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[2023年版]AI議事録作成ツール9選!利用用途別におすすめ製品を紹介

AIを活用して業務効率化をする動きが出てきていますが、議事録作成も効率化できるようになりました。

さまざまな会社がAI議事録作成ツールを販売し始めているため「どのツールを選ぶべきなのだろうか?」と悩んでしまうでしょう。そのような悩みを抱えた方向けに、おすすめのAI議事録作成ツールを厳選してご紹介します。

この記事を読めば、どのツールを導入すべきかがわかるようになるため、ぜひ参考にしてみてください。

[はじめに]AI議事録作成ツールとは

AI議事録 要約

AI議事録作成ツールとは。AIを活用して会議内容を認識して文字起こしするツールをいいます。

ChatGPTの登場により、文字起こしの内容を要約できるようになり、議事録者の業務負担が減らせると注目を浴びています。AI議事録作成ツールを利用して、議事録作成の負担を70%削減したという成功事例もあり、活用する企業が増えてきました。

AI議事録作成ツールについて詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

関連記事:『[2023年版]ChatGPT議事録作成ツールが登場!使い方、精度、有効性を簡単に解説

AI議事録作成ツールの比較方法

AI議事録作成ツールは、さまざまなサービスが登場しています。そのため、最初にツールの比較方法を学んでおきましょう。

音声認識レベル

AI議事録作成ツールを使用する場合は音声認識力が高いものを選ぶようにしましょう。なぜなら、文字起こしが自動化できれば議事録作成の負担を減らせるためです。

議事録作成ツールで販売されているものは、基本的に音声認識力が高いです。しかし、万全とは言えないため、録音機能や必要な箇所だけを聞き直せる機能が搭載されているツールを選ぶことをおすすめします。

サービス形態

AI議事録作成ツールのサービス形態は「Web会議システム一体型」「Web会議システム連携型」「音声データ登録型」があります。 

Web会議システム一体型

  • Webシステムと議事録作成ツールが一体となっている
  • 2つのツールを連携させる必要がないため初期設定が不要 

Web会議システム連携型

  • ZoomやMicrosoftTeamsなどに連携して使用する
  • 初期設定が必要になるが普段使用しているシステムが利用できる 

音声データ登録型

  • ボイスレコーダーなどのデータを文字起こしできる
  • インタビューの音源などの文字起こしに向いている

機能

AI議事録作成ツールによって機能が異なりますが、以下が含まれていると作業がしやすくなります。そのため、求めている機能が搭載されているかを確認するようにしましょう。 

[議事録作成に便利な機能]

  • 話者機能:会議の発言者を識別する
  • タイムスタンプ機能:発言内容の時刻を記録する
  • 録音機能:会議や会話の内容を録音する
  • 編集機能:エディタ上で議事録を編集できる
  • 共有機能:ツール内の議事録をメンバーで共有できる
  • 出力機能:ワードやPDFで資料として出力できる
  • 音声聞き直し機能:議事録箇所の音声を聞き直せる
  • 用語登録機能:専門用語を出力できるようにする
  • 翻訳機能:会議の内容をリアルタイムに翻訳する 

また、話者の感情を把握したり営業力を点数化できたりする解析機能なども登場してきています。

料金体系

AI議事録作成ツールの料金体系は各社で異なるため、予算に見合うものを選ぶようにしましょう。また、平均相場と比較して高いかどうかを確認できると、後悔せずに済みます。

AI議事録作成ツールの平均相場は以下の通りです。

  • 月額料金型のサービス:月額3万円
  • 1ユーザー課金型のサービス:月額900円/ユーザー

また、AI議事録ツールには複数のプランがあって、それぞれ文字起こしができる時間が決められています。そのため、会議時間分の文字起こしができるプランを選ぶようにしましょう。

セキュリティ

AI議事録ツールを利用する場合は、セキュリティ上安全に使えるものを選ぶようにしましょう。なぜなら、会議で話す内容は機密情報であることが多く情報漏洩に気をつける必要があるためです。

