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AI通訳 イベント翻訳 リアルタイム翻訳 QR翻訳 ライブ字幕

イベント翻訳ツール9選|AI字幕・音声配信と人による通訳の費用

VoicePing編集部
多言語字幕と参加者向け音声を計画する主催者の横に並ぶ、イベント翻訳サービス9社の公式ロゴ。
この記事の内容

海外からの参加者や登壇者を迎えるセミナー・カンファレンスを企画していますか? 翻訳精度、会場の機材構成、イベント当日の費用、ライブサポートの4点で比較しましょう。そのうえで2〜3社に絞り、実際の登壇者とスライドを使ってデモを受けると判断しやすくなります。

今回は、ポケトークのSentio カンファレンスプランFlitto Live Translationを含む9社を比較します。サービスを選んだら、ミキサーから翻訳用PCへ音声を送る接続方法 も確認してください。

どのツールを候補にする?

表を左右にスワイプすると、すべての列を確認できます。

重視することまず検討するサービスデモで確認すること
スライドと並べて字幕を表示1. VoicePing · 2. EventCAT · 3. Wordly• 会場スクリーンの読みやすさ
参加者がQRコードでアクセス1. VoicePing · 2. EventCAT · 3. Wordly• スキャン → 言語選択 → 字幕・音声
参加者が音声を選んで聞く1. VoicePing · 3. Wordly · 4. LiveVoice · 6. KUDO• スマートフォンでの参加・視聴
会場設営・本番サポート1. VoicePing · 5. Interprefy · 6. KUDO• 遠隔・現地対応と予約時間
人による通訳5. Interprefy · 6. KUDO• 通訳者の手配可否と対応言語の組み合わせ
国内イベントで字幕・音声を配信1. VoicePing · 8. Sentio · 9. Flitto• 会場スクリーン・QR参加・当日の運用範囲
配信・字幕レイアウトの調整3. Wordly · 7. Maestra• 使用する配信・映像制作ソフトとの連携

この表は候補を絞るための出発点です。申し込む前に、パッケージ内容とサポート範囲を比較してください。

サービス紹介:公式画像と過去のイベント実績

各社が公開した事例から、イベントでの利用経験を確認できます。「向いている用途」はデモ候補を選ぶ目安であり、精度の順位ではありません。画像の説明には、出典と画像の種類を記載しています。

本記事はVoicePing編集部が作成しています。番号は掲載順で、精度の順位を示すものではありません。

1. VoicePing

VoicePingのイベント翻訳を紹介する公式製品ページ。
2026年9月17日に撮影した公式製品ページ。 公式製品ページ

向いている用途: 会場字幕、参加者向けQRアクセス、必要に応じた運営サポートを備えたい多言語カンファレンス、セミナー、ピッチイベント。
対応地域: 日本を拠点にオンラインで提供。日本国内・海外の現地サポートは個別手配 に対応しています。
提供歴: 2019年 設立。QRコードを使うカンファレンス翻訳は2023年 時点の事例があります。
イベント実績: Japan Summitで2024年・2025年に継続導入 され、多言語カンファレンスや専門分野のピッチイベントにも導入されています。

Plug and Play Japan Summit 2025の広いステージで発表を聞く参加者。ステージの左右にVoicePingのライブ字幕モニターが設置されている。
イベント全体で約2,200人が参加したPlug and Play Japan Summit 2025。ステージの両側にVoicePingの字幕モニターを設置しています。出典:VoicePingの主催者インタビュー

主なイベント実績

  • Plug and Play Japan Summit 2024(東京): イベント全体で2,000人以上が参加。VoicePingは2つのセッションステージと2つのピッチセッションを、補助字幕スクリーンとQRアクセスで支援しました。現地スタッフ2名が設営とトラブル対応を担当しています。イベントの運用構成
  • Nostrasia 2023: 全体で700人が参加したハイブリッドカンファレンス。英語・日本語の発表に対し、日本語・英語・中国語・スペイン語の字幕を1つのQRリンクから提供しました。多言語の運用構成
  • AI×MedTech(名古屋、2026年8月): 主催者は、日本語・英語のピッチ字幕は時折認識誤りがあるものの、おおむね理解できたと報告しています。一方、同時進行の1対1マッチング面談では、近くの会話がマイクの集音に影響しました。主催者の評価

メリット

  • 日本語・英語のイベント実績があり、専門用語を共有辞書に登録できる。
  • 日単位のプランに会場字幕と、アプリ不要のQRアクセスによる字幕・対応音声の利用が含まれる。
  • 遠隔または現地のチームに、事前準備と本番中の監視を依頼できる。

デメリット

  • 運営サポートは別料金。基本プランの支援はログインやプラン有効化の問題が対象。
  • 1週間以上前の申し込みが必要。現地対応には最低利用条件があり、交通費・リハーサル費用が別途かかる。

デモで確認: 登壇言語、準備した用語、ステージ表示、参加者向け音声を試し、参加者数の料金区分と運営スタッフの対応範囲を確認してください。機能・プランサポート条件デモを申し込む


2. EventCAT Conference

EventCAT Conferenceのイベント翻訳を紹介する公式製品ページ。
2026年9月17日に撮影した公式製品ページ。 公式製品ページ

向いている用途: 共有字幕とQRアクセスが必要なカンファレンスのステージ、技術セミナー、パネルディスカッション。
対応地域: 世界各地で利用できるWebサービス。韓国での現地運用事例があります。開催地でのスタッフ手配は確認が必要です。
提供歴: XL8は2019年 設立。EventCATのライブイベント製品は2022年 時点で公開されています。
イベント実績: 国際シンポジウムや授賞式 での導入事例があります。

