
この記事の内容
会議・旅行・対面会話に役立つリアルタイム音声翻訳ソフト14選と翻訳用ハードウェア5選を比較します。同時通訳で外国語の話を聞く用途から、双方の言語を訳す双方向翻訳で会話する用途まで、目的に合う音声通訳ツールを紹介します。翻訳用ハードには専用端末とスマホ連携イヤホンが含まれます。
多言語会議と会議後の記録には、VoicePing を最もおすすめします。TeamsやZoomをすでに契約している企業は各サービスの翻訳機能を、短い対面のやり取りにはスマートフォンアプリや専用端末を検討するとよいでしょう。
2026年9月20日更新 Google翻訳の最新モードとiFLYTEKに加え、CoeFont、Kotoba、翻訳カモメ、オンヤク、Erudite、VoiceTraの機能・料金・利用条件を用途別に整理しました。VoicePingが公開資料に基づいて作成した比較であり、実機テストによる順位付けではありません。
ソフト14選・ハード5選を一覧で比較
まず、会話をする場所と、翻訳を「読む」「聞く」「相手に音声で返す」のどれが必要かを整理しましょう。「音声翻訳」はこれらのいずれも指すことがあり、必要な設定も異なります。
ソフトの表では、アプリや内蔵機能を比較します。Appleのライブ翻訳はソフトウェアで、AirPods 5はその機能を利用するハードウェアとして別の表に載せています。翻訳方式が異なる2製品という意味ではありません。
ソフトウェア14選:会議サービスとスマホの翻訳機能
| ツール | 向いている用途 | 翻訳の出力 | 公開料金の目安 | 無料枠・試用の上限 |
|---|---|---|---|---|
| VoicePing — 最もおすすめ ソフトウェア | 定期的な多言語会議と会議後の振り返り | 字幕・音声読み上げ | 有料:月額¥3,163〜 | 月90分・1アカウント |
| Microsoft Teams Interpreter ソフトウェア | ライセンスを持つTeamsユーザー間の定例会議 | 翻訳音声 | Copilot:年契約で月額¥3,148/ユーザー。基本プランは別途 | 継続利用できるInterpreterの無料枠なし |
| Zoom Voice Translator ソフトウェア | 普段からZoomで行う通話 | 翻訳音声 | ZoomMate:年払いで月額US$16.67/ユーザー、月払いでUS$20 | 無料の音声翻訳枠は未公表 |
| DeepL Voice ソフトウェア | 複数の会議プラットフォームを使う企業 | 翻訳字幕・翻訳音声 | Voice Starter:年払いで月額¥1,900/ユーザー、月払いで¥2,200 | Starterは14日間試用可。試用中の利用分数は未公表 |
| Palabra ソフトウェア | 複数の会議アプリで使う双方向音声翻訳 | 翻訳音声・字幕 | 年払いで月額US$45、月払いでUS$60 | クレジット上限付きの7日間試用。利用分数は未公表 |
| JotMe ソフトウェア | Zoom・Teams・Meetを使い分ける個人 | 字幕・翻訳音声 | Pro:年払いで月額US$10/ユーザー、月払いでUS$20 | 月20分相当の翻訳枠。Fast Audioは5倍消費 |
| Google翻訳 スマホアプリ | 短い対面のビジネス会話 | 翻訳音声・テキスト | アプリは無料 | 月間の利用分数上限は未公表。端末・言語の対応条件あり |
| Appleのライブ翻訳 端末の内蔵機能 | 対応するApple端末での通話や訪問先の会話 | 電話の翻訳音声・対面での音声翻訳 | 対応端末に付属 | 月間の利用分数上限は未公表。対応端末が必要 |
| CoeFont通訳 | 企業のオンライン・対面会議 | 翻訳音声・文字・会話履歴 | Plus:月額¥55,000(税込) | スマホ基本機能は無料。時間枠はアプリで確認 |
| Kotoba:同時通訳アプリとMeeting Bot | スマホの会話翻訳・法人会議 | 字幕・翻訳音声。Botは別プラン | Unlimited:月額US$99 | Free:月5時間。Botは対象外 |
| 翻訳カモメ(TransGull) | 講義の聴取・対話・動画や電話 | 字幕・翻訳音声 | 同時通訳:720 / 900クレジット/時 | 会話等で1日30,000文字を共有。ライブ通訳とは別 |
| オンヤク(Rozetta) | 企業会議の翻訳字幕・記録 | 文字起こし・翻訳テキスト | 料金例:月額¥75,000/12か月契約 | トライアルあり。人数・期間・時間枠は要確認 |
| ミラクル音声翻訳機 Instant Translate(Erudite) | 旅行・短い対面会話 | 音声・文字・画像翻訳 | 無料開始。広告・アプリ内購入あり | 音声時間枠と有料価格はアプリで確認 |
| VoiceTra(NICT):旅行会話・業務での試用 | 旅行会話・業務での試験利用 | 文字・対応言語の音声再生 | 無料。データ通信料は別 | 直接的な営利目的は禁止。継続業務向けの保証なし |
翻訳用ハード5選:専用端末とスマホ連携イヤホン
POCKETALK S2・Vasco Q1・iFLYTEKは専用端末、W4 Pro・AirPods 5はスマホ連携イヤホンです。「スマホ不要」と「通信不要」も別です。価格は日本向け公式ストアの円表示です。
| ハードウェア・種類 | 必要なスマホ・通信 | 向いている用途・特徴 | 購入価格・継続費用 |
|---|---|---|---|
| POCKETALK S2 単独で使う携帯型翻訳機 | スマホ不要。クラウド翻訳にSIM通信またはWi-Fiが必要 | 訪問先で共用する端末。75 g、2.8インチ画面 | ¥36,300(税込)。SIM通信2年分を含む。更新は別料金 |
| Timekettle W4 Pro スマホ連携イヤホン | 対応スマホと専用アプリが必要。オンライン通話は要通信 | 対面会話と対応する通話。オンライン52言語、オフライン13言語ペア | 日本向けストア¥68,999。スマホ・通信費は別途。決済条件を要確認 |
| AirPods 5 iPhone連携イヤホン | Apple Intelligence対応iPhone、iOS 26以降。言語モデルを事前取得 | 訪問先で訳を聞く用途。日本語対応。両モデルでライブ翻訳を利用可 | ¥23,800/ワイヤレス充電ケース付き¥27,800。iPhone別途。9月18日発売 |
| Vasco Translator Q1 単独で使う携帯型翻訳機 | 内蔵SIMまたはWi-Fiを利用。渡航先の通信範囲を要確認 | 音声86言語。ハンズフリーの自動モードと端末の生涯使える翻訳用通信 | 日本向けストア¥79,500。通話翻訳は最初の10分無料、以降10分¥900 |
| iFLYTEK デュアルスクリーン AI翻訳機 単独で使う翻訳端末 | オンラインは内蔵通信・Wi-Fi。オフラインは17言語ペア限定 | 対面で双方が画面を見る。音声143言語(方言等を含む)、会話モード21言語 | ¥99,800。グローバル通信2年付き。更新条件は要確認 |
公開料金の一例を、表に記載した支払い条件で示しています。端末価格は買い切りです。無料プランと短期の試用は区別して記載しています。利用枠、年契約、追加費用は料金の詳細比較 で確認できます。
会議・対面会話・旅行で検討したいソフトウェア14選
多言語ビジネス会議で最もおすすめ
1. VoicePing 3.0