そのため、SSLを用いて暗号化処理しているツールやアプリの脆弱性対策しているツールを選びましょう。

少し値段が高くなりますが、お客様専用クラウドを用意しているサービスを利用すれば、外部に情報が漏れることはありません。ここまでセキュリティ対策を行う必要はないと思いますが、安全に使用できるツールを選ぶようにしましょう。

AI議事録作成ツールの比較表

AI議事録 比較表

AI議事録作成ツールの選び方をご紹介しましたが、数多くのツールが販売されており、どれを選ぶべきか悩んでしまうでしょう。そのような悩みを解決するために、AI議事録作成ツールの比較表を作成しました。  

おすすめのAI議事録作成ツール9選

AI議事録作成ツールの比較表を掲載しましたが、おすすめのツールを厳選してご紹介します。ここでは、各ツールの特徴について解説しているため、どのAI議事録作成ツールが良いか判断材料になるはずです。

53ヵ国の言語にリアルタイム翻訳ができる「VoicePing」

VoicePing
出典元:『VoicePing』

VoicePingは、Webシステムと議事録作成の機能が搭載されている仮想オフィスツールです。

1,800人のユーザーが利用しています。多くのユーザーに選ばれている理由は、Web会議の内容をリアルタイム翻訳ができることです。議事録作成ツールの中で最も多い53ヵ国語の翻訳に対応しています。

また2023年4月からChatGPTを活用した議事録の要約機能が搭載されて、議事録作成を効率化できるようになりました。そのため、外資系企業との会議を円滑に運営してきたい人から支持を集めています。文字起こしが上手くいかなかった箇所も聞き直すことができるため安心です。

有料の議事録作成ツールの中ではコストパフォーマンスが優れているため、外資系企業と取引がない方にもおすすめのWebシステム一体型のツールです。

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専門用語が登録済みの議事録ツール「AIGIROKU」

AIGIROKU
出典元:『AIGIROKU』

AIGIJIROKUは、6,000社で利用されている自動議事録ツールです。ZoomやSkype、Microsoft Teamsと連携するだけで会議内容を字幕表示できます。

大きな特徴は、業界の専門用語が事前に登録されている。利用者側が専門用語を登録する手間が省けることが魅力となっている。

編集機能で議事録の内容を修正できたり、そのままの情報を共有できたりすることも魅力です。さらに 30 か月の国の言語に翻訳できます。

また、SSLを用いて暗号処理しているため、会話内容が外部に漏れることもありません。他のサービスと比較して料金が高く設定されていますが、高機能な議事録作成ツールをお探しくださいという方におすすめです。

さまざまな場面で利用できる「AI議事録取れる君」

AI議事録取れる君
出典元:『AI議事録取れる君』

AI議事録が取れる君は、業界初のAI自動要約ツールとして注目の自動議事録ツールです。Microsoft TeamsやZoomと連携して使います。

他の議事録作成ツールの大きな違いは、会議だけでなく、音声データを使って文字起こしや要約できることができることです。また16ヶ月以内の翻訳にも対応しています。そのため、ウェブ会議や取材などあらゆるビジネスシーンでご利用いただけます。

議事録は共同編集ができるため、議事録作成のスピードを上げたい方におすすめです。

シンプルな操作性が魅力「スマート書記」

スマート書記
出典元:『スマート書記』

スマート書記は、2,500社に導入されている議事録作成ツールです。全てのWeb会議システムと連携することも可能です。 

スマート書記は議事録作成を効率化する基本の機能が全て搭載されています。会議内容の「録音」「文字起こし」「抽出」「編集」「共有」ができるため、議事録作成を効率化できる実際にスマート手帳で議事録作成業務の負担を70%削減できた成功事例もあります。

