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「リアルに近い」コミュニケーションのためVoicePingを導入 – 株式会社ネットオン

テレワーク体制では、チャットツールなどで社員同士を繋げてもチームメンバー全体が今何をしているのかがリアルタイムで把握することが難しいです。特に複数の部署同士で情報が行き来することを制御しないといけない組織の場合には、逆にコミュニケーションを遮断することも必要です。今回はこのように「リアル」な組織内コミュニケーションを構築するために、VoicePingを導入した株式会社ネットオンの取締役管理部門総括 中山 勝登さんと取締役CTO 辻 惠次郎さんに話を伺いました。

足りない採用のノウハウをテクノロジーでサポートする「採用係長」

まず、事業内容について教えてください。

中山さん:弊社は「採用係長」というプロダクトを開発、販売しております。採用係長は主に中小企業、零細企業、地方企業の採用をお手伝いするためのツールです。簡単かつ安価で完成度の高い求人票を作成することができます。それを最大6つの検索エンジンと自動連携することによって、幅広い求職者の方にアプローチすることができるシステムです。

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出所:採用係長

一番の特徴は、中小&零細企業の方々が求人票を作成する際に、足りないノウハウをテクノロジーの力でしっかりサポートし、求人の魅力を伝えられるようになっている点です。また、最低賃金制度や男女雇用機会均等法のような法令に反する記載をしてしまう場合なども排除できるようになっています。このように、テクノロジーの力で採用のご経験が少ない方でも、効率的・効果的な採用活動ごできるのが魅力です。

さらに、このような採用に関する知見を活かし、大企業と中堅企業様向けのカスタマイズされた採用ページへの流入を確保するようなコンサルティング事業も行っています。

「リアルに近い」コミュニケーションを築くため

VoicePingを導入することになった背景を教えてください。

中山さん:コロナの影響で、従業員からの要請と社会的要請があり、リモートワークを主とする体制作りをすることにりました。その時に、コミュニケーションをどうするかという問題が出てきて、できるだけリアルに近いコミュニケーションができるツールを探した結果、VoicePingにたどり着きました

元々はチャットツールが主なコミュニケーションツールだったんですけど、やはり文字でコミュニケーションを取ると、少し固くなってしまうと言う問題がありました。我々が社内で一番大事にしたったのが、いわゆる雑談と言いますか、リアルで机を並べて隣の人に「これはどうするんだっけ」などと気軽に聞けるような状態でした。それをバーチャルで実現するためにVoicePingを導入しようという結論になりました。

他のサービスではなくVoicePingを選んだ理由を教えてください

中山さん:管理部門では、開発部門で選別してくれた2つのツールを利用して評価していたのです。私が選んだ理由としましては、VoicePingさんに感じたベンチャーとしてのポテンシャルでした。ノイズキャンセリング機能が欲しいという弊社の要望を素早くプロダクトに反映してくださったように、VoicePingさんの方の開発・改善スピードはとても早く、同じベンチャーの立場として今後もっと良いプロダクトに急成長していくと言う期待がありました。

辻さん:導入前に開発部門で先に7~8つ程度の仮想オフィスツールを試したのですが、使い勝手以外にもセキュリティーの面での対応ができている点もVoicePingが最終候補に残った理由の1つでした。バーチャルオフィスツール中では個人情報や機密情報がたくさん扱われるので、それが守られない導入できないのですが御社はその基準を満たしていました。後は、中山さんが他の役員にもプッシュしたことでVoicePingに決まったと言う感じです。

web-meeting
VoicePing上でインタビューをしている様子

導入後、課題は解消されましたか?

中山さん:はい。大分解決されたと思っています。ただ、弊社は情報漏洩防止の観点でビジネス部門と開発部門、そして管理部門がそれぞれフロアを持って、各フロアを行き来できないように運営をしています。そのせいで、部署を跨いだコミュニケーションにおける課題がまだありますが、それは我々の運用面での課題だと思っています。

辻さん:導入してからよかったと思ったのが、アプリ左側に表示される使用中アプリ表示機能です。弊社は前から監視ソフトを全ての端末に入れておりまして、例えばウィンドウの切り替えが5分以上なかった場合にはアラートが出るようになっていて、それをもとにマネージャーが指導をするようなことをしてきたのですが、VoicePingを入れてからはみんなに今使っているアプリがリアルタイムで表示されるので、強く監視をしなくても抑止力が働くので非常によかったポイントだと思っています。

導入後、社内の反応はどうでしたか?

中山さん:フロア背景が部署ごとの色が出ていて従業員のみんなが楽しんでいます。例えば、辻のところはドラクエのRPGゲームのような背景になっていますし、私の部署には女性が多いので可愛らしい雰囲気の背景になっています。最近リリースされたフロアに好きなオブジェクトを置ける機能も利用していまして、空間を楽しみながら仕事ができるという部分で評価されてると感じてます。

私が最近よかったと思った部分は、細かい使い方の部分までしっかり改善してくれるところです。例えば、画面共有でお絵描きをする時にホスト側がお絵描きされた部分をみることが難しいという問題があったのが、いつの間にか解決されていてみんな喜んでました。

中小・零細企業の「人」に関わる課題をテクノロジーで解決

最後にネットオンの今後の展望について教えてください。

中山さん:ネットオンは、日本全国に数百万社ある中小・零細企業の「人」に関わる課題を解決していくことを第一のミッションにしています。今は、人に関わる課題の中で「採用」に関わるところを中心に展開していますが、採用されて人材の「定着」であったり、ミスマッチの回避、ノウハウの足りない担当者の面接のサポートなどもテクノロジーの力でフォローすることで、中小・零細企業の皆様の課題をしっかり解決していきたいと考えています。

VoicePingについて

VoicePingは5人までなら全ての機能を無料で利用できるプロダクトになっているので、興味のある方はお気軽にお試しください。

VoicePingのホームページはこちら