【2025年版】オフラインイベント・ウェビナーに最適なAIリアルタイム翻訳ツール比較10選

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グローバル化が進む中、国際的なイベントやカンファレンスの開催は年々増加しています。今では数十か国から参加者が集まる大規模イベントも珍しくなく、運営側には「多言語対応」という新たな課題が突きつけられています。

こうした中で大きな問題となるのが、通訳コストです。大規模イベントでは、各ルームごとに複数言語の通訳者を配置する必要があり、その費用は莫大になります。中小規模のイベントでも、わずか20〜30分程度の通訳ニーズに対して専属通訳者を手配するのは、コストパフォーマンスの面で現実的ではありません。さらに、通訳は高い集中力を要するため、10分ほどで交代が必要となり、結果的に複数名体制でのアサインが必要になります。これにより、必要経費はさらに膨れ上がってしまいます。

このような背景から、近年注目されているのがAIリアルタイム翻訳ソリューションです。AIを活用すれば、通訳コストを大幅に抑えながら、同時に複数言語への対応を実現することが可能になります。人手に頼らずスムーズに運営できる点は、イベントの成功を左右する重要な要素となりつつあります。

2. オフラインイベント・ウェビナー向けAI翻訳ツールの選び方

(1) イベント形式に合わせて選ぶ

まず最初に考えるべきは、イベントの開催形式です。
対面型イベントでは、会場内でリアルタイムに翻訳結果を共有できる仕組みが重要です。スマートフォンやタブレットからQRコードで簡単にアクセスできるツールがあれば、参加者の負担も少なく、スムーズに運営できます。
一方、ウェビナーやオンデマンド型のオンラインイベントでは、ブラウザから直接利用でき、配信画面と翻訳字幕を連携できるツールが適しています。アーカイブ配信に対応しているかも重要なチェックポイントとなります。

(2) 規模に応じた拡張性

イベントの規模によって、求められるシステムの性能は大きく変わります。
数十人規模のセミナーであれば比較的シンプルなツールでも対応できますが、数百〜数千人規模の国際カンファレンスでは、高負荷にも耐えられる拡張性が必須です。大量同時接続を想定したシステム設計かどうか、事前に確認しておく必要があります。

(3) 参加者のアクセスのしやすさ

どれだけ高性能な翻訳ツールでも、参加者が使いにくければ意味がありません。
アプリのインストールが不要な「ブラウザアクセス型」や、ワンクリックで参加できる「QRコード型」など、操作の手軽さを重視して選びましょう。特に海外からの参加者が多い場合、直感的に使えるインターフェースは大きなメリットになります。

(4) 翻訳精度と遅延の少なさ

AI翻訳ツールを選ぶ上で、翻訳精度とリアルタイム性は最重要ポイントです。
専門用語や固有名詞への対応力、翻訳スピード(遅延の少なさ)は、イベントのクオリティに直結します。可能であれば、事前にデモ版を試して精度やレスポンスを確認しておくと安心です。

(5) コストパフォーマンス

最後に重要なのが、コストパフォーマンスです。
高性能なシステムでも、イベント規模や目的に対してコストが過剰であれば意味がありません。
料金体系(参加者数単位・時間単位・定額プランなど)や、サポート体制の充実度も含めて、総合的に判断しましょう。

3. オフラインイベント・ウェビナ向けAIリアルタイム翻訳ツール10選

(1) VoicePing

VoicePingは、国際イベントや学術カンファレンス、企業セミナーにおいて、リアルタイムAI翻訳と文字起こしを同時に提供するクラウド型通訳ソリューションです。
高価な通訳機材やブース、通訳者の手配は不要。QRコードを読み取るだけで、参加者は自身のスマートフォンから音声と字幕の翻訳を即時に受け取ることができます。

国内外での導入実績も豊富で、Nostrasia(X〈旧Twitter〉共同創業者ジャック・ドーシー来日イベント)や、ソニーミュージックソリューションズ主催「AnimeJapan」、アジア最大級の獣医学会議「FAVA」などでも採用され、最大700人規模のQRコード翻訳参加など、多様なイベント形態で高く評価されています。

導入事例はこちら

<特徴>

  • 45カ国語対応のリアルタイム音声&字幕翻訳(自動言語認識対応)

  • QRコード参加型でアプリ不要。参加者はスマホのブラウザで即アクセス

  • PC一台で最大2000人まで対応可能。対面・オンライン両対応

  • リアルタイム翻訳修正機能や、翻訳文の記録・要約(レジュメ)も自動生成

  • 専門用語登録や用語辞書カスタマイズで精度向上

  • イベント後の議事録・録音・翻訳内容をすべて保存可能

⬇️ 参加者がQRコードを読み取り、VoicePingの翻訳チャンネルにアクセスしている様子の動画です。

料金は以下になります。

公式サイト:VoicePing

(2) Pocketalk(ポケトークカンファレンス アプリ版)