KPS 2026の登壇者。プレゼンテーションスライドの両側に、大きな英語・韓国語字幕パネルが配置されている。
EventCATのKPS 2026事例では、プレゼンテーションスライドの横に会場字幕を配置しています。 出典:EventCAT

主なイベント実績

  • KPS国際シンポジウム(2026年3月): 7か国の専門家が参加した2日間のイベントで、会場のLED字幕と、QRコード経由のスマートフォン字幕・翻訳音声を提供しました。
  • 運用構成: マイク・ネットワークの確認、リハーサル、発表資料を基にした用語の準備を実施しています。イベントの運用構成

メリット

  • 時間が決まったConferenceパスのため、最初に購入するソフトウェア料金が分かりやすい。
  • 会場スクリーンと参加者端末の利用が公式に案内されており、異なる閲覧方法に対応できる。

デメリット

  • パスの利用開始後は、休憩中も時間が進む。
  • オーバーレイ表示と24時間365日のオンライン本番サポートにはMAXが必要。

デモで確認: 実際のスライドと登壇言語で試し、パスの時間計算とスタッフの対応範囲を確認してください。プラン・問い合わせ


3. Wordly

Wordlyのイベント翻訳を紹介する公式製品ページ。
2026年9月17日に撮影した公式製品ページ。 公式製品ページ

向いている用途: 会場字幕と個別の音声視聴が必要な、複数の部屋で進行するカンファレンスやハイブリッドセミナー。
対応地域: 世界各地。120か国以上 に利用者がおり、現地サポートはイベントごとに手配 します。
提供歴: 2017年設立。ライブAIイベント翻訳は2019年に提供開始
イベント実績: 数百件の医療関連イベント への対応を公表しています。

ライブ字幕モニターの横で話すカンファレンスの登壇者。着席した参加者とSalesforceのブランド表示が見える。
カンファレンスの登壇者の横に表示されたライブ字幕。Wordlyの公式イベントギャラリーより。 出典:Wordly

主なイベント実績

  • 3日間のテクノロジーカンファレンス: 52のステージの横に65インチの字幕モニターを設置し、600以上のセッションに対応。ノートパソコンを遠隔管理しました。この事例は字幕のみの利用で、翻訳は有効にしていません。スクリーンの構成
  • World Congress of Nephrology 2024(ブエノスアイレス): 4,500人以上が参加した学会で、医療用語集を準備し、セッション、分科会、オンラインコンテンツを通じてQR翻訳を提供しました。翻訳の運用構成

メリット

  • 字幕専用ウィンドウ、複数言語の表示、オーバーレイが公式に案内されている。
  • 参加者が個別に翻訳音声または字幕を選べる。

デメリット

  • 時間枠を前払いで購入するため、1回のイベントでは未使用分が残る場合がある。
  • 現地サポートは別料金。

デモで確認: スライド・オーバーレイのレイアウトを試し、サポート込みの購入総額を確認してください。画面表示ガイド料金・デモ


4. LiveVoice

LiveVoiceのイベント翻訳を紹介する公式製品ページ。
2026年9月17日に撮影した公式製品ページ。 公式製品ページ

向いている用途: 参加者がスマートフォンで音声を聞く小規模セミナー、複数ステージのイベント、ガイドツアー。
対応地域: オーストリアを拠点に100か国以上 で利用。遠隔・現地サポートは別途見積もり です。
提供歴: 法人設立は2021年 。AI字幕と音声翻訳は2024年 に提供を開始しました。
イベント実績: プラットフォームの全用途を合わせて150,000件以上のイベント での利用を公表しています。

Digital Xの大型LEDスクリーンに映る登壇者。ステージ映像の下に字幕帯が表示されている。
LiveVoiceのDigital X 2024事例では、大型LEDスクリーンにAI字幕を表示しています。 出典:LiveVoice

主なイベント実績

  • Digital X 2024(ケルン): 来場者はQRコードから6つのステージの通訳にアクセス。2つのステージではLEDスクリーンにドイツ語・英語のAI字幕を表示し、他のステージではスマートフォン字幕を提供しました。
  • ステージ以外の利用: 70人以上のツアーガイドもアプリを利用しました。イベントの運用構成

メリット

  • 日単位のプランがあり、年間契約なしで単発イベントに利用できる。
  • AI音声と字幕を併用しても、片方のみの利用と従量料金が同じ。

デメリット

  • 翻訳先言語ごとの稼働時間に応じてAI利用料金が増える。
  • 共有スクリーン機能には、見積もり制のPLUSが必要。

デモで確認: バックグラウンド再生、用語集の準備、スクリーンへの出力を試してください。課金対象チャンネルを停止する担当者も決めましょう。プランイベント向けサービス


5. Interprefy

Interprefyのイベント翻訳を紹介する公式製品ページ。
2026年9月17日に撮影した公式製品ページ。 公式製品ページ

向いている用途: AV機材の調整と本番中の技術支援を必要とし、運用も依頼したいカンファレンスやハイブリッドイベント。
対応地域: 世界各地 に対応し、アジア にも事例があります。現地サポートは個別手配 です。
提供歴: 2014年 設立。AI音声翻訳は2023年 に提供を開始しました。
イベント実績: 人による通訳とAIサービスを合わせて、2024年までに100,000件以上の多言語イベント に対応したと公表しています。

ステージ上の対談と両組織のブランド表示を組み合わせた、InterprefyのTEDxIbiza事例の表紙画像。
Interprefyが公開したTEDxIbiza事例の公式表紙画像。 出典:Interprefy