リアルタイム翻訳と会議の記録を一つに
VoicePingは、会議中の翻訳と会議後に必要な記録をまとめて扱えるため、定期的な多言語ビジネス会議で最もおすすめするツールです。対応環境ではZoom・Teams・Google Meetの音声を取り込み、翻訳字幕を表示し、確定した翻訳を読み上げられます。有料プランには検索可能な会議ログとAI要約があり、議論の内容を決定事項や次のアクションとして残せます。
対応するPC・モバイルの共有セッションでは、ゲストはブラウザーのリンクやQRコードから参加でき、アカウント作成やアプリのインストールは不要です。言語を選び、翻訳の読み上げを聞けます。ホストがゲストのマイクを有効にすると、ゲストも発言でき、その返答が共有セッション内で文字起こし・翻訳されます。会議アプリと併用しながら、双方がブラウザー上で会話できる仕組みです。
英語の会議で記録まで残したい場合は、英語会議の文字起こし・翻訳ツール6選 も参考になります。英語字幕、日本語訳、保存できる文字起こし、AI議事録の違いを整理し、会議後に原文と要約を確認する手順を説明しています。
選び方のポイント: その場で会話を理解し、後から内容を振り返りたいチームに向いています。会議アプリとの連携、翻訳の共有、有料プランの記録機能をまとめて使えることが、この用途で最初におすすめする理由です。
料金: 日本向けFreeは1ユーザーで月90分。Individualは月額¥3,163からで、月450分です。Smallは月額¥6,325、年払いなら月額換算¥4,125で、最大15アカウントが月450分を共有します。いずれも税込です。料金ガイドでは社内リスナーと社外イベントでの利用が引き続き区別されているため、セッションに適用される条件を確認してください。記録の保存が必要な場合は有料プランを利用します。プラン詳細
製品紹介動画: リアルタイム音声翻訳アプリによる会話の文字起こし・翻訳から、会議後の要約、対応事項、検索できる会議ナレッジまでを紹介します。
メリット
- ゲストはアカウント作成やインストールなしでQRコード・ブラウザーリンクから参加し、言語の選択、翻訳音声の再生、ホストが有効にしたマイクでの返答ができます。
- 対応する会議アプリの音声を取り込み、有料の会議ログ・翻訳・AI要約を会議後の振り返りに活用できます。
デメリット
- 無料プランと低価格帯の有料プランには、月間の文字起こし上限があります。チームの実際の利用に足りる共有時間枠を選びましょう。
- Web Meeting Botのリスナーリンクは視聴専用です。ゲストが音声で返答する場合は、ゲストマイクを有効にした共有セッションを利用します。
会議の翻訳 · ブラウザーのリスナー操作 · ゲストの発話と翻訳 · Meeting Botの共有 · 会議ログと要約 · VoicePingを見る
普段の会議アプリで使う翻訳
2. Microsoft Teams Interpreter

Copilotを導入済みのチームに
Teams Interpreterでは、日本語を含む翻訳音声を参加者が聞けます。必要なMicrosoftライセンスをすでに導入している場合、海外拠点との定例会議で検討しやすい選択肢です。
選び方のポイント: 必要なライセンスを持つ拠点同士の継続的な連携なら、まず試す候補になります。初めて会議に招く顧客については、招待前に利用資格を確認しましょう。
料金: Copilot Businessの追加料金は、年契約で月額¥3,148/人、月契約で¥3,778/人(税別)。Teamsを含む基本プランの料金は別途必要です。詳細比較表では、基本プランの一例としてBusiness Basicを挙げています。通訳は1人あたり月20時間を含みます。期間限定の割引は計算に含めていません。Microsoftの料金
操作デモ: Microsoftによる初期のデモでは、音声通訳の流れを確認できます。現在の画面や提供状況とは異なる場合があります。
メリット
- 参加者が会議内で聞きたい言語を選べます。
- 対象のMicrosoft 365 Copilotユーザーには、1人あたり月20時間の通訳枠が含まれます。
デメリット
- 利用者ごとに対象ライセンスが必要です。匿名ユーザーとゲストIDではInterpreterを使えず、社外の参加者には有効なCopilotライセンスを持つ認証済みMicrosoft 365アカウントが必要です。
- Teams Premiumの翻訳字幕とCopilotの音声通訳では利用条件が異なります。主催者が契約しているだけで、全員が自動的に音声翻訳を使えるわけではありません。
3. Zoom Voice Translator

Zoomで完結する会話に
Zoomには、翻訳字幕とは別にVoice Translatorがあります。現在のサポート資料では、日本語と英語を含む5言語の音声翻訳が案内されています。顧客が普段からZoomを使っている場合に検討しやすい機能です。
選び方のポイント: 顧客との会議がすでにZoom中心なら、最初に試す候補になります。実際の通話で、双方が翻訳を利用できるか確認しましょう。
料金: ZoomMateのグローバル料金は月額US$20/ユーザー、年払いなら月額US$16.67/ユーザーです。Voice Translatorを含み、他のAI機能と共有する月2,200 AIクレジットがユーザーごとに付与されます。確認した資料では音声翻訳1分あたりの消費クレジットが公表されていないため、一定の音声翻訳時間を保証する枠ではありません。税金や地域ごとの決済額は異なる場合があります。公式プラン
操作デモ: 短い公式紹介動画で、Zoom会議内のVoice Translatorと、翻訳中を示す表示を確認できます。
メリット
- Zoom内で、参加者が話す言語と聞く言語を選べます。
- 会議サービスを切り替えずに翻訳機能を試せます。
デメリット
- Voice Translatorには、対象となるLive TranslationまたはZoomMateの利用資格が必要です。ZoomMateのAIクレジットは他の機能と共有するため、残高から一定の音声翻訳時間が保証されるわけではありません。
- 案内されている要件はWindows・macOSデスクトップ版7.0.0以降です。長く途切れない発話では、話の切れ目まで翻訳音声の再生が待たされる場合があります。
誰に利用資格が必要で、相手がどのように翻訳音声を聞くのか確認してください。公式の設定方法と利用条件
複数の会議アプリに対応する翻訳専用サービス
4. DeepL Voice

