新世代のコミュニケーションツールとしてソーシャルVRが注目されています。仮想空間で会話できるサービスですが、具体的に何ができるのかよくわからない方も多いでしょう。
今回はソーシャルVRサービスの概要をはじめ、できることや使い方の基本、おすすめサービスなどを解説していきます。ソーシャルVRの注意点についても触れているので、利用する前に一読してみてください。
目次
ToggleソーシャルVRサービスとは?
ソーシャルVRサービスとはどのようなサービスなのでしょうか。理解を深めるためにソーシャルVRサービスの概要や構成要素、利用環境、通常のSNSとの違いなどを解説します。
ソーシャルVRサービスの概要
ソーシャルVRサービスとは、バーチャルリアリティ空間(デジタル情報で構築した現実とは切り離された仮想世界)でユーザー同士がコミュニケーションを交わせるサービスです。
すでにさまざまなソーシャルVRサービスも登場しており、自分の好みや目的に応じて使い分けられます。
若年層に特化したネットリサーチで知られるTesTee社は、2020年に国内の10代・20代を対象としてVRに関する調査を行い、VRの体験率は10代が34.1%、20代が30.2%だったことを公表しました。
若者を中心にVRの体験は珍しくなくなりつつあるので、ソーシャルVRサービスも日常的なコミュニケーションツールとして普及していく可能性は高いでしょう。
参考:【2020年版】VR/ARに関する調査(TesTee)
ソーシャルVRサービスの構成要素
ソーシャルVRサービスは主にアバターとルームで成り立っています。アバターとルームの概要を解説します。
【アバター】
アバターとは、自分の分身となるキャラクターです。可愛らしい動物のアバターを選んだり、自分にそっくりなアバターを作成したりできます。
ソーシャルVRサービスでは、アバターを自由に操作してユーザー同士で会話できます。
話したい人に近づくと声が大きくなるなど、音声に距離感が反映されるのも特徴です。机の周りにアバターを集合させれば、アバターが着席した位置によって聞こえ方も変わります。現実空間で机の周りに座っているような感覚で会話できます。
アバターによって、離れた環境でも現実空間と同じようなコミュニケーションを実現可能です。
【ワールド・ルーム】
ワールド・ルームはアバターが移動したり行動したりするデジタル空間です。プライベートルームをはじめ、バーチャルショップやギャラリー、カラオケルームなどさまざまな空間があります。
ソーシャルVRサービスで元から用意されているワールドを利用できるだけでなく、ユーザー同士でワールドを創造していくサービスもあります。
好みや目的に応じて自分専用のルームを作成することも可能です。たとえば、テンプレートから特定のシーンに適した空間を選び、机や椅子、時計などのアイテムをクリックして配置するだけで、簡単にルームを作成できます。
プログラミングの知識も不要なので、サービスの利用が初めてでも直感的にデジタル空間を構築可能です。
ソーシャルVRサービスに必要な利用環境
ソーシャルVRサービスは、高価なゲーミングパソコンがなくても利用できます。主にブラウザやVRゴーグルなどを利用します。
【アプリやブラウザ】
ソーシャルVRサービスは、パソコンやスマートフォンのアプリやブラウザを通して利用可能です。
ブラウザベースであれば、ソフトのダウンロードも必要ありません。URLにアクセスするだけで参加できるので、ほとんどの人が気軽に利用できます。
【VRゴーグル】
ソーシャルVRサービスでは、VRゴーグルがあると没入感のある環境でコミュニケーションを交わせます。VRゴーグルは、仮想空間を立体的に視認するための機器です。装着者が視点を変えると視点に対応した光景を見られます。
なお、ソーシャルVRサービスはVRゴーグルを装着しなくても利用可能です。ただ、仮想空間の中で1人称視点で会話をしたいのであれば、VRゴーグルが必要になります。
ソーシャルVRサービスと通常のSNSとの違い