主なイベント実績

  • TEDxIbiza(2026年3月): 約290人の参加者が、自分の端末で英語・スペイン語・カタルーニャ語の字幕または翻訳音声を利用しました。リハーサル支援と現地の技術サポートも提供されています。イベントの運用構成

メリット

  • プロフェッショナルサービスに、運用調整、技術テスト、本番中の監視が明記されている。
  • 会場字幕、個別の音声視聴、通訳者への接続など、複数の配信経路に対応できる。

デメリット

  • イベント単位の総額は見積もりが必要。
  • サポートの範囲は合意が必要で、通訳者の追加リハーサルは有料になる場合がある。

デモで確認: 参加者の音声視聴、登壇者へ返す翻訳、技術スタッフの予約時間を含めた部屋ごとの運用案を求めてください。料金・問い合わせ


6. KUDO

KUDOのイベント翻訳を紹介する公式製品ページ。
2026年9月17日に撮影した公式製品ページ。 公式製品ページ

向いている用途: スマートフォンでの音声・字幕、または人による通訳が必要な複数の部屋で進行するカンファレンスや非公開の社内イベント。
対応地域: 世界各地。日本香港 で現地運用事例があります。地域によるネットワーク制限 に注意が必要です。
提供歴: 会議プラットフォームは2017年 、AI音声翻訳は2023年 から提供しています。
イベント実績: 2025年に世界の15のイベント・展示会 で翻訳スポンサーを務めています。

イベント風景と、ポーランド語字幕を表示したスマートフォンのモックアップを組み合わせた、KUDOのアムステルダムのカンファレンス事例画像。
KUDOのアムステルダムのカンファレンス事例の合成画像。ポーランド語字幕のスマートフォン画面は、公開された説明用画像の一部です。 出典:KUDO

主なイベント実績

  • 東京の金融カンファレンス: 参加者200人、開催時間09:00〜17:00。基調講演、パネルディスカッション、同時進行の分科会で日本語・英語の音声・字幕を提供しました。用語集、QRコードによるスマートフォンアクセス、会場のAVチームへの現地支援を組み込んでいます。イベントの運用構成

メリット

  • Pay As You Goで、年間サブスクリプションなしに1回のイベントを手配できる。
  • セッションごとにAIと人による通訳の利用範囲を決められる。

デメリット

  • イベント料金と必要なサポートクレジットは確認が必要。
  • 会話モードは字幕、プレゼンテーションモードは音声・字幕を提供する。

デモで確認: 登壇者との質疑応答、翻訳音声、会場字幕を試し、予約するサポートもイベント総額に含めてください。プラン・問い合わせ


7. Maestra Live

Maestra Liveのイベント翻訳を紹介する公式製品ページ。
2026年9月17日に撮影した公式製品ページ。 公式製品ページ

向いている用途: オペレーターが運用し、字幕や配信連携を必要とするセミナー、ウェビナー、非公開の会議。
対応地域: 対面・オンライン・ハイブリッドイベント向けに世界各地で利用できるブラウザサービス 。開催地でのスタッフ対応は確認が必要です。
提供歴: 2018年 設立。Maestra Liveは2024年12月 に発表されました。
イベント実績: 公開された利用者の声では、大阪・関西万博で約30件のカンファレンス に利用したと報告されています。

登壇者、大型スクリーンの2言語字幕、タブレットで内容を追う参加者を描いたMaestraのイベントイラスト。
ステージの2言語字幕と参加者の端末を描いた、Maestra公式のイベントイラスト。 出典:Maestra

主なイベント実績

  • 大阪・関西万博: Maestraが公開した利用者の声では、約30件のカンファレンスで英語・日本語の翻訳を利用したとしています。スクリーン数や使用する部屋数は記載されていないため、希望するレイアウトはデモで確認してください。イベントでの利用者の声

メリット

  • 月額プランがあり、期間限定のプロジェクトでも購入を検討できる。
  • ステージ字幕とOBS・vMix連携が公式に案内されている。

デメリット

  • 共有セッションにはBusiness以上が必要。
  • 言語・音声ごとの利用枠の消費方法と開催時間中のサポートは、申し込み前に確認が必要。

デモで確認: ミキサー入力、2言語表示、参加者のアクセスを試してください。関連するイベント事例と、書面でのサポート範囲も求めましょう。共有機能の利用条件月額プラン・問い合わせ


8. ポケトーク Sentio

ポケトークのSentio カンファレンスプラン公式ページ。参加者のスマートフォンへの音声・文字配信と会場スクリーンへの投影を紹介。
Sentio カンファレンスプラン。旧名称は「ポケトーク for カンファレンス」。 公式製品・料金条件

向いている用途: 講演や学会で、会場スクリーンの字幕と、参加者のスマートフォンで聞く翻訳音声を用意したい場合。ここで比較するのはイベント向けのカンファレンスプランです。携帯型のポケトーク翻訳機や、通常のSentioの月額プランとは分けて検討します。

会場ミキサーを主催者のPCにつなぎ、翻訳する音源を選びます。参加者はQRコードからアクセスし、言語を選んで字幕・音声を利用します。公式ページには、SoftBank World 2025や日本皮膚科学会などの導入例があります。機能・導入事例

メリット

  • スマートフォンへの文字・音声配信と、スライドに合わせた字幕投影を案内している。
  • 料金は本番時間と会場収容人数を基準にし、休憩・リハーサルを価格算定に含めない。

デメリット

  • イベントごとの見積もりが必要。通常のSentioの月額料金では比較できない。
  • 専門用語や固有名詞は認識・翻訳が難しい場合があり、実際の講演内容で確認が必要。