オンラインと対面の両方を検討する企業に
DeepL Voiceはオンライン会議と対面の会話に対応します。会議向けサービスではTeams・Zoom・Google Meetをサポートし、日本語の字幕と音声翻訳が案内されています。オンライン会議で翻訳音声を利用するには、DeepL Voiceのデスクトップアプリを使います。
選び方のポイント: 複数の会議プラットフォームを使う企業で検討する価値があります。参加者が必要とする音声翻訳の使い方に、契約予定のプランが対応していることが条件です。
料金: 日本向けVoice Starterは月額¥2,200/ユーザー、年払いなら月額¥1,900で、月300分/ユーザーを含みます。Voice Businessは月額¥6,200/ユーザー、年払いなら月額¥5,280/ユーザーで、月600分/ユーザーと利用枠の共有に対応します。日本向け表示価格は税込(VAT込み)です。Starterには14日間の試用がありますが、試用中の正確な利用分数は公表されていません。公式Voiceプラン 。対象の有料Translatorプランには、これとは別に月30分/ユーザーのVoice枠 が含まれます。
操作デモ: この操作解説では、会議への接続、言語の選択、DeepLのブラウザー画面でリアルタイム翻訳字幕を読む流れを確認できます。
メリット
- 複数の会議プラットフォームで、同じ翻訳サービスを検討できます。
- 案内されている共有設定では、字幕を見る参加者自身のDeepLアカウントやライセンスは不要です。
デメリット
- オンラインの翻訳音声にはDeepL Voiceデスクトップアプリと、リスナーごとの対象利用資格が必要です。ブラウザーの字幕リンクだけでは音声は再生されません。
- Starterは1ユーザーあたり月300分で、Businessでは利用枠を共有できます。ライセンスが必要なリスナー数と定例会議の長さを踏まえて予算を立てましょう。
プランを相談する際は、字幕を見る人数と音声を聞く人数を分けて数えましょう。製品概要 · 対応言語 · ライセンスの要件
5. Palabra

会議アプリをまたいで音声翻訳を使いたい人に
PalabraはZoom・Teams・Google Meet向けに双方向の会話モードを提供し、音声の対応言語には日本語も含まれます。案内されている手順は、会議リンクを入力し、使用する言語と声を選ぶところから始まります。
選び方のポイント: 複数の会議アプリで音声翻訳を使うための候補です。契約前に、顧客の参加手順と返答の音声が届く経路を試しましょう。
料金: Meetings Starterは月額US$60、年払いなら月額換算US$45(年額US$540)で、会議の利用枠は月3時間です。7日間の試用にはクレジット上限があり、正確な試用分数は公表されていません。他のモードでは共有枠の消費率が異なります。税の扱いは未確認です。プランの説明
操作デモ: 編集された製品紹介動画で、複数の会議アプリで使う会話モードとプレゼンテーションモードを紹介しています。
メリット
- 会話モードとプレゼンテーションモードが分かれており、想定する発話の進め方が明確です。
- 会議プランの利用時間が公開されており、実際の使い方を試用できます。
デメリット
- 顧客を招く前に、参加条件と会議ホスト側の制限を確認してください。公開されている概要だけでは、ゲストや音声操作に関する条件をすべて確認できません。
- 通話・イベント・配信では共有枠の消費率が異なります。APIの分単位料金は別の契約形態です。
まず会議プランを確認し、双方の音声をテストしましょう。会議での使い方と日本語対応 · プランと利用枠のルール
6. JotMe

顧客ごとに会議アプリが異なる人に
JotMeはZoom・Teams・Google Meetと併用し、マイクとパソコンの音声を取り込みます。Fast Audioモードでは、字幕に加えて一方向・双方向の音声翻訳が案内されています。日本語の音声出力も記載されていますが、契約前に実際に使う言語の組み合わせと音声経路を試してください。
選び方のポイント: 顧客が使う会議アプリに合わせて音声設定を調整できる個人に向いています。表示される利用枠だけでなく、実際に音声翻訳に使える分数で比較しましょう。
料金: Freeには、基本字幕換算で月20分相当の翻訳枠が含まれます。Proは月額US$20または年額US$120で、月200分相当です。ブラウザーのゲスト分をホストが負担できるプランとして案内されているPremiumは、月額US$30または年額US$180で、月500分相当です。Fast Audioは5倍消費し、共有音声は受信者1人ごとにホストの利用枠を5倍消費します。税の扱いは未確認です。プラン
操作デモ: 公式チュートリアルでは、Fast Audioで日本語から英語への翻訳を設定し、Google Meetと併用して翻訳音声を共有する手順を紹介しています。
メリット
- 会議の参加者一覧にボットを追加せずに使えます。
- 会話に合わせて字幕か音声翻訳を選べます。
デメリット
- 翻訳音声を会議に送るには、仮想オーディオデバイスなどで音声経路を設定する必要があります。通話前にヘッドホンを使って経路全体をテストしてください。
- Fast AudioはBasic字幕の5倍の利用枠を消費します。200分相当の枠で、実時間200分の音声翻訳ができるわけではありません。
プランでFast Audioを利用できるか確認し、送信する音声と実際の利用枠の消費をテストしましょう。日本語の音声出力に関する発表 · 会議での使い方 · 音声の設定 · 利用枠のルール
電話と対面の会話
7. Google翻訳

無料で始める対面の会話に
Google翻訳のライブ翻訳は、説明を聞く場面と、相手に返答する場面に応じてモードを選べます。Android・iOSで提供されており、イヤホンだけでなく、スマートフォンの出力先と対応条件も確認しましょう。
選び方のポイント: 訪問先での自己紹介や日程の確認から試せます。短い対面の会話なら、これで十分な場合もあります。
料金: アプリは無料です。スマートフォンと通信の費用は別途必要です。個人向けアプリを利用できることは、企業向け管理機能や契約条件が備わっていることを意味しません。Google翻訳
ライブ翻訳と双方向の会話はどう違う?
ライブ翻訳は機能全体の名前で、聞き取り中心なら「リスニング」、双方が話すなら「会話」を選びます。 「双方向」は日本語→英語と英語→日本語の両方を訳すことです。「ライブ双方向モード」という別の正式名称があるわけではありません。
- リスニング(Listening): 説明や講義などを、自分の言語で聞きたいときに選びます。接続したイヤホン・ヘッドホン、または耳に当てたスマートフォンの受話口で訳を聞きます。
- 会話(Conversation): 2人で交互に話し、相手の言語に訳した音声を再生します。言語の切り替わりを自動で検出します。音声の出力先はスピーカーや接続したヘッドホンです。
- テキストのみ(Text only): 音声を再生せず、画面で訳を読みます。
- カスタム設定(Custom settings): テキスト、スピーカー、接続したヘッドホンから出力方法を設定します。
モードと操作の根拠は、GoogleのAndroid向けヘルプ とiPhone・iPad向けヘルプ です。画面を分割して双方が文字を読む「対面モード」は表示方法であり、2人の声を同時に通訳する機能という意味ではありません。

