的だったのは:
- 精度の大幅な向上: 従来の「わかりづらい文字起こし」から「正確な文字起こし・翻訳」への劇的な改善
- 簡単な導入・運用: 特別な設定や相手側への準備依頼が不要
- 専門用語への対応: 建設業界の専門用語も違和感なく翻訳
- チーム全体での活用: 大画面のスクリーン、もしくは自分の携帯により、参加者全員が翻訳内容を確認可能
海外プロジェクトが増加する建設業界において、VoicePing のようなリアルタイム翻訳ツールは、多国籍チームでのスムーズなコミュニケーションを実現する重要なソリューションとなることが実証されました。
今後も、より多くの企業や部署での展開が期待され、グローバルなプロジェクト推進力の向上に貢献していくものと考えられます。
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