専用通訳者も機材も不要、参加者のスマートフォンだけで翻訳を文字と音声で届けられるAI同時通訳ツールです。会場スクリーンへの翻訳投影にも対応し、シンプルな運用で多言語対応を実現します。

<特徴>

  • QRコード読み取りだけで参加可能

  • 30言語対応、音声+字幕で翻訳表示 (登壇者の言語は10言語までに限定)

  • パソコン1台で簡単導入 

  • ANAや日本皮膚科学会など導入実績あり

<料金>

要お問い合わせ。利用時間、登壇者の話す言語数、参加者の人数により設定

公式サイト:Pocketalk

(3) Flitto(Live Translation)

Flitto Live Translationは、イベントやカンファレンスにおいて、AIによる高精度な同時通訳を実現する最新の多言語翻訳サービスです。
参加者は自分のスマートフォンを通じて、音声と字幕の両方で翻訳内容をリアルタイムに受け取ることができ、従来の通訳ブースやヘッドホンが不要なシンプルな運用が可能です。

<特徴>

  • 最大38言語に同時対応、音声+字幕のリアルタイム翻訳を提供

  • 専用機材不要、QRコードで簡単アクセス

  • 専門用語にも強く、業界ごとのカスタム翻訳エンジンを搭載(IT、医療、製造業など)

  • 3秒以内の高速翻訳とノイズ環境への強い適応力

  • 音声リプレイ、翻訳文保存、レジュメ

<料金>

要お問い合わせ。セッションの数、プレゼンターが使用する言語の数、オーディエンスの人数により費用を決定

公式サイト:Flitto

(4) Interprefy

Interprefyは、Zoom、Teams、Webexなど、60以上の会議プラットフォームと連携し、プロ通訳者による同時通訳AIによる音声翻訳・字幕表示を提供する、ハイブリッド型の多言語会議ソリューションです。
オンライン、ハイブリッド、メタバース、さらには宇宙空間での会議にも対応しており、50,000件以上の国際会議で活用された実績があります。

 

<特徴>

  • Zoom・Teams・Webexなど主要会議ツールとシームレスに統合

  • プロの同時通訳者による音声通訳 + AI翻訳による字幕表示

  • 参加者が言語を選べるマルチリンガルUI、聴覚障害者向けサポートにも対応

  • ISO 27001認証取得済みの高セキュリティ(暗号化ストリーミング、2FAなど)

  • 会議内容の録音・文字起こし・編集も対応可能

  • メタバースや宇宙ステーションでの使用実績あり(ISS、北極探査など)

<料金>

要お問い合わせ。

公式サイト:Interprefy

(5) EventCAT

EventCATは、オンライン会議・オフラインイベント・ライブ配信など、さまざまな場面でAIによるリアルタイム翻訳と字幕表示を提供するクラウドベースの言語支援ツールです。ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議にも対応し、イベント会場ではスクリーン表示+QRコード連携により多言語字幕を提供。誰でも簡単に翻訳結果を確認できます。

<特徴>

  • Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsなどに対応したオンライン同時通訳Bot

  • イベント会場では、スクリーンとQRコードで翻訳表示が可能

  • リアルタイム字幕(音声読み上げ機能付き)、ライブ配信にも対応

  • 43言語対応、多国籍イベントやフォーラムに最適

  • 会議後に文字起こしをダウンロード可能、セキュリティもSOC 2 Type II 認証済み

料金は以下になります。

ソース:https://www.eventcat.com/

公式サイト:EventCAT

(6) KUDO

KUDOは、200以上の言語に対応するAI翻訳とプロ通訳者を組み合わせたハイブリッド同時通訳プラットフォームです。
会議やイベントの形式を問わず、対面・オンライン・ハイブリッドすべてに対応し、あらゆるデバイス・ツール上で利用可能。国際的なビジネス展開や社内の多言語コミュニケーションにおいて、誰もが自分の言語で理解・参加できる環境を実現します。

<特徴>

  • AI翻訳+プロ通訳者の柔軟な組み合わせが可能(12,000人以上登録)

  • 最大200言語対応、音声・字幕の両方に対応

  • QRコード接続で、参加者はアプリ不要でスマホから簡単に利用可能

  • 自動言語検出・性別選択可能な音声スタイル・専門用語グロッサリ対応

  • ZoomやTeamsをはじめ、ほぼすべての会議ツールと互換性あり

  • グローバル企業・行政・教育機関に多数導入(Microsoft、TEDx、政府機関など)

料金は以下になります。

ソース:https://kudo.ai/pricing-plans-and-features/

公式サイト:KUDO

(7) Talo

TALOは、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなどの主要なビデオ会議ツールと連携し、60言語以上に対応するリアルタイムAI通訳を提供するソリューションです。会議中に参加者の発話を自動で聞き取り、即座に翻訳して表示・読み上げすることで、言語の壁を感じさせないシームレスなコミュニケーションを実現します。