日本語と英語で往復する会話の例

たとえば訪問先で予定を確認するなら、アプリ下部のライブ翻訳を開き、日本語と英語を選んで「会話」にします。日本語で質問すると相手向けの英語に、相手が英語で答えると自分向けの日本語に訳します。1台のスマートフォンを共有する場合は、双方が訳を聞けるスピーカー出力が分かりやすい使い方です。
ヘッドホンを使う双方向の例として、Googleは「相手の発話の訳は自分のヘッドホン、自分の返答の訳はスマートフォンから相手へ」という経路も説明しています。接続しただけで意図した出力になると決めつけず、実際の端末で出力先を確認しましょう。Googleによる連続リスニングと双方向会話の説明
双方向でも、発言は交互に行います。 Googleの現行ヘルプも交互の発話を案内しています。発話中に訳が流れることと、2人が重ねて話しても正しく訳せることは別です。
最近の更新と、端末ごとの条件
Google翻訳のライブ翻訳について、2026年9月19日に公式情報を確認しました。
- 2026年3月27日の日本向け発表: Android・iOSで、手持ちのヘッドホンを使うライブ翻訳の国内提供を開始。70以上の言語に対応すると案内しています。日本向け発表
- 2026年6月9日の更新: Gemini 3.5 Live TranslateをAndroid・iOSのGoogle翻訳へ順次導入。Googleは、話し終わりを毎回待たずに音声を連続して訳し、声の抑揚やテンポを保つモデルと説明しています。遅延ゼロの保証や、本記事による精度・速度の実測ではありません。モデルとアプリの更新
- 2026年9月4日の更新: iOSでもスマートフォンを耳に当てて聞けるようになり、Androidは別アプリの利用中や画面ロック中も翻訳を継続できるようになりました。同発表ではiOSのバックグラウンド対応は今後の予定です。Googleコミュニティマネージャーによる告知
オフラインは端末と言語ペアが限定されます。 現行のAndroidヘルプでは、ライブ翻訳用の言語ダウンロードはPixel 9・10・11のみで、日本語↔英語を含む対象ペアが案内されています。通常のテキスト翻訳用データをダウンロードしただけで、すべてのスマートフォンで音声もオフラインになるわけではありません。オフラインの条件
iOSヘルプには、ヘッドホン未接続だとリスニングが選べないという古い注意書きも残っています。耳に当てる使い方は9月4日の告知と現行ヘルプ本文を根拠にしています。選べない場合はアプリを更新し、ヘッドホンを接続した場合の表示も確認してください。
ここで扱うのはGoogle翻訳アプリです。Google Meetの音声翻訳、Pixelの電話アプリの通話翻訳、Gemini Liveとの会話は、利用条件を分けて確認する必要があります。スマートフォンでライブ翻訳を始めても、その訳がPC会議の相手へ自動送信されるわけではありません。
実際の操作から始めたい方は、Google翻訳の音声入力ガイド へ進んでください。PC・iPhone・Androidでマイクを押す場所、音声入力とライブ翻訳の使い分け、声を認識しないときの対処を確認できます。
操作デモ: GoogleのiPhone向けデモでは、レストランでの日本語のやり取りを、ヘッドホンで英語に翻訳して聞いています。
メリット
- 手持ちのスマートフォンに無料アプリを入れて始められます。
- 聞き取りと交互の会話に対応するモードがあり、翻訳音声を利用できます。
デメリット
- スマートフォンの対面翻訳モードを使うだけで、翻訳音声がパソコンの会議へ自動的に送られるわけではありません。
- 機能はアプリ・OS・言語によって異なります。会社で必要な共有管理や会議記録の機能は、別途確認してください。
8. Appleのライブ翻訳

対応するApple端末を使っている人に
種類:iPhone内蔵のソフトウェア。 この項目は「電話」やFaceTimeの翻訳機能です。イヤホンの購入候補はAirPods 5 で比較しています。イヤホンを買っても、対応iPhoneは別途必要です。
Appleは、対応する「電話」の通話とAirPodsでの会話で、日本語のライブ翻訳を提供しています。それぞれ使い方は異なり、「電話」は翻訳音声を提供する一方、iPhoneのガイドではFaceTimeについて翻訳字幕を案内しています。
選び方のポイント: 対応するApple端末をすでに持っているなら、必要な内蔵機能を試してみましょう。「電話」と対面のAirPods翻訳では、返答時の操作が異なります。
料金: 引用したガイドには、翻訳専用のサブスクリプション料金は記載されていません。対応するApple端末と、イヤホンで聞く場合は対応AirPodsの購入費が必要です。通話料とデータ通信料は別途かかります。
操作デモ: AppleのWWDC25基調講演で、英語とドイツ語の電話を音声翻訳する様子を確認できます。リンクは29分03秒から始まります。発表時のデモなので、現在の対応言語と端末は別途確認してください。
メリット
- 対応端末を持っていれば、「電話」アプリ内で通話翻訳を試せます。
- 対面のAirPods翻訳では、ダウンロードした言語モデルをiPhone上で処理します。
デメリット
- ライブ翻訳には、Apple Intelligenceに対応する端末とソフトウェアが必要です。AirPodsを使う場合は、対応モデル、最新のファームウェア、「翻訳」アプリも必要です。
- 相手が対応AirPodsを持っていない場合は、翻訳した返答を画面で見せるか、iPhoneで再生ボタンを押します。自分のイヤホンだけで、双方に自動で翻訳音声が届くわけではありません。
端末を購入する前に、使いたい機能が日本語に対応しているか確認してください。言語別の提供状況 · 電話とFaceTimeの違い · AirPodsの設定
9. CoeFont通訳

オンライン会議で翻訳音声をやり取りし、会話履歴も残したい企業向けの候補です。PCアプリはZoom・Teams・Google Meetなどと併用でき、対面用のスマホアプリもあります。自社の専門用語登録、SSO、TeamsプラグインはEnterpriseの案内に含まれます。製品・法人プラン
日本向けのPlusは月額¥55,000(税込)、通訳8時間まで・利用者5人まで。無料のスマホ基本機能とは別のプランです。Android版は基本機能無料と案内されていますが、無料の時間上限や追加購入額はアプリ内で確認してください。英語ページのドル価格を円換算した値は使っていません。Android版の機能・料金説明
メリット
- 既存の会議アプリを使いながら、翻訳音声と会話記録を利用できます。
デメリット
- モバイルと法人プランで利用枠・機能が異なります。音声の入出力設定、利用枠の消費単位、必要な辞書機能を導入前に確認してください。
10. Kotoba:同時通訳アプリとMeeting Bot