デモで確認: 登壇者が交代する場合は、2言語を自動判別する双方向モードを試します。3言語以上の登壇を同じ設定で処理できるとは限りません。入力言語と翻訳先の音声・文字の対応、当日の担当者、サポート費用を見積もりで確認してください。対応言語・FAQ


9. Flitto Live Translation

Flitto Live Translationの日本語公式製品ページ。イベント向けAI同時通訳を紹介。
イベント向けのFlitto Live Translation。一般向けの翻訳アプリとは別のサービスです。 公式製品・料金条件

向いている用途: 専門用語を含む講演や、複数の言語を使う国際イベント。日本窓口のフリットジャパンに、事前準備から当日の運用まで相談できます。

QRコードでの参加、翻訳文の読み上げ・音声リプレイ、翻訳の記録を案内しています。発表資料や専門用語を事前に準備し、認識した単語を本番中に修正する機能もあります。一般向けFlittoアプリの無料ダウンロード条件を、このイベントサービスの料金として使わないようにしてください。イベント向け製品の説明

イベント実績: フリットジャパンは、WebX2025の全ステージへの導入を報告しています。記事中のステージ数などは「想定/計画」と表記されているため、ここでは確定した運用実績の数値として扱いません。WebX2025の公開事例

メリット

  • 半日・1日のパッケージがあり、公式FAQでは言語数や視聴者数による料金変動がないと説明している。
  • 専門用語の事前準備と本番中の認識修正に対応する。

デメリット

  • 具体的な金額は公開されておらず、見積もりが必要。
  • 本番中の修正担当者、現地サポート、画面設営が料金に含まれるかは別途確認が必要。

デモで確認: 会場スクリーンの表示方法、音声を聞くまでの参加者の操作、修正を反映する流れを試してください。半日・1日の上限時間、超過料金、リハーサルの扱いも確認しましょう。公式FAQ・問い合わせ


精度:参加者は実際のプログラムを理解できる?

まずは、間違えると困る登壇者名、専門用語、数字から確認しましょう。 各ツールがその言葉をどう認識し、参加者の言語へどう翻訳するかを確認します。

1. VoicePing

  • 固有名詞・専門用語:正しい表記とよくある誤認識表記を登録し、繰り返す文字起こしの誤りを修正します。音声認識辞書
  • 多言語の用語統一:ワークスペースの共有辞書に、翻訳先の言語ごとに承認済みの訳語を設定できます。有料プランで利用可能です。翻訳辞書

公開テスト:5言語のASRベンチマーク(WER)。文字起こしの誤りを測定しています。

2. EventCAT Conference

  • 技術的な発表:スライドのPDFから用語集を作り、各セッションに設定します。用語集の設定
  • 本番中の修正:STT Revise Guideに登壇者名の表記や文脈を与えます。編集内容は、次に確定する文から適用されます。本番中の調整機能

公開テスト:英語 ↔ 韓国語、旧Zoom向け製品

3. Wordly

  • 専門分野の講演:Boostで固有名詞や専門用語の認識を優先し、Replaceルールで字幕を希望の表記に置き換えます。用語集の調整機能
  • イベント前の準備:用語集は全プランに含まれます。編集の反映にはセッションの再起動が必要で、音声の発音を用語集で教えることはできないため、事前にリハーサルを行いましょう。プラン

公開テスト:国連公用語6言語の過去の音声評価。日本語は対象外です。

4. LiveVoice

  • 2言語のセミナー:SMART・PROでは、音声認識用と翻訳用の用語集を分けて、専門用語と希望の訳語を指定できます。用語集の設定
  • 言語による制限:英語・日本語は翻訳用語集に対応していますが、タイ語・ベトナム語は現時点で非対応です。イベントで使うすべての言語を確認してください。言語別対応表

公開テスト:競合企業による欧州言語のテスト。日本語は対象外です。

5. Interprefy

  • 技術カンファレンス:登壇者名、略語、専門用語をCustom Vocabularyに提供し、音声認識を補助します。カスタム語彙
  • 準備を依頼する場合:プロフェッショナルサービスには、プロジェクトマネージャーによる用語集の準備と1時間の技術テストが含まれます。このサービスを見積もりに含めてください。準備支援サービス

公開情報:評価方法は公開されていますが、数値で示した翻訳結果は確認できませんでした。

6. KUDO

  • 固有名詞・専門用語:Word Priorityが音声認識を補助し、用語集で訳語を指定します。Do Not Translateでは、選んだ名称を翻訳せず保持できます。カスタマイズ
  • モードの違い:用語集・原語保持の機能にはAI Speech & Captionsが必要です。字幕のみのモードではWord Priorityを利用できます。設定はセッション前に保存してください。設定のタイミング

公開テスト:2025年の英語 → 日本語の聴取理解度。過去のエンジンが対象です。

7. Maestra Live

  • オペレーターが運用するセミナー:Liveモードには、字幕の繰り返し誤りに対応するカスタム用語と単語置換があります。ライブ調整機能
  • 翻訳の文脈:Real-Time PremiumではOpenAIへのプロンプト、BusinessではDeepLと翻訳用語集が追加されます。使う言語の組み合わせで用語集に対応しているか確認してください。必要なプラン

公開情報:ライブイベントの品質スコアとして、十分な評価内容を確認できる資料は見つかりませんでした。

8. ポケトーク Sentio

  • 講演内容で試す:固有名詞や専門用語がどう認識されるか、実際の登壇者の音声で確認します。
  • 登壇言語の切り替え:双方向モードは2言語を自動判別します。3言語以上の場合は運用方法を確認してください。公式FAQ