一般的なSNSツールでは、コメントや写真、動画などをアップできますが、アップした内容に対する反応を待たなければなりません。
その一方でソーシャルVRサービスでは、アバターを通して対面に近い感覚で会話できます。相手が目の前にいる環境でコミュニケーションを交わすので、コメントや画像、動画のアップに対してすぐに反応をもらえます。
ソーシャルVRサービスを利用すれば、これまでのSNSツールよりコミュニケーションがスムーズになるでしょう。
ソーシャルVRサービスでできること
ソーシャルVRは、ビジネスやエンターテインメントの新たな可能性を広げてくれます。ソーシャルVRでできることを解説します。
音楽ライブ
ソーシャルVRサービスでは、アバターを集合させて音楽ライブを開催できます。
ルーム内のステージにアバターが立って曲や歌声を披露し、そのほかのアバターが観客として音楽を楽しみます。
ルーム内では照明やスティックライトによる演出も可能です。拍手やハートのマークでリアクションを示すこともできます。実際に機材や応援グッズを準備する必要がありません。
ソーシャルVRサービスが普及すれば、音楽ライブの開催が身近になるでしょう。
ネットショップ
パソコンに保存されている商品の画像を仮想空間に貼り付けることで、ネットショップを開設できます。画像に商品のリンクを貼り付ければ、ルーム内から来店者に商品の概要を確認してもらえます。
ソーシャルVRによるネットショップでは、店員と来店者がアバターを通して商品について会話できるのが特徴です。
双方向のコミュニケーションにもとづく売買ができるので、一般的な通販サイトよりもトラブルが減るでしょう。
会議
ソーシャルVRでは、360度の空間を見渡せるので、実際の会議室にいるかのような環境で打ち合わせできます。
誰かが話し始めたときに、話している人のほうを向くという自然な動作も、アバターを通して表現されます。
ルームの壁に複数の画像や映像を貼り付ける形で共有可能です。一つの壁に話者の顔を映しながら、別の壁に打ち合わせの資料を表示させられます。
Web会議と違って画面の切り替えをせずに情報を共有できます。「資料は見えていますか?」とお互いに確認する必要もないので、打ち合わせがスムーズに進むでしょう。
ソーシャルVRサービスの使い方の基本
ソーシャルVRサービスに興味があっても、使い方が難しそうだと感じている方もいるかもしれません。利用するイメージが湧きやすくなるように、使い方の基本を解説します。
ルームに入室する
アバターや名前を設定してルームに入ります。アバターに関係者がわかりやすいようなニックネームをつけると合流しやすいです。アバターを設定しないで入室することもできます。
ルーム内を移動したり別のルームに移動したりする
ルーム内ではアバターを自由に移動させたり、見ている向きを変えたりできます。メニューから全体マップやおすすめのルームなどを確認して、別のルームに移動することも可能です。
集まったメンバーと通話・チャットを行う
ルームに集まった仲間と通話やチャットで会話できます。Web会議ツールやチャットツールとは違って、バーや会議室などルームごとに違う雰囲気のもとでコミュニケーションを交わせます。
メンバーをルームに招待する
SNSやメールなどでルームのURLを相手に送信するとメンバーを招待できます。Web会議ツールと変わらない方法なので、すでに使ったことがある方であればスムーズに招待できるでしょう。
ルームに画像・動画・アイテムを設置する
画像や動画をルーム内の壁や掲示板に貼り付けして表示できます。3Dアイテムをルーム内に設置することでルームを装飾できます。
ルーム内で画面を共有する
ルーム内の空間にパソコンの画面を共有して、PowerPointの資料などを表示できます。資料を操作すると空間に映し出された画面も動くので、気軽に勉強会や講習会を開催できます。
ソーシャルVRサービスのおすすめ10選
ソーシャルVRサービスは、プライベートや仕事など、さまざまな目的で使えることがおわかりいただけたでしょう。
