新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、内閣府はテレワークを導入してオフィス出社率を7割削減して欲しいと要請を出しました。
しかし、内閣府の調査結果では、正規雇用の従業員(正社員)に比べて非正規雇用の従業員(非正規社員)にテレワークが実施されていない「テレワーク格差」が浮き彫りになったのです。なぜ、正社員と非正規社員で「テレワーク格差」が生じてしまうのでしょうか?今回は、新型コロナウイルス感染拡大と共に波紋を呼ぶ問題「テレワーク格差」の解決策をご紹介します。
テレワーク格差とは
テレワーク格差とは、正社員と非正規社員の間で生じるテレワーク導入率や処遇に関する差をいいます。
2020年3月に緊急事態宣言で、正社員はリモート勤務が命じられた一方で、非正規社員は有給休暇の取得や解雇が命じられたというニュースが飛び交いました。非正規社員のコロナ解雇は合計5万人超えとなっています。
コロナ終息の目途が絶たない今でも、非正規社員を中心にコロナ解雇が増え続けています。
正社員は在宅勤務が許される中で、非正規社員の在宅勤務が許されない現実に納得ができず、企業を提訴する非正規社員も出てきています。そのため、企業側はテレワーク格差が生じないように注意しましょう。
テレワーク格差が起きる原因
新型コロナウイルス感染が拡大する中で、非正規社員が不当に扱われるのは何故なのでしょうか?なぜ、非正規社員はオフィスに出社しなければいけないのでしょうか?ここでは、テレワーク格差が起きる3つの原因をご紹介します。
正確な労働時間の把握が難しい
テレワークでは、正確な労働時間の把握がしにくいです。
勤怠管理システムを導入しても、始業時間と就業時間は自己申告制になり、勤務時間中にサボらずに勤務しているか確認が取れません。
近年はPCのログ取得で勤怠管理できるアプリも登場してきましたが、支給するPCが故障してしまう恐れもあります。また、休憩時間中にPCを起動させているかもしれません。
非正規社員は時給制のため、正確な労働時間を把握する必要があります。しかし、テレワークだと正確な労働時間の把握が難しく賃金トラブルが発生する恐れがあるため、テレワーク導入を断念している企業も多く見受けられます。
テレワーク環境下の教育が大変である
正社員と比較すると非正規社員は入れ替わりが激しいです。そのため、非正規社員を雇用する度に教育しなければいけません。このような教育はテレワーク環境だと行うのが難しいです。
例えば、教育時間を設けて指導しても、業務上で質問したい内容が出てくることもあるでしょう。このような場合に、テレワーク環境下だと相手の状況が分かりづらく声がかけにくいため、質問がしづらくなります。
また、オンライン会議で資料を共有したりリモート遠隔で代行したりできますが、資料のどの部分を指しているのか分からないなどの問題も出てきます。
このように、テレワーク環境下の教育が大変なことも、企業が非正規社員にテレワークを導入しない理由です。
成果物重視型の人事評価が通用しない
テレワーク環境では各自の業務状況が把握しにくいです。そのため、テレワーク導入に伴い、プロセス重視型の人事評価から成果物重視型の人事評価に移行する企業も登場しています。
固定給の正社員の場合は成果物重視型の人事評価で対応ができるでしょう。しかし、時間給の非正規社員の場合は、労働時間で給与が決まります。つまり、成果物重視型の人事評価は通用しません。このような理由で、非正規社員にテレワークが適用されないケースも多く見受けられます。
テレワーク格差を解決する方法
非正規社員にテレワークが導入されず、テレワーク格差が起きる原因をご紹介しましたが、このような問題は解決できます。一体、どのように解決すれば良いのでしょうか?ここでは、テレワーク格差を解決する方法をご紹介します。
作業ログ取得できるワークアプリを導入する
正確な労働時間の把握のしにくさや、成果物重視型の人事評価が適用できない問題は作業ログ取得で解決できます。
作業ログが取得できるワークアプリをデバイス(PCやスマホ)にインストールしてもらい作業してもらうことで、1日にどのような作業を何時間したかを把握できます。正確な勤務時間を把握できれば、テレワークに移行しても賃金トラブルの心配もありません。
仮想オフィスに出社をさせる
テレワークに移行する場合は仮想オフィスに出社をさせることで、各自の状況が分かります。なぜなら、仮想オフィスのアプリには会議中や資料作成中のときに「取り込み中」とステータスが切り替わり、作業を終えると「声かけOK」とステータスが切り替わるためです。
声かけOKの従業員のアバターに近寄れば、Web会議やチャットを立ち上げずに、そのまま音声通話ができます。そのため、テレワークで起きがちな、相手の状況が把握できずに声かけできない問題が解消されます。
パートやアルバイトなど非正規社員は業務を進める上で上司に聞きたいことが多く出てくることでしょう。そのため、気軽に報告・連絡・相談ができる環境を整えてあげることが大切です。