Kotoba Technologies は音声AIを開発する会社で、ここでは利用者向けの同時通訳アプリ を比較します。iOS・Androidで入力21言語・出力13言語に対応し、字幕と翻訳音声を利用できます。先読み翻訳は字幕モードのみ。最大0.5秒の先読みや約1秒の遅延はメーカーの説明で、環境や言語によって変わります。
Freeは月5時間まで。Unlimitedの公開価格は月額US$99、iOSは年額US$999.99も選べます。日本向けのEnterpriseは月額¥15,000/端末で、税区分は要確認です。Google Meet・Zoom・Teams向けのMeeting Botは見積もり制のEnterprise Volumeに含まれ、Free・Unlimited・通常のEnterpriseには含まれません。Botは日・英・中・韓の双方向翻訳に対応し、参加者は共有URLで訳を確認します。料金とFAQ
メリット
- 月5時間の無料枠で、会話に合う字幕・音声出力を確かめられます。
デメリット
- 入力と出力の言語数は異なります。会議Botの契約はアプリ単体の契約と分けて検討する必要があります。
11. 翻訳カモメ(TransGull)

対話翻訳、聞き続ける単方向同時通訳、双方の言語を認識する双方向同時通訳を選べます。字幕とイヤホンで聞く翻訳音声に加え、動画・音声ファイル翻訳や電話翻訳も案内されています。製品ページ · 指定のAndroid版
会話・画像・選択翻訳で共有する無料枠は1日30,000文字。同時通訳は別料金で、単方向は720クレジット/時、双方向は900クレジット/時を消費します。音声認識を起動している間は無音でも課金されるため、使わないときは一時停止します。購入クレジット「貝殻」は無期限、サブスクリプション付属分「ポテト」は月次リセットです。円での購入額・付与数はアプリ内で確認してください。電話翻訳には回線料金も加わります。無料枠・消費ルール
メリット
- 聞くだけの場面と双方向の会話でモードを選べ、動画・電話にも用途を広げられます。
デメリット
- 毎日の文字数無料枠を、そのまま無料の同時通訳時間とは解釈できません。無音時の消費と電話の追加料金にも注意が必要です。
12. オンヤク(Rozetta)

会議の発言を文字にし、その訳文を参加者と共有したい組織向けです。Teams・Zoomなどと併用でき、専門分野の選択、語句登録、字幕のオーバーレイ表示に対応します。公式FAQは100言語以上を案内しています。別々の端末から入力すれば同時の発言を区別するという説明は、1本のマイクに重なる声を必ず分離できるという意味ではありません。
このページで確認できる中心機能はリアルタイムの文字起こし・テキスト翻訳です。相手に翻訳音声を返す通話通訳が必要なら、対応方法を問い合わせてください。料金例は12か月契約で1部門月額¥75,000、複数部門月額¥135,000。最低価格や1人あたりの料金ではありません。利用人数・時間・税区分・試用条件を見積もりで確認します。公式の機能・料金例・トライアル
メリット
- 専門用語を含む会議で、参加者が同じ訳文を確認し、文字起こしを記録に使えます。
デメリット
- 公開価格は契約例です。翻訳音声の出力や時間枠を推測せず、必要な運用条件で見積もりを取る必要があります。
13. ミラクル音声翻訳機 Instant Translate(Erudite)

旅行先の短い対面会話に使うAndroidアプリです。音声・文字・画像翻訳に加え、1台の画面を相手と見合う分割表示、訳したフレーズをゆっくり再生する機能があります。Google Playは70言語と40種の訛りへの対応を案内していますが、全言語で同じ音声入出力を利用できるとは断定せず、必要な組み合わせを確認しましょう。
無料で始められますが、広告とアプリ内購入があります。公開ストアページでは有料商品の日本円価格、継続的な音声利用枠、オフライン条件を確認できませんでした。購入前にアプリ内表示を確認してください。会議Bot、組織で共有する議事録、電話相手への音声送信も、この掲載情報だけでは確認できません。Eruditeの公式Google Play掲載
メリット
- 対面用の分割画面と再生速度の調整があり、短い会話や聞き直しに使えます。
デメリット
- 広告・追加購入があり、長時間会議や通話翻訳の要件を満たすかは別途確認が必要です。
14. VoiceTra(NICT):旅行会話・業務での試用

NICTの研究成果を使った無料アプリで、iOS・Androidのスマホやタブレットで利用します。Google Playは33言語対応と案内しています。音声入力・音声再生に対応する言語はそれぞれ異なり、通信接続が必要です。1台で翻訳方向を切り替えて短い会話を交わせます。「翻訳の意味はこれです」という逆翻訳表示は、意図を見直す手がかりになります。Android版 · 機能・対応言語
業務での試験利用は認められていますが、直接的な営利目的には利用できません。研究用のため提供期間や業務への影響は保証されず、記録は技術改善に利用されます。長い会議や継続的な商用サービスの基盤として選ぶ前に、NICTの利用条件を確認してください。本記事では旅行・試用の候補として掲載します。業務利用FAQ · 利用上の注意
メリット
- 無料で短い旅行会話を試せ、逆翻訳で伝えたい意味を確認できます。
デメリット
- 通信が必要な研究用サービスです。直接的な営利目的の制限と、記録が研究に使われる条件を確認してください。
翻訳用ハード5選:専用端末とスマホ連携イヤホン
通信が使えない場所での利用が前提なら、オフライン音声翻訳10選 を先に確認すると候補を絞れます。この記事のハードすべてがオフライン対応ではありません。別記事では、声の入力から翻訳までネットなしで動く条件、日本語の言語ペア、出発前の機内モードでの確認手順をまとめています。
POCKETALK S2・Vasco Q1・iFLYTEKは専用端末、W4 Pro・AirPods 5はスマホ連携イヤホンです。「スマホ不要」と「通信不要」も別です。価格は日本向け公式ストアの円表示です。
15. POCKETALK S2

訪問先での会話に使う専用端末
端末・対応言語: スマホなしで使える75 g・2.8インチ画面の専用端末です。S2の公式仕様では、音声・テキスト91言語、テキストのみ1言語、カメラ翻訳56言語に対応。内蔵SIMは170以上の国と地域で利用できます。これらは対応範囲であり、翻訳精度の評価ではありません。S2の仕様表
POCKETALK S2は、携帯型の専用端末で翻訳音声とテキストを出力します。顧客や仕入れ先を訪問し、交互に話す場面に向いています。会議ソフトの設定や、自分のスマートフォンを相手に渡す必要はありません。
選び方のポイント: 訪問業務の担当者間で共用する端末として検討しやすい製品です。翻訳精度が高いと決めつけず、運用のしやすさを理由に選びましょう。
料金: S2は1台¥36,300(税込)で、2年分の通信を含みます。別途レンタルもあり、月額¥2,420から、最低6か月分の前払いが必要です。必要な台数、渡航先の対応状況、通信の更新費用を確認しましょう。機種別料金
操作デモ: S2シリーズのサポートページから案内されている短い動画で、日本語の依頼を英語の音声に翻訳しています。ただし、動画内で端末の機種名は示されていません。
メリット
- 2つの言語を選び、ボタンを押しながら話すだけで使えます。
- 2年分の通信付きモデルがあり、出張や端末の共用に利用できます。
デメリット
- クラウド翻訳には通信接続が必要です。対応エリア、電波状況、付属SIMサービスの有効期限を確認してください。
- 主な用途は端末を使う対面の会話で、パソコンでの多人数会議を翻訳する使い方とは異なります。
POCKETALKのスマートフォンアプリやブラウザーサービス「Sentio」は別製品で、料金・対応言語・通信条件も異なります。端末の使い方 · 機種別料金
16. Timekettle W4 Pro