ここからは、自分の目的に応じて使えるサービスを見つけられるよう、おすすめのソーシャルVRサービスをご紹介します。
VRChat
VRChatは、さまざまな企業のイベントで使われている初心者向けのソーシャルVRサービスです。
【VRChatの特徴】
特徴1.初心者向けのワールドがある
VRChatでは、設定方法や使い方、コミュニケーション方法を学べるワールドを用意しています。壁に貼られたパネルを確認していくだけで、操作方法を習得できる仕組みです。
特徴2.オリジナルのアバターを使える
3DCGソフトで作ったオリジナルのアバターを使えます。バーチャル空間で思い通りの姿になってコミュニケーションを交わせます。
特徴3.国内組織のイベントが豊富
大手自動車メーカーによる車の試乗会や、大学の教授による防災設備に関する発表会など、国内組織によるイベントがさまざま開催されています。
【おすすめな人】
・初めてソーシャルVRサービスを利用する方
・自分だけのアバターを利用したい方
・自社製品をPRしたい企業
Mozilla Hubs
Mozilla Hubsは、Webブラウザ「Firefox」を提供しているMozillaが開発したオープンソースのソーシャルVRサービスです。
【Mozilla Hubsの特徴】
特徴1.Webブラウザだけで動作
Webブラウザだけで動作するサービスなので、アプリをダウンロードする必要がありません。パソコンやスマートフォンから気軽にアクセスできます。
特徴2.3Dモデルの投稿サービスと連携
Sketchfabという3Dモデルを投稿・共有できるプラットフォームと連携しています。プラットフォームに投稿されたさまざまな3Dモデルを出現させられます。
特徴3.ファイルの共有が簡単
デバイスのローカルフォルダに保存されている写真やドキュメントを簡単に共有可能です。ドキュメントをドラッグ&ドロップや、コピー&ペーストでアップロードできます。
【おすすめな人】
・アプリをダウンロードするのが面倒な方
・3Dモデルのバリエーションを重視する方
・写真やドキュメントを気軽に共有したい方
cluster
clusterは、「人類の創造力を加速する」というテーマを掲げるcluster株式会社が提供しているソーシャルVRサービスです。
【clusterの特徴】
特徴1.おすすめワールドを確認できる
ロビーでは今週のおすすめワールドが掲載されています。初めてソーシャルVRサービスを利用する方でも、興味のあるワールドを見つけやすいです。
特徴2.バーチャル空間の作り方がわかりやすい
clusterではCreator Kitでバーチャル空間を構築できます。構築に必要な環境のインストールからバーチャル空間のアップロードまで、作り方をホームページで解説しているのが親切です。
特徴3.スマートフォンでも利用できる
スマートフォンアプリにも対応しています。パソコンがなくても利用できるので、場所や時間を問わずソーシャルVRサービスを始められます。
【おすすめな人】
・どのようなワールドに参加しようか迷っている方
・バーチャル空間を作ってみたい方
・スマートフォンでソーシャルVRを試してみたい方
One VR
One VRは、企業と一般ユーザーのコミュニケーションを促進させるソーシャルVRサービスです。AR/VRコンテンツを専門とする株式会社vartiqueがサービスを提供しています。
特徴1.企業向けのイベント開催に便利
ファンイベントやオープンキャンパス、懇親会、内定者研修など、BtoBやBtoCの各種イベントを開催できます。
特徴2.リアルとオンラインのイベントを同時開催できる
live配信に対応しているので、リアルで開催されるイベントの様子をオンラインで配信できます。遠方に住んでいる方でもイベントに参加できます。
特徴3.制作を代行してくれる
運営企業がルームを制作してくれるサービスです。ルームに設置したい画像や動画、設置場所などを選ぶだけでイベント会場を構築できます。ルームのテンプレートは20種類以上から選択可能です。フルカスタマイズで完全オリジナルルームを制作してもらうこともできます。