コラボレーションツールで教育体制を強化する
テレワーク環境下で教育する場合はコラボレーションツールを利用することをおすすめします。コラボレーションツールとは、以下のような業務を効率化するためのツールをいいます。
■教育体制を強化する機能
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機能 | 特徴 |
Web会議 | 異なる場所にいる者同士が会議や商談するための機能 |
らくがき | 画面共有中の相手の画面にペイント(矢印や〇などを書く)できる機能 |
リモートデスクトップ | 遠隔地にあるPCをリモートで操作する機能 |
文字起こし | Web会議や商談の内容を文字起こししてデータ保存する機能 |
テレワーク格差を解決するアプリ「VoicePing」
テレワーク格差を解決する方法をご紹介しましたが、仮想オフィス&ワークアプリ「VoicePing」を導入すれば全てを解決できます。
仮想オフィスに出社させられる
VoicePingをインストールして、アプリを立ち上げれば仮想オフィスに出社できるようになります。
仮想オフィスでワーク作業をしていたり、会議に参加していたりするとステータスが「声かけNG」に切り替わります。これらの作業が終われば「声かけOK」にステータスが切り替わる仕様です。
正確な勤務時間を把握できる
VoicePingには、作業ログ取得の機能が用意されています。アプリで作業した内容をログ取得しているため「何時間、作業をしたのか?」「どのような作業をしたのか?」を把握できます。
作業していない時間は作業ログに含まれないため、正確な労働時間が計算可能です。万が一、PCやスマホのデバイスが故障した場合でも新しい端末にアプリをインストールすれば再利用できます。そのため、時間給の非正規社員をテレワークに移行しても賃金トラブルが発生しなくなります。
充実した機能が搭載されている
VoicePingには、以下のような業務効率化が図れる機能が搭載されています。仮想オフィスアプリだけでなく、ワークアプリと一体型となっていることが大きな特徴です。
■機能一覧
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Web会議 | 遠隔地にいる者同士で会議や商談ができる |
動画共有 | 動画を共有しながら会議や商談ができる |
リアルタイム翻訳 | Web会議上で、他の人の会話を母国語に自動で翻訳してくれる |
クラウド録画 | Web会議を録画してデータ保存できる |
リモート デスクトップ | 他の人のPCを遠隔で操作できる |
文字起こし | Web会議で話した内容を自動でテキスト化してくれる |
仮想オフィス | オフィス出社をさせて出席を確認できる |
声かけ | 「声かけOK」「声かけNG」のステータスによりリモートワークでもコミュニケーションが取れる |
作業ログ取得 | 作業内容のログが取得できて業務フローを可視化できる |
らくがき | 共同作業のワークに丸をつけたり矢印をつけられたりする |
定例会議通知 | 定例会議が始まる前に、参加者全員に通知を出す |
リーズナブルな料金体系
VoicePingはリーズナブルな料金体系で5名までであれば、無料でご利用して頂けるアプリとなっています。フリープランだけでなく、スモールプランやプレミアムプラン、エンタープライズプランもリーズナブルな料金体系でご利用いただけるようになっています。
VoicePingの無料プラン利用はこちら
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フリー | スモール | プレミアム | エンタープライズ | |
利用料金 | 永久無料 | 7,500 | 20,000 | 1人500円 |
ワークスペース数 | 1 | 1 | 1 | 無制限 |
フロア数 | 1 | 1 | 100(50/50) | 無制限 |
人数上限 | 10(5/5) | 30(15/15) | 無制限 | 無制限 |
クラウド録画 | 5回 | 600 | 3,000 | 無制限 |
文字起こし | 60 | 600 | 3,000 | 利用人数×60分 |
無料トライアル | – | 2週間 | 2週間 | 2週間 |
まとめ
正規社員と非正規社員の処遇など、新型コロナウイルス感染拡大の中でテレワーク格差が起きています。テレワーク格差の主な原因は「正確な労働時間の把握が難しい」「テレワーク環境下の教育が大変である」「成果物重視型の人事評価が通用しない」があげられます。
しかし、これらの原因はVoicePingを導入すれば解決できて、テレワーク格差は失くすことができるのです。仮想オフィス&ワークアプリ「VoicePing」に興味を持った方は、まずは2週間の無料トライアルでお試ししてみてください。