<特徴>

  • 60ヶ国語対応の高精度リアルタイム音声翻訳

  • Zoom・Teams・Meetとのシームレスな統合

  • ボットが自動で参加者の発話を聞き取り・翻訳

  • データを保存しない設計で、SOC 2・ISO 27001準拠の堅牢なセキュリティ体制

  • 7日間無料トライアルあり、キャンセルも自由

料金は以下になります。

ソース:https://www.taloai.com/ja

公式サイト:Talo

(8) Stenomatic

Stenomaticは、アプリのインストールや機材なしで導入可能な、会議・イベント向けのAIライブ翻訳プラットフォームです。
イベントの音声をリアルタイムで132以上の言語に翻訳し、参加者のスマートフォンに字幕や音声で届けることができます。ZoomやTeamsなど、どの配信ツールでも連携できる柔軟さと、2分で完了するシンプルな導入が特長です。

<特徴>

  • 132言語対応、多言語字幕&音声翻訳に対応

  • アプリ不要、参加者はモバイルでURLを開くだけ

  • Zoom、Google Meet、YouTubeなどすべての会議・配信ツールと連携可能

  • セットアップはわずか2分、追加機材も不要

  • NGO、企業イベント、教会配信など幅広いユースケースに対応

  • API連携で、自社サービスへの翻訳レイヤー組み込みも可能

料金は以下になります。

ソース:https://www.stenomatic.ai/pricing

公式サイト:Stenomatic

(9) Maestra AI

Maestra AIは、ライブイベント・オンライン会議・配信向けに、125言語以上のリアルタイム翻訳・字幕表示を提供するAI翻訳プラットフォームです。
Chrome拡張機能やWebアプリから簡単に操作でき、ライブ音声を即時にテキスト化・翻訳し、字幕として視聴者に届けることで、イベントのアクセシビリティを一段と高めます。

<特徴>

  • 125言語以上に対応したリアルタイム字幕生成&翻訳

  • ブラウザベースで操作可能。アプリのインストールは不要

  • Chrome拡張でブラウザタブの音声もキャプチャ・翻訳可能

  • OBS・vMixとの連携でライブ配信にも対応

  • 音声認識精度が高く、聴覚障がい者へのアクセシビリティ向上にも貢献

  • 会議音声の録音・編集・書き出しが可能

料金は以下になります。

ソース:https://maestra.ai/

公式サイト:Maestra AI

(10) Snapsight

Snapsightは、リアルタイム音声翻訳と要点整理機能を組み合わせた、イベント特化型の次世代ライブ翻訳プラットフォームです。
参加者はQRコードをスキャンするだけで、自身のスマートフォンから多言語翻訳を即時に受信可能。翻訳だけでなく、セッションごとのキーポイントを視覚化して提供することで、より深い理解と満足度を実現します。

<特徴>

  • 音声翻訳+自動要約+ビジュアル化されたキーテイクアウト機能

  • QRコード接続で、アプリ不要・即アクセス

  • 専用機材や複雑なセットアップ不要、数分で導入可能

  • プレゼンターの操作不要、参加者が言語を自由に選択

  • セッション内容を視覚的に整理し、言語の壁を越えて理解を促進

料金は以下になります。

ソース:https://www.snapsight.com/en/pricing/

公式サイト:Snapsight

サービス比較表

4. イベント通訳にAIを導入する時代へ

国際的なカンファレンスや多言語対応が求められるイベントが増える中で、AI同時通訳ツールの導入は“コスト削減”と“運営効率化”を両立する現実的な選択肢となりつつあります。

今回ご紹介した10のツールは、それぞれ強みや用途が異なり、

  • ZoomやMeetとの連携がしやすいもの

  • 対面イベントでQRコードだけで利用できるもの

  • 要約や議事録まで提供する高機能型
    など、用途・規模・予算に応じた選定が可能です。

「翻訳精度」「操作の手軽さ」「コスト感」「参加者の体験価値」などを基準に、自社イベントに最適なツールを選んでみてください。
AI通訳は、もはや未来の話ではなく、“今すぐ導入できる現実的な選択”です。

5. VoicePingで、あなたのイベントを「誰もが知識を共有できる国際フェスティバル」へ

VoicePingは迅速・正確なリアルタイム翻訳で言語の壁を取り払い、異なる国籍や文化の参加者がシームレスに交流できる環境を提供します。

📱 QRコードをスキャンするだけ!
スマートフォンで簡単に翻訳内容を確認可能です。講演やピッチ、ネットワーキングの場でもスムーズなコミュニケーションをサポートします。

VoicePingを導入することで、こんなメリットが得られます:

🌍 多国籍参加者が母国語で内容を理解
どのセッションでも参加者が言語の壁を感じず、深く理解する環境を提供します。

⚡ 簡単操作と高精度翻訳で負担を軽減
直感的な操作と迅速な翻訳で、運営者の手間を大幅に削減します。

💡 参加者の満足度とイベント評価の向上
翻訳サポートを活用することで、イベント全体の質を向上させ、参加者のポジティブなフィードバックを獲得できます。

次のイベントを国際的な知識共有の場に進化させたい方、ぜひVoicePingをご活用ください!

詳しくは、個別説明会へお申し込みください。
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