・顧客向けのイベントを開催したい企業
・遠方の顧客にもイベントに参加してもらいたい企業
・ルームを制作するリソースがない企業
Rec Room
Rec Roomは、シアトルのVRゲームスタジオAgainst Gravityが開発したソーシャルVRサービスです。2018年には100万インストールを達成しています。
【Rec Roomの特徴】
特徴1.ゲームを通した交流を楽しめる
バトルロワイヤルやシューティング、テニスなど、複数人で遊べるゲームがさまざま用意されています。クエストに参加して冒険に出かけることも可能です。
特徴2.アバターをカスタマイズできる
アバターは髪型や服装などをカスタマイズできます。装飾アイテムをゲームプレイで入手したり、アバターのパーツを購入したりすることも可能です。
特徴3.PSVRに対応している
PSVRに対応しています。すでにPSVRを所有している方であれば、別途VRデバイスを用意せずにサービスを利用できます。ただし、日本語には対応していません。
【おすすめな人】
・たくさんの人とゲームで交流したい方
・アバターのカスタマイズを楽しみたい方
・PSVRを所有している方
Facebook Horizon
Facebook Horizonは、サンドボックス型のソーシャルVRサービスです。ユーザーが構築した世界で世界中の人々と触れ合えます。
【Facebook Horizonの特徴】
特徴1.創作モードを搭載
創作モードが搭載されており、オブジェクトを拡大・縮小して作成できます。ゲームや島、服、絵画などを作成して公開して、広大な世界を構築する仕組みです。
特徴2.チームで遊べるアトラクションがある
チームで遊べるアトラクションがさまざま用意されています。たとえば、ほかのプレイヤーとともに宇宙船を修理して謎を解明する「Deep Sleep」や、仲間とジャングルの奥地に向かう「Jungle Adventure」などがあります。
特徴3.嫌がらせに対処できる機能がある
セーフティーボタンを押すとソーシャル環境から切り離され、ミュートされた状態のセーフゾーンに入れます。プレーヤーをブロックする機能もあり、嫌がらせや問題行動などに対処しやすいです。
【おすすめな人】
・サンドボックス型のゲームが好きな方
・ソーシャルVRでアトラクションを楽しみたい方
・ほかのプレーヤーによる嫌がらせが不安な方
DOOR
DOORは、NTTが2020年にリリースしたソーシャルVRサービスです。小学生向けの探求オンライン授業やクリエイターの展覧会などにさまざまな分野で活用されています。
特徴1.ルームのテンプレートが豊富
ライブステージやイベントホール、教室、シアタールームなど、ルームのテンプレートが豊富です。テンプレートをベースとして目的に応じたルームを気軽に作成できます。
特徴2.写真から3Dモデルを生成できる
WIDARというアプリケーションと連携していて、スマートフォンやタブレットの写真をアップロードするだけで3Dモデルを生成できます。生成した3Dモデルはルームに設置可能です。
特徴3.公式ホームページにルームの掲載を希望できる
氏名や掲載希望のルームURL、ルーム名などを専用フォームで送信すると、作成したルームを公式ホームページに掲載してもらえる場合があります。
・目的に応じたルームを作成したい方
・3Dモデルを気軽に作成したい方
・自分のルームを多くの方に見てもらいたい方
Virtual Cast
Virtual Castは、知り合った人とスムーズにコミュニケーションを交わせるソーシャルVRサービスです。現世では到底体験できないような経験を実現させることをミッションとしている株式会社バーチャルキャストが提供しています。
【Virtual Castの特徴】
特徴1.フレンド機能を搭載
同じルームにいる相手にフレンド申請できます。フレンド申請すると、フレンドが参加しているルームを確認して、同じルームに移動可能です。
特徴2.VR内のアイテム購入にも対応