9. Flitto Live Translation

  • 事前準備:登壇者名・企業名・専門用語を提供し、必要な表記を共有します。
  • 本番中の修正:認識した単語の修正機能を試し、誰が操作するかを決めます。事前準備・校正機能

デモでは用語設定の効果を確認:用語設定の前後で、同じスピーチとマイクを使って試してください。対象言語に堪能な確認者が、✓ 固有名詞と数字、✓ 意味、✓ 字幕・音声の遅延を確認します。

確認した資料では、辞書の有無による改善幅は数値化されていません。以下の公開テストは製品・言語・指標が異なるため、スコアで各社を順位付けすることはできません。

公開テストの結果とグラフを見る

EventCAT

学術研究・2025年9月公開

英語 ↔ 韓国語・Zoom内のWISE

EventCAT WISE:4本のスピーチの区間あたり加重誤りペナルティは1.05、0.30、0.85、1.44。低いほど良く、正確さの割合を表す数値ではありません。

スピーチ4本、評価者1人。対象はOnlineMeeting WISEで、現在のConference構成ではありません。研究とデータ

VoicePing ASR v0.1

提供元による文字起こしテスト・2026年7月

原言語の音声・各言語1,000クリップ

VoicePing ASR v0.1の原言語の単語誤り率:英語20.2%、日本語20.4%、韓国語24.5%、中国語16.0%、ベトナム語15.5%。低いほど良く、文字起こしの誤りを示す指標であり、翻訳スコアではありません。

5,000クリップ(約41時間)のマクロ平均WERは19.3%。辞書の有無による改善や、翻訳後の意味は測定していません。ASRテストとデータ

VoicePing MT v0.1

テキストモデルのテスト・2026年7月

英語 → 日本語・100行・GPT-5.5による評価

VoicePing MT v0.1のテキストモデル評価(100点満点):正確性86.0、完全性86.8、流暢さ90.7、自然さ87.5。ライブイベント翻訳を試験したものではありません。

社内のテキストサンプルを使用。マイク入力とリアルタイムの配信は試験していません。テストとデータ

Wordly

WHOチームによる音声評価・2025年報告

難度の高いスピーチ18本・国連公用語6言語

WHOチームによる過去の評価:Wordlyの通訳出力90件の内容評価は、100点満点で平均46点、範囲5〜83点。研究では合格基準を75点としています。

研究の75点基準に達したのは90件中1件でした。日本語は対象外で、現行版の性能を示すものではありません。原報告書

KUDO

聴取者テスト・2025年2〜3月

英語 → 日本語・各群28人

2025年の聴取者研究では、10点満点の平均理解度スコアはKUDO AIが3.71、人による通訳が4.50。各群のジャーナリストは28人でした。

11分48秒のスピーチ1本、2025年2月のエンジンを使用。翻訳の正確さの割合ではなく、聴取者の理解度を測定しています。2026年1月の論文

LiveVoice Pro

競合企業によるテスト・2026年4月

約6分のセッション8回・日本語は対象外

−115GEMBA-MQMの誤り点数
0に近いほど良い
10.0秒翻訳音声の遅延中央値
原文のフレーズ → 翻訳音声

欧州の5言語を対象に、競合のサービス提供元が結果を報告しています。音声の遅延と字幕の遅延は別です。テストと録音

Interprefy · Maestra Live

確認した公開資料では評価データが不足

ライブイベント翻訳のスコアとして、十分な評価内容を確認できる資料は見つかりませんでした。

Interprefy:評価方法は説明していますが、翻訳結果の数値は公開していません。品質ガイド

Maestra:大阪・関西万博の利用者の声はイベント経験を示すもので、品質の測定スコアではありません。イベントの公開事例

開催するイベントの言語とスピーチサンプルを使った結果を求めてください。

テストの範囲と限界

  • EventCAT:金融分野のスピーチ4本(各約10分)、348区間。グラフは論文の表3にある区間あたりのペナルティを再現していますが、論文中の計算式とは一致していません。評価者は1人で、厳密なビルドとテスト日は非公開です。
  • VoicePing ASR:提供元が製品専用の音声データセットを用いて実施し、各言語1,000クリップを評価しています。WERは文字起こしを人による正解データと比較する指標です。辞書の有無を比較する実験はなく、このスコアからイベントプランで現在使われるモデルや、入力から出力までの翻訳品質は判断できません。
  • VoicePing MT:提供元による別のテキストモデルテストです。AIが評価し、信頼できる日本語の正解参照文はありません。マイク入力とリアルタイムの配信は対象外です。
  • Wordly:2024年の総会録音を対象とした過去の評価です。ビルド、テスト日、用語集の設定は不明で、一部の採点では英語のリレー通訳を使用しています。線で示すのは観測された最小値・最大値であり、信頼区間ではありません。
  • KUDO:現職・元ジャーナリスト56人をバランスの取れた2群に分け、録音スピーチ1本を評価しています。理解度を記述した結果であり、統計的な優位性や現行エンジンについての結論は示していません。
  • LiveVoice:競合企業がLLMで評価し、セッションごとに10回繰り返しています。対象は英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語です。誤り点数を正確さの割合に換算することはできません。

機材・連携:会場側で何を用意する?