また、サービスを導入する際は専任担当者が導入をサポートしてくれる安心感も魅力となっています。

会議や商談参加者の感情分析ができる「ZMEETING」

ZMEETING
出典元:『ZMEETING』

ZMEETINGは国立研究開発法人産業技術総合研究所のベンチャー企業が開発したAI議事録作成ツールです。Zoomと連携して利用するWeb会議システム連携型です。 

大きな特徴は人の声のトーンを捉えて話者を特定できることです。そのため、オンライン・オフライン会議のどちらの会議でも有効です。

また、話者の感情認識機能が搭載されています。そのため、会議参加者などを測定することができます。 

お客様専用のクラウドを提供「COTOHA Meeting Assist」

COTOHA Meeting Assist
出典元:『COTOHA Meeting Assist』

COTOHA Meeting Assistは、NTTCommunicationsが提供している議事録作成ツールです。議事録の概要機能や議事録機能はつきません。

しかし、お客様専用のクラウドを提供しており、会議内容の情報漏洩対策ができます。お客様専用のクラウドを提供しているのは、COTOHA Meeting Assistのみです。

議事録作成の機能性は他よりも劣りますが、社内外の重要な会議内容が漏れないようにセキュリティ対策したいという方でも満足できます。

営業担当者のスキルをスコアかできる「ACES Meet」

ACES Meet
出典元:『ACES Meet』

ACES Meetは商談の議事録を作成するために東大松尾研究所が開発したツールです。 

大きな特徴は解析機能が搭載されており、営業担当者のパフォーマンスをスコアリングできることです。

所属人材化しやすい各担当者の商談データを分析して人材育成に取り組むことができます。

商談映像からは「表情」「視点」「話し方」「内容」が分析でき、音声からは「話速」「トーン」などを分析できます。

そのため、営業成績が良い担当者と営業成績が悪い担当者を比較することが可能な担当です。

各メンバーの商談状況が可視化できる「YOMEL」

YOMEL
出典元:『YOMEL』

YOMELは、会議や商談の議事録をワンクリックで作成できるツールです。

大きな特徴は、マネージャー向けに議事録管理機能が搭載されていることです。社内のメンバーがお客様と話した内容をそこで理解できて、問題が起きている商談に対してフォローができます。

また、キーワードを指定しておけば、特定のワードが出てきた後にアラートが発生する機能もあります。そのため、商談やカスタマーサポートのフォローをしたい方におすすめのツールです。

インターネット未接続で使用できる「AmiVoice ScribeAssist」

AmiVoice ScribeAssist
出典元:『AMiVoice ScribeAssist』

AmiVoice ScribeAssistは、企業・官公庁・教育機関など500社以上に導入されているアプリです。選ばれている理由は、オフライン型のアプリケーションであることです。インターネット未接続庁の状態でも利用できるため、情報漏洩のリスクを抑えられます。

また、クラウドに音声データを送信しないためWeb会議の内容を文字起こしする際に遅延しません。そのため、未接続でインターネットに接続したいという方におすすめのツールです。

音声データの文字起こしに優れた「RIMO Voice」

RIMO Voice
出典元:『RIMO Voice』

RIMO Voiceは音声データの文字起こしができる議事録作成ツールです。1時間の音声データであれば5分前後で文字起こしができます。

大きな特徴は、テキストと音声が考えるスライダー機能です。テキスト部分を選択すると、その箇所から音声を聞き返すことができます。そのまま、テキストを修正することも可能です。そのため、音声データの文字起こしをしたい場合などに役立ちます。

また、RIMO Voiceは文字事件の修正を依頼することも可能です。そのため、会議や取材など文字起こしの機会が多い人は利用を検討してみると良いでしょう。

まとめ

今回は、おすすめのAI議事録作成ツールを厳選してご紹介しました。各製品で特徴は異なるため、自社に見合ったものを選ぶようにしましょう。

例えば、多言語翻訳が必要な会社、会議で専門用語が多く使われる会社は導入すべきツールが異なります。今回は各製品の主な特徴をご紹介しました。ぜひ、この記事を参考にして議事録作成ツールを導入してみてください。

VoicePingは、リーズナブルな料金で議事録作成ツールを使用したい企業、外資系企業との取引が多い企業におすすめのツールです。無料トライアルも用意しているため、ぜひ興味を持った方は、お試しで導入してみてください。

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