イヤホンでの会話とスマートフォン通話に
端末・対応言語: Timekettleアプリを入れたスマホと組み合わせます。日本向けストアでは、日本語を含むオンライン52言語・106アクセントに対応。オフラインの13言語ペアには英語↔日本語、中国語↔日本語が含まれます。52言語の全組み合わせをオフラインで使えるわけではありません。渡航前に必要な言語パックを取得し、オンライン通話・メディア翻訳には通信を用意します。W4 Proの仕様・FAQ
Timekettle W4 Proは対面でのイヤホン翻訳に加え、電話やオンライン会議での双方向翻訳も案内しています。メーカーの説明では、通話中に双方が翻訳音声を受け取れ、遠隔の相手側に追加の翻訳端末は不要です。
選び方のポイント: 訪問先でも普段の通話でもイヤホンを使いたい場合に検討できます。チーム向けに購入する前に、実際に使うスマートフォンと通話アプリで試しましょう。
料金: 2026年9月17日時点の日本向け公式ストア表示は1台¥68,999。対応スマホと通信費は別途必要です。地域ごとに販売価格が異なるため、税金を含む決済額とW4 Proの利用条件を確認してください。日本向け公式ストア
操作デモ: 公式チュートリアルでは、iPhoneとW4 Proで通話音声を設定する手順を紹介しています。使用言語は英語とスペイン語です。
メリット
- 1つの製品で対面の会話と対応する通話機能を利用できます。
- 日本語と英語が対応言語に含まれ、通話の説明では手元の字幕だけでなく、遠隔の相手に届く音声も案内されています。
デメリット
- イヤホン、対応するスマートフォン、Timekettleアプリが必要です。顧客との通話で使う前に、実際の通話アプリと双方向の音声をテストしてください。
- オンラインの通話モードにはインターネット接続が必要です。W4・W4 Pro・W4 Plus・X1は機能と条件が異なるため、別機種の仕様は当てはまりません。
端末の便利さは試す理由になりますが、翻訳精度の優位性を示すものではありません。双方向の通話手順 · W4 Proの製品情報と対応言語
17. AirPods 5

対応iPhoneを持つ人の対面会話に
種類:iPhoneと連携するイヤホン。 AirPods 5は両モデルでライブ翻訳に対応しています。2026年9月9日発表、9月18日発売と発表で、9月17日の仕様確認時点では予約段階です。公開仕様をもとに購入候補として紹介しています。実機での評価は行っていません。Appleの発表
必要なもの・対応言語: Apple Intelligenceを有効にした対応iPhone、iOS 26以降、「翻訳」アプリ、最新のAirPodsファームウェアが必要です。会話に使う2言語を取得すると、iPhone上で処理します。日本語、英語、韓国語、中国語(標準中国語)などに対応。イヤホン単独では翻訳できず、AndroidでこのAppleの機能を使う製品でもありません。設定条件 ・日本向けモデル比較
価格・向いている人: ¥23,800、ワイヤレス充電ケース付きは¥27,800。対応iPhoneの費用は別途です。すでに対応iPhoneを持ち、訪問先で短いやり取りを聞きたい人の候補になります。別途の翻訳サブスクリプションは案内されていません。
メリット
- 両モデルで、普段使うイヤホンに翻訳を聞く機能を追加できます。
- 取得した言語モデルの処理はiPhone上で行います。
デメリット
- Apple Intelligence対応iPhoneが必要で、イヤホンだけでは使えません。
- 相手が対応AirPodsを持たない場合は、iPhoneで訳を見せるか再生ボタンで読み上げます。旧モデルのレビューをAirPods 5の実測値としては使えません。
18. Vasco Translator Q1

通信の更新を減らしたい海外出張に
種類:スマホなしで使う携帯型翻訳機。 内蔵SIMとWi-Fiに対応し、自動モードでハンズフリーの会話ができます。日本向け製品ページでは音声翻訳86言語、カメラ翻訳113言語、自分の声を再現するMy Voice機能54言語を案内しています。機能ごとに対応数が異なります。重さは147 g、画面は3.54インチです。
価格・向いている人: 日本向けストア表示は¥79,500。メーカーの条件に基づき、約200の国と地域で端末の生涯使える翻訳用データ通信を含みます。頻繁な出張でSIMの更新手続きを減らしたい人の候補です。ただし、どこでも通信できる保証や、通話の無料化を意味しません。通話翻訳は最初の10分無料、以降10分¥900で、追加購入はカスタマーサポートに依頼します。日本向け製品・仕様・通話料金
通信の条件: 内蔵SIMまたはWi-Fiを使う前提で選びましょう。今回の日本向け資料では、日本語のオフライン翻訳の提供条件を確認できていません。オフライン利用を購入理由にする場合は、販売元への確認が必要です。
メリット
- 対面会話中に自分のスマホを占有せず、専用端末を使えます。
- 対象地域では翻訳用データ通信の定期更新が不要です。
デメリット
- 購入費に加え、通話の追加時間は別料金です。
- 対象地域や電波状況の確認が必要です。メーカーの言語数や速度の宣伝値は、日本語の実測精度ではありません。
19. iFLYTEK デュアルスクリーン AI翻訳機