会場マイクの音声を、ミキサーから直接、翻訳用PCへ送ります。 客席に置いたPCの内蔵マイクでスピーカーの音を拾うと、周囲の会話や残響も入りやすくなります。ミキサーを挟むだけで雑音が消えるわけではありません。登壇者・司会・質問者のマイクを近い位置で使い、翻訳に必要な音だけを送ることが基本です。VoicePingの機材設定ガイド

ミキサーから翻訳用PCへ音声を送る

会場の音響担当者には、登壇者・司会・質問用マイクだけの、翻訳PC向けライン出力を依頼してください。会場スピーカー用とは別に音をまとめるAUX/MIX出力を使うと、BGMや翻訳音声を除外できます。端子名や割り当ては機種によって異なります。

USBオーディオ対応ミキサー
マイク → ミキサー → USBケーブル → 翻訳用PC

アナログ出力から取り出す場合
マイク → 会場ミキサーのAUX/MIX OUT → オーディオインターフェースのLINE IN → USB → 翻訳用PC

翻訳の届け先
VoicePing → 会場スクリーンの字幕/参加者のスマートフォン

USB端子があっても、録音用メモリーや電源専用の場合があります。PCへ音声を送れる端子・チャンネルを説明書で確認します。USBオーディオ対応なら、別のインターフェースは必須ではありません。アナログミキサーの場合は、ミキサーとPCの間でライン音声をUSBへ変換します。

Yamaha AG03MK2・AG06MK2につなぐ例

AG03MK2は3チャンネルAG06MK2は6チャンネル のUSBミキサーです。以下は、会場ミキサーのモノラル出力をAGシリーズでPCへ取り込む例です。少人数なら、会場ミキサーを介さずAGのマイク入力へ直接接続する構成も選べます。

ヤマハ公式の前面図。左がAG06MK2、右がAG03MK2。上部にライン入力、中央下部にSTREAMING OUTスイッチがある。
左:AG06MK2、右:AG03MK2。ライン入力とSTREAMING OUTの位置を確認します。 ヤマハ公式ユーザーガイド
  1. 会場ミキサーの出力を決める。 音響担当者に、話す人のマイクだけを含むAUX/MIX出力を作ってもらいます。スピーカー駆動用の出力は接続せず、ラインレベルの出力を使います。
  2. AGのライン入力へつなぐ。 AG03MK2はCH2の[L/MONO]へつなぎ、[GUITAR/LINE]を[LINE]にします。AG06MK2はCH3の[L/MONO]へつなぎます。会場側のXLR/フォーン端子とAG側の入力仕様に合うケーブルを音響担当者に用意してもらいます。長いバランス配線は、対応するインターフェースのライン入力で受ける構成を検討します。
  3. PC用USB端子とPCをつなぐ。 データ通信に対応したUSBケーブルを使います。AG本体の[5V DC]は電源用なので、PCとの音声接続には使いません。Windowsでは、メーカーが指定するYamaha Steinberg USB Driverを確認します。
  4. [STREAMING OUT]を[INPUT MIX]にする。 今回はマイク・ライン入力の音だけをPCに送ります。[LOOPBACK]はPCの再生音も入力へ戻す設定です。翻訳音声を再び認識する原因になるため、この構成では使いません。なお[INPUT MIX]でもAGのAUX入力の音は混ざるので、BGMや翻訳音声をAUXに入れないでください。
  5. VoicePingの入力にAGを選ぶ。 OSが機器を認識していることを確かめ、VoicePingのマイク選択でAGの入力を指定します。内蔵マイクのままになっていないか、発話して入力メーターと原文の文字起こしを確認します。
  6. 音量を調整して通しで試す。 接続・スイッチ変更は音量を下げて行い、話すと[SIG]が点灯し、[PEAK]が点灯し続けないレベルに調整します。ライン音声を受けるためにファンタム電源(+48V)を入れる必要はありません。司会・登壇・質疑応答の全マイクと、参加者の字幕・音声を確認します。

端子・スイッチの説明はヤマハ公式の前面ガイド 、PCとの接続はUSB端子の説明PC接続手順 を参照してください。機種によって設定が違うため、AGシリーズのスイッチ名をTF5など別のミキサーに当てはめないようにします。

手元の機材で何が必要か

VoicePingのマニュアルには、過去のイベントで動作を確認した機材として、AG03MK2/AG06MK2、TF5、UR22mkII、USBPre 2、ZOOM AMS-24、BEHRINGER UM2、MACKIE Mix5が掲載されています。UR22mkIIと「STEINBERG UR22mkII」は同じ機種で、AG03MK2の色違いも別機種として数える必要はありません。動作確認機材の一覧

  • USBミキサーを使う: AG03MK2/AG06MK2ならPCへ直接送れます。TF5など多チャンネル機は、翻訳PCに届くUSBチャンネルとアプリが受ける入力を音響担当者が確認します。
  • 会場ミキサーのアナログ出力を使う: UR22mkII、USBPre 2、AMS-24、UM2などのライン入力を備えたUSBインターフェースを候補にします。入力端子・許容レベル・OS対応を機種ごとに確認します。
  • MACKIE Mix5を使う: アナログミキサーなので、その出力をUSBインターフェースに入れてPCへ送ります。

この一覧は購入必須のセットではありません。会場にある機材を確認し、不足する接続機材だけを手配してください。

音が入らない・二重に聞こえるとき

音が入らない場合は、会場ミキサーの送出先・ミュート、AGの入力チャンネル、USBケーブル、OSのマイク権限、VoicePingの入力選択を順に確認します。AGのメーターは動くのにPCに入らなければ、USB接続とドライバーから調べます。

同じ音が繰り返される場合は、[LOOPBACK]、PC側の入力モニター、会場ミキサーへの戻り音声を確認します。翻訳PCから戻る音を翻訳向けのAUX/MIX出力に再送しないようにします。AGの[MIX MINUS]はモニター出力から特定の入力を除く機能で、[LOOPBACK]を切る設定の代わりにはなりません。ヤマハ公式の信号設定