遊んでいる最中に気になったアイテムが販売されていれば、VR内で購入してすぐに使えます。手に入れたアイテムはマイルームに飾って、自分だけの空間を作るのに役立てられます。
特徴3.ルームの環境を細かく調整できる
ルーム内のジャンプ力や移動速度を調整できます。ルームに入れる最大人数や、アイテムを出せるユーザーの範囲(管理者やフレンド、全ユーザー等)なども設定可能です。
【おすすめな人】
・知り合った人と円滑に会話したい方
・アイテムを購入してルームの装飾をしたい方
・ルームにおける過ごしやすさを重視する方
Neos VR
Neos VRは、チェコのSolirax社が開発したコミュニケーションの自由度が高いソーシャルVRサービスです。
【Neos VRの特徴】
特徴1.他人のアバターに触れられる
他人のアバターに触れることで、相手のリアクションを楽しめます。たとえば、他人のアバターの髪を掴んで引っ張ると表情が変わります。
特徴2.現実世界の表情を反映できる
Neos VRでは、自分の表情とアバターの表情をリンクさせられます。アバターの表情がリアルタイムで変化するので、相手に自分の感情を伝えやすいです。
特徴3.名刺を作成できる
ツールを利用して名刺を作成できるので、知らない人との交流を深めるきっかけを得やすいです。もらった名刺を保存して眺める楽しみ方もあります。
【おすすめな人】
・アバターのリアクションを楽しみたい方
・リアルタイムの感情表現を重視する方
・知人以外のユーザーと気軽に知り合いたい方
Altspace
Altspaceは、2013年に発表された比較的歴史の長いソーシャルVRサービスです。当時は、VR技術が身近ではなかったこともあり資金難に陥りました。しかし、2017年にMicrosoftが買収したあと継続的にサービスが提供され、アップデートも続いています。
特徴1.さまざまな方法で楽しめる
Altspaceは使い道が広く、さまざまな楽しみ方があります。ダンスパーティーやコメディショー、ストーリーテリング、ゲーム、お絵描き、冒険、YouTubeの視聴などを楽しめます。
特徴2.Microsoftアカウントでログインできる
AltspaceはMicrosoftのサービスであることから、Microsoftアカウントでログインできます。すでにアカウントを持っている方であればスムーズに利用可能です。
特徴3.初期設定で嫌がらせ対策がされている
パーソナルスペースを確保できるSpace Bubbleという安全対策機能が、初期設定として反映されています。自分に近づきすぎる人が消える仕組みです。使い方に慣れていない初心者でも嫌がらせを回避しやすいです。
・楽しみ方がたくさんあるソーシャルVRを探している方
・すでにMicrosoftアカウントを所有している方
・使い方に慣れていない初心者
ソーシャルVRサービスを利用するときの注意点
ソーシャルVRサービスでは、さまざまな人と交流できる反面、ユーザーからの迷惑行為に遭遇することがあります。
具体的な迷惑行為の例は下記の通りです。
・奇声を発して近づくなどの迷惑な振る舞い
・不適切なアバターを使用している
・名前に不適切なワードが入っている
・アイコンに不適切な画像を設定している
ソーシャルVRで迷惑行為を回避するためには、フレンド以外のユーザーをミュートするのが基本です。必要に応じてガイドラインに違反するユーザーを専用フォームから報告します。
最近では、各ソーシャルVRサービスで迷惑ユーザーへの対策が強化され始めています。
一般ユーザーとイベント開催者のどちらとも、ハラスメント対策がなされているソーシャルVRサービスを選ぶことが重要です。
まとめ
ソーシャルVRサービスの概要をはじめ、使い方の基本やおすすめサービスをご紹介しました。
ソーシャルVRサービスでできることや使い方がわかり、導入してみようと思えた方もいるのではないでしょうか。
ソーシャルVRサービスは、日常的なコミュニケーションだけでなく、ライブ開催やショップ、会議などビジネスでも利用できます。
目的に適したソーシャルVRを探して、プライベートや仕事を充実させてみてはいかがでしょう。