相手と自分が、それぞれの画面で訳を確認する端末
日本向け公式ストアの現行モデルは、5.48インチのメイン画面と2.78インチの相手向け画面を備えています。商談や受付で、スマホを交互に手渡さず、双方が文字を確認したい場合に向いています。海外での製品名はDual-Screen AI Translator 2.0。電子ノートのAINOTEや録音機のVOITERとは別製品です。
対応範囲はモードごとに違います。 オンライン音声翻訳は方言・アクセントを含む143言語、言語の自動認識は35言語。双画面を使う「会話翻訳」と、説明を聞く「傍聴同時通訳」は、日本語・英語を含む21言語です。143言語すべてを自動で聞き分け、全機能で使えるという意味ではありません。会話モードでは発話待ち時間を調整でき、訳の読み上げ途中に割り込む操作も案内されています。
通信とPC連携: オフライン音声翻訳は日本語↔英語など17言語ペアに限定されます。オンラインは内蔵通信またはWi-Fiを利用し、140以上の国・地域で使えるグローバル通信が利用開始から2年間付属します。PC向け「iFLYTEK翻訳アシスタント」はWindows・Macでパソコンの音声やマイクを字幕化する機能です。USB接続に加え、翻訳機側のインターネット接続が必要です。対面での単独利用と、PCとの連携を分けて準備しましょう。
価格: 日本向け表示は¥99,800。通信の2年経過後の料金・更新条件と、税を含む決済額は購入時に確認してください。言語数、速度、精度に関するメーカーの訴求を、日本語の実測成績としては扱っていません。現行の仕様・モード・言語ペア · 2.0の発表
メリット
- 双方が別々の画面で訳を読めるため、対面の受付や商談で共用しやすい構成です。
- 日本語と英語を含む対象ペアはオフラインでも利用できます。
デメリット
- オンライン143言語・会話21言語・オフライン17ペアは、別々の対応範囲です。
- 購入費が高く、付属通信の終了後の更新条件も確認が必要です。
料金の詳細比較
料金の確認日: 既存ソフトは2026年9月10日、追加6製品は9月20日。Google翻訳・iFLYTEKは9月19日、その他のハード4製品は9月17日に確認しました。ハードの価格は日本向けストアの円表示です。
ソフトウェアの契約、会議サービスの有料追加機能、端末の購入では費用の仕組みが異なります。自分の会話に対応するプラン同士で比較しましょう。表中の年払い料金には年単位の支払いまたは契約が必要で、初回割引は含めていません。確認できたものは日本向け価格を、その他は明記したグローバル価格を使用しています。通貨は公開時の表記のままで、換算していません。
| ツール・プラン | 月額・購入価格 | 年払いの選択肢 | 含まれる利用枠 | 追加費用・支払いの詳細 |
|---|---|---|---|---|
| VoicePing Individual / Small | Individual:月額¥3,163。Small:月額¥6,325 | Individual:月払いのみ。Small:月額換算¥4,125(年額¥49,500) | 月450分。Individualは1アカウント、Smallは最大15アカウントで共有 | 税込。文字起こしを実行するとワークスペースの利用枠を消費。セッションに合うリスナー数とイベント利用条件を選択 |
| Teams Interpreter + Copilot Business | Copilot ¥3,778 + Business Basic ¥1,259 = 月額¥5,037/ユーザー | Copilot ¥3,148 + Basic ¥1,049 = 月額¥4,197/ユーザー(年額¥50,364) | ライセンスを持つ1ユーザーあたり月20時間の通訳。追加利用は提供容量による | 税別。BasicはTeamsを含む対象基本プランの一例。既存の対象プラン契約者はCopilotの追加だけで済む場合あり。各リスナーに利用資格が必要 |
| ZoomMateのZoom Voice Translator | 月額US$20/ユーザー — グローバル米ドル価格 | 月額US$16.67/ユーザー、年払い | 月2,200 AIクレジット/ユーザー。Voice Translatorを含むAI機能で共有 | アカウント内のクレジット枠を共有。追加クレジットや超過利用は別料金になる場合あり。音声の利用分数への換算は未確認。参加者の利用資格と地域ごとの税・決済額を確認 |
| DeepL Voice Starter / Business | Starter ¥2,200、Business ¥6,200 /ユーザー/月 | Starter ¥1,900、Business ¥5,280 /ユーザー/月相当 | Starterは月300分/ユーザー。Businessは600分で共有可。対象の有料Translatorプランには別途30分を含む | 日本向け価格は税込(VAT込み)。オンライン音声は管理者の利用枠を消費し、各リスナーに対象の利用資格とデスクトップアプリが必要。Starterの試用は14日間で、利用分数は未公表 |
| Palabra Meetings Starter | 月額US$60 | 月額換算US$45(年額US$540) | 月3時間の会議 | 他の製品モードでは共有残高の消費率が異なる。税の扱いは未確認。7日間の試用はクレジット上限付きで、継続的な無料Meetingsプランではない |
| JotMe Pro / Premium | Pro:月額US$20/ユーザー。Premium:月額US$30/ユーザー | Pro:年額US$120。Premium:年額US$180 | 基本字幕換算でProは月200分、Premiumは月500分 | Fast Audioは5倍消費。Premiumでは共有ブラウザーゲスト分をホストが負担でき、共有音声は受信者1人ごとにホストの枠を5倍消費。税の扱いは未確認 |
| Google翻訳 | アプリは無料 | 翻訳のサブスクリプション不要 | 確認した個人向けアプリのガイドでは、月間利用分数の上限は未公表 | スマートフォン・通信・必要なヘッドホンは別途。Google Cloud APIやGoogle Meetの料金は、このアプリには適用されない |
| Appleのライブ翻訳 | 対応するApple端末に付属 | 翻訳専用のサブスクリプション料金の記載なし | 確認したガイドでは、月間利用分数の上限は未公表 | Apple Intelligence対応iPhoneが必要。AirPodsを使う場合は対応イヤホンも別途必要。通信事業者の通話料・データ通信料はかかる |
| CoeFont通訳 | Plus:月額¥55,000(税込) | 年払い条件は要確認 | Plusは8時間・5人まで。スマホ基本機能は無料 | Enterpriseは見積もり。スマホ版の課金条件は別途確認 |
| Kotoba:同時通訳アプリとMeeting Bot | Unlimited:月額US$99 | iOS:年額US$999.99 | Unlimitedは通訳時間無制限。Freeは月5時間。Botは別契約 | Enterprise:¥15,000/端末/月。Volumeは見積もり。税・ストア価格は要確認 |
| 翻訳カモメ(TransGull) | 同時通訳:720 / 900クレジット/時 | サブスクリプションの金額はアプリで確認 | 会話等で1日30,000文字を共有。ライブ通訳とは別 | 購入クレジットは無期限、付属分は月次リセット。電話回線料は別 |
| オンヤク(Rozetta) | 料金例:月額¥75,000/12か月契約 | 公開例は12か月契約 | トライアルあり。人数・期間・時間枠は要確認 | 複数部門の例は月額¥135,000。最低価格・税区分・利用枠は見積もり |
| ミラクル音声翻訳機 Instant Translate(Erudite) | 無料開始。広告・アプリ内購入あり | 公開ページでは未確認 | 音声時間枠と有料価格はアプリで確認 | オフライン・会議連携・通話の音声送信は確認できず |