音が割れる、認識が途切れる場合は、まず入力レベルを下げて歪みを解消します。マイクに入る客席の会話、不要な残響効果、通信の不安定さも確認してください。

参加者と登壇者が使いやすい会場にする

  • スクリーン: 最後列から実際のスライドと字幕を読んで確認します。画面に出す言語は読みやすさを保ち、その他の言語はスマートフォンで提供しましょう。
  • 参加者向け音声: 参加手順とイヤホンの案内を用意します。スマートフォンをポケットに入れた状態やアプリ切り替え時も試してください。LiveVoiceはバックグラウンド再生にアプリを推奨しています。参加者のアクセス
  • 登壇者との質疑応答: 会場の質問用マイクも翻訳に入力し、登壇者には翻訳を返す画面または音声を用意します。双方向の流れを通して試してください。KUDOのモード
  • AV担当者との引き継ぎ: 部屋ごとの機材と担当者を明確にし、接続が切れた場合もリハーサルします。パソコンの台数と同時利用できる部屋数を確認してください。KUDOの表示ガイドでは、表示専用パソコンとAV技術者を指定しています。

イベント1日あたりの費用:実際にいくらかかる?

比較条件は、会場の既存AV機材を使い、1室、プログラム6時間、翻訳の同時利用者200人、翻訳先2言語としています。既存7社の料金・条件は2026年9月17日に確認し、公開金額は米ドル(USD)で記載しています。SentioとFlittoは2026年9月20日に公式の見積もり条件を確認し、非公開の金額は推定していません。画面表示、言語別の利用枠、スタッフの対応範囲は選ぶプランによって異なります。 VoicePingのUSD価格は英語版の公式料金 を参照しています。

サービスソフトウェア購入額内容・条件サポート・追加料金
1. VoicePing$1,100/日✓ 翻訳利用者51〜200人・税込
• アカウント設定込み
• 交通費・別日のリハーサルは追加
遠隔:+$770/日、現地:+$1,100/日
• 設営・本番中の監視
• 現地:専門スタッフ1人・ノートパソコン貸出
地域別の現地対応最低利用条件
2. EventCAT$300 / 開始から6時間
$600 / 24時間
✓ 会場スクリーン
• QR利用者:300人(6時間)/ 500人(24時間)
• 休憩中も時間を消費
• MAXオーバーレイ:$1,200/24時間 パスの利用条件
オンライン:月〜金 09〜18時 UTC+9
• MAX:24時間365日オンライン
• 現地対応:記載なし
3. Wordly前払い約$1,500から• Starter:10時間 / 12か月
• 全額前払い。200人利用の見積もりを確認
24時間365日の電話・メール窓口
予約制の遠隔・現地イベントサポート:別料金
• 監視する範囲を合意
4. LiveVoice小計$599.40
+画面表示オプションの見積もり
• SMART:200人で$225/日
• 360分 × 2言語 × $0.52
税別AIの課金方法
PLUS会場スクリーン:見積もり
遠隔・現地イベントサポート:見積もり
• 監視する時間を合意
5. Interprefyイベント単位の見積もり• AI・人による通訳と出力方法を指定
• ソフトウェア・サービスの内訳を依頼
コーディネーター・遠隔技術者
• 技術テスト・本番中の監視を見積もり
• 現地対応は要相談
6. KUDOイベント単位のPAYG見積もり• 年間サブスクリプション不要
• 最低購入条件を確認
技術サポート:パッケージ・クレジット制
• リハーサル・予約時間を見積もり
• AIのみの利用時・現地の対応範囲を確認
7. Maestra LiveBusiness $199/月
Business Plus $449/月
• 「言語ごと」に翻訳360分 / 900分
• 2言語の課金と200人の参加可否を確認
上記プランは優先サポート
• スタッフによる本番サポート:Enterprise見積もり
• 現地対応:記載なし
8. Sentioカンファレンスプラン:見積もり• 本番時間と会場収容人数で算定
• 休憩・リハーサルは価格算定の対象外
公式FAQの価格条件
• 設営・運用担当者の手配範囲を確認
• 現地対応・税・追加費用を含む総額を依頼
9. FlittoLive Translation:半日/1日の見積もり• 言語数・視聴者数で料金が変動しないパッケージ
• 6時間がどの枠に入るか確認
公式FAQの価格条件
• 用語準備・本番修正・現地対応の内訳を確認
• 超過・リハーサル・税の扱いを確認

画面機能、リハーサル、サポート、税金を含めた、実際の開催日程で支払う総額を求めてください。休憩、時間超過、キャンセルの扱いと、未使用クレジットの有効期限も確認しましょう。

補足:人による通訳の依頼先と費用を比較する

対面イベントで運営の負担を抑えたいなら、通訳者・機材・当日の技術運営をまとめて依頼する構成が第一候補です。発言を区切れる少人数の会議は逐次通訳、進行時間を増やしたくない講演は同時通訳を選びます。下の表で、依頼先と費用を一緒に比較できます。

国内の金額は2026年9月20日に確認した公開料金による試算で、すべて税別です。通訳料はサイマルの日英・Aクラスを基準にしています。Aクラスは同社の区分で、他社共通の等級ではありません。

開催条件・おすすめの依頼先費用の目安(税別)含まれる内容・確認事項
少人数の商談・説明会通訳会社に逐次通訳を依頼。サイマルなど3時間以内:74,000円
通訳者1名 × 74,000円
通訳料のみ。発言と通訳を交互に進めるため、長めの会議枠を確保します。同時通訳用のブース・受信機は不要です。交通費などは別途確認します。
会場での講演・国際会議同時通訳チームと機材運営を一括相談。サイマルイー・シーなど