| VoiceTra(NICT):旅行会話・業務での試用 | 無料。データ通信料は別 | 月額・年額の利用料なし | 直接的な営利目的は禁止。継続業務向けの保証なし | インターネット必須。研究用の利用条件が適用 |
利用枠は、実際の消費単位で読みましょう。 たとえば、JotMe Proの200分相当をFast Audioの5倍消費で割ると、他の消費がない場合、共有していない1系統の音声で40分使える計算です。共有先が増えると、ホストの残高も多く消費します。これはプランの計算であり、実測した通話時間ではありません。JotMeの利用枠ルール 。
無料利用と試用: VoicePingの月90分とJotMeの月20分相当の翻訳枠は、継続して使える無料枠です。DeepL Voice Starterには14日間の試用 がありますが、利用分数は未公表です。Palabraの7日間試用 にはクレジット上限があり、規約に基づいて有料へ移行する場合があります。GoogleとAppleの引用ガイドには月間の利用分数上限が記載されていませんが、無制限利用を保証するものではありません。POCKETALKには、申込条件付きの法人向け10日間無料貸出 が別途あります。
公開テストとレビューからわかること
公開テストからは、意味の伝わり方、遅延、会話の進み方の違いがわかります。ただし、以下の結果は言語・バージョン・検証方法が異なります。単一の精度ランキングではなく、試す候補を選ぶ材料として活用してください。
英語の聞き取りを準備するなら、地域別アクセントと音声翻訳のガイド で、英国・米国・オーストラリア・シンガポール、日本語・フランス語・スペイン語を背景に持つ話者などの音声例を聞けます。だいじろーらの動画も紹介しています。アプリの地域設定と、その人の英語を正しく認識できるかを分けて考えるためのガイドです。
翻訳のベンチマーク
| 製品・検証の種類 | 公開された結果 | 選定にどう活かすか |
|---|---|---|
| DeepL Voice — 委託による人手評価。Slator、2026年3月 | 翻訳字幕のスコアはZoomで96.4/100、Teamsで96.3/100。28人の言語専門家が日英双方向を含む14方向を評価。原語ごとに約12分のビジネス系ポッドキャストを使用 | 重み付きの品質スコア。DeepLが調査を委託し、用語のカスタマイズを使用。各プラットフォーム標準の字幕は初期設定で比較。字幕の参考にはなるが、Teams InterpreterやZoom Voice Translatorの翻訳音声を測った結果ではない |
| VoicePing MT v0.1 — 発行元によるモデル検証。2026年7月のベンチマーク(英語記事) | 英語→日本語のテキスト100件で総合87.2/100。比較対象のDeepLは89.4。信頼できる日本語の正解参照を用いず、GPT-5.5を評価役として採点 | テキスト翻訳モデルの基準値として方法を公開した検証で、この回ではVoicePingがDeepLを下回った。VoicePing 3.0の会議での精度、雑音への対応、音声で返答するまでの遅延を測ったものではない。正しく翻訳できた発話の割合を示す数値でもない |
実機レビュー:遅延と意味の伝わり方
| ツール・レビュー | 報告された結果 | 選定のヒントと検証の限界 |
|---|---|---|
| Teams Interpreter — イオンスマートテクノロジー、2025年8月 | 技術会議で中国語→日本語の通訳音声を聞くまでに、約5〜10秒かかったとエンジニアが報告。専門用語がうまく訳されないことはあったが、共有画面と字幕を同時に読むより、聞く方が疲れにくかった | 日本語を使う職場で参考になる。翻訳した返答のために間を取り、自社の専門用語を試したい。旧バージョンを使った1人の実務者の概算であり、計測機器による時間測定や精度スコアではない |
| Apple AirPodsのライブ翻訳 — Which?、2026年7月 ・PHILE WEB、2025年11月 | Which?はイタリア語・スペイン語・ドイツ語・フランス語で、4人のバイリンガル話者が静かな場所と騒がしい場所で検証。おおむね理解できた一方、名前や意味の誤りもあった。PHILE WEBによる別の日本語↔英語テストでは、長い日本語の発話が分断され、意味が変わる場合があった | これらのテストでは、途切れないプレゼンテーションより短いやり取りで使いやすい結果。いずれも精度の百分率は示していない。日本語テストはiOS 26.1当時のソフトウェアで、対象はAirPodsであり「電話」の通話翻訳ではない |
| Google翻訳のヘッドホン向けベータ機能 — Lifehackerの記事(Yahoo掲載)、2025年12月 | Pixel 8 ProとAirPods Maxを使い、ポルトガル語のニュース動画の開始から約4秒後に英語の出力が始まった | 聞き取り用途の参考例。ただし、日本語の会話テストでも、流暢な話者による精度確認でもない。ベータ版で出力が始まるまでを観察した結果であり、現在の会話の遅延を示すものではない |
| Timekettle W4 Pro — Notebookcheck、2024年12月 | 英語・ドイツ語のメディア音声テストで、翻訳音声に7〜10秒の遅延を報告。テキストはより早く表示された。パソコンの音声をマイクで拾うより、スマートフォン内のメディア音声を直接取り込む方が良好だった | 実際に使う音声の取り込み方法で試したい。メーカー提供のレビュー機と当時のソフトウェアによる結果で、現在の日本語通話の性能を示すものではない。記事が後日更新されていても、再テストしたとは限らない |
今回の調査では、Zoom Voice Translator、JotMe Fast Audio、POCKETALK S2について、条件を統制した日本語の音声翻訳スコアは確認できませんでした。Palabraには音声合成部分の処理時間の公開値 がありますが、音声認識と翻訳の時間は含まれていません。製品デモや対応言語数だけでは、こうした測定の不足は補えません。
ハードウェアの評価範囲: 2026年9月より前のAirPodsレビューはAirPods 5のテストではありません。掲載した翻訳用ハード5製品を同条件で比較した日本語音声翻訳の実測結果は確認できていません。
よくある質問
無料のリアルタイム音声翻訳を仕事に使えますか?
Google Meetで日本語の翻訳音声を聞けますか?
「リアルタイム」なら、2人が同時に話しても翻訳できますか?
オフライン対応なら、海外でもインターネットなしで翻訳できますか?
VoiceTraは業務にも使えますか?
まとめ
定期的な多言語ビジネス会議には、リアルタイム翻訳と会議後に役立つ記録を備えたVoicePing を最もおすすめします。TeamsやZoomはすでに各サービスを使う企業に、スマートフォンアプリや専用端末は短い対面のやり取りに向いています。必要な言語の組み合わせに対応し、普段の会議環境で使え、予算に合うツールを選びましょう。
ハードなら、軽い共用端末はPOCKETALK S2 、スマホと組み合わせる会話・通話はW4 Pro 、対応iPhoneを持つ人はAirPods 5 、翻訳用通信の更新を減らしたい人はVasco Q1 が候補です。購入前に、必要な言語ペアと相手への返答方法を確認しましょう。
対面で双方が訳を読みたいならiFLYTEK も候補です。Google翻訳はリスニングと会話 を使い分けましょう。
関連ガイド
- 録画済みの動画を翻訳したい場合: 動画の文字起こし・翻訳ツール9選 で、字幕・吹き替え・編集・出力形式を比べられます。ライブ会話の翻訳とは異なる、ファイルを受け取ってから仕上げる作業の選び方です。
- 会議の記録とAI要約を中心に選ぶ場合: 会議の文字起こし・AI要約ツール11選 では、翻訳以外にも、会議サービスとの連携、保存・共有、料金、プライバシーを比較できます。