通訳料のみ・1言語のチーム
3時間以内:148,000円
2名 × 74,000円
1日:330,000〜440,000円
3〜4名 × 110,000円

200人・6時間・2言語の試算
機材・運営込み
1,035,000〜1,255,000円
+追加費用

200人の例は1室、日本語から英語・中国語へ通訳する6〜8名、2ブース、受信機200台、技術者1名、当日設営撤去・運搬を想定。会場の既存マイク・PAを使います。公表開始単価による概算で、予算の上限ではありません。必要台数・人員・利用日数は正式見積もりで確定します。
オンライン会議社内に配信担当者がいるなら、KUDO Marketplaceで通訳者を手配個別見積もり
公開の一律料金なし。上記の国内単価は適用できません。
専門分野に合う通訳者を選び、Zoom・Teamsなど既存の会議環境と組み合わせます。通訳者の予約価格に加え、会議ライセンス・技術サポートの費用を確認します。
ハイブリッド・多言語イベント技術運営も任せたいなら、Interprefyへ一括相談個別見積もり
時間・言語数・参加人数・サポート範囲で変動します。
配信基盤・プロ通訳者・運営サポートを組み合わせます。単発イベントの見積もりと年間の時間枠プランを区別し、当日の担当範囲を確認します。
料金の計算根拠・税込額・200人規模の内訳を見る

サイマルの公開料金では、同時通訳は3時間以内で2名、3時間超で3〜4名が目安です。上の通訳料はチーム全体の金額で、必要人数は専門性や進行に応じて確定します。

  • 逐次通訳・3時間以内:74,000円 × 1名=74,000円。税込81,400円。
  • 同時通訳・3時間以内:74,000円 × 2名=148,000円。税込162,800円。
  • 同時通訳・1日:110,000円 × 3〜4名=330,000〜440,000円。税込363,000〜484,000円。

200人・6時間・2言語の例:日英・日中の各チームに3〜4名、計6〜8名を手配し、交代で通訳します。サイマルの通訳単価とイー・シーの機材・技術料金を組み合わせた編集部の概算で、両社のセット商品や確定見積もりではありません。

  • 通訳者:110,000円 × 6〜8名=660,000〜880,000円。
  • 機材:送信機15,000円 × 1台、ブース20,000円 × 2台、通訳ユニット10,000円 × 4台、受信機800円 × 200台、コントローラー25,000円 × 1台=280,000円〜。
  • 技術・設営・運搬:技術者35,000円 × 1名、当日設営撤去40,000円、運搬20,000円=95,000円〜。
  • 合計:1,035,000〜1,255,000円+追加費用。消費税10%で1,138,500〜1,380,500円+追加費用。

機材・運営費の小計は375,000円〜です。機材の利用日数、会場に合うシステム構成、技術者数、各ブースで同時に着席する人数をレンタル会社に確認してください。

見積もり時にそろえる条件:言語の組み合わせ・通訳方向、会場数、タイムテーブル、専門分野、講演資料を共有します。英語の質問を日本語へ返すなど、質疑応答の逆方向も指定してください。

  • 時間・人員: 集合から終了までの拘束、事前打ち合わせ、リハーサル、延長、追加の技術者。
  • 会場・機材: 会場費、マイク・PAの追加、前日設営、予備の受信機、配布・回収スタッフ、通訳者の交通・宿泊。
  • 録音・公開: 録音・配信・後日の動画公開の利用条件と追加料金。字幕や議事録の作成は別途確認します。
  • 変更・キャンセル: 日程や言語の変更、登壇者の交代、キャンセル料の発生時点。

当日は、通訳者が会場マイクの音声、登壇者の映像、スライドを確認できる環境を用意します。重要な基調講演・質疑応答を人に任せ、ほかのセッションでVoicePingなどのAI翻訳を使う構成も選べます。ただし、通訳者の最低拘束時間やAIの利用枠があるため、併用すれば必ず安くなるとは限りません。

よくある質問

イベント翻訳を1日だけ利用できますか?

はい。1日パス、1日単位の参加者数別プラン、時間クレジット、イベント単位の見積もりなどがあります。最低購入条件やサポート条件はそれぞれ異なります。年間プランを12で割るのではなく、実際に購入が必要な金額を確認してください。

参加者にアプリやイヤホンは必要ですか?

QRコードやリンクからブラウザで利用できるサービスが複数あります。利用するモードと対応端末を確認してください。個別の翻訳音声を聞く場合は、周囲に迷惑をかけないようイヤホンやヘッドホンを使います。字幕の閲覧には不要です。

スライドを見せながら2言語を表示できますか?

複数言語の表示やプレゼンテーション画面向けの機能を案内しているサービスがあります。具体的なレイアウトと対象プランを確認してください。実際のスライドと使用する言語の文字でリハーサルを行いましょう。共有スクリーンは、表示言語を増やすほど読みにくくなる場合があります。

海外の登壇者も会場からの質問を理解できますか?

質問を登壇者の言語へ翻訳して返す経路を用意する必要があります。質問の受け付け方法、登壇者への翻訳の届け方、言語切り替えの担当者を決めてください。参加者向けの音声配信だけでは、双方向の質疑応答は成立しません。

文字起こしや録音データも含まれますか?

利用権限、書き出し形式、保存期間はサービスによって異なります。見積もりに明記してもらい、録音の許可はイベント前に確認してください。翻訳字幕を後日公開する場合は、人による確認と修正の時間も確保しましょう。

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