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AI 英会話 教育 EdTech

英会話教室で使うAIツール5選|会話練習・評価・授業支援

VoicePing Team
ノート、ヘッドホン、学習カードを置いた英語学習用の机
この記事の内容

英会話教室のAI活用は、何を補うかで選びます。授業中の理解を助けるならVoicePing、授業外の会話練習ならSpeak。教師が課題を配って進捗を追うならELSA Schools、対話を通じた能力診断ならLANGX、英作文の見直しならAI Grammarが候補です。

同じ「AI先生」でも、会話相手、採点、翻訳、添削は別の機能です。ここでは学校・教室の運営者向けに5製品を比較します。VoicePingが運営するブログで、掲載順は学習効果の順位ではありません。料金と公開仕様の確認日は2026年9月18日です。

AIに任せる作業と、講師が見るところ

AIによる発話の評価には、発音を細かく見るものと、対話全体から語彙や流暢さを見るものがあります。得点を比べるときは、同じ課題・端末・採点基準を使いましょう。異なる製品の点数をそのまま並べても、同じ能力を測ったことにはなりません。

翻訳は講師の説明を理解する助けになりますが、訳せたことを英語力の証明にはできません。聞き取りの練習中は字幕を閉じ、答え合わせで開くなど、授業の目的に合わせて使い分けます。

授業の文字起こしや要約を振り返りに使う場合も、宿題、訂正した表現、次回の予定を講師が確認してから共有します。AIの出力をそのまま成績や個別指導の結論にしないことが、5製品に共通する前提です。

英会話教室で使う5つのAIツール

1. VoicePing:授業の説明を文字と翻訳で確認

VoicePingの公式ページ。音声翻訳と会議の文字起こしを紹介
英語の説明を聞きながら、内容を文字でも確認したい授業に。 VoicePingの公式ページ

オンライン授業で講師の説明が聞き取れないとき、VoicePingは音声を文字に起こし、日本語などに翻訳できます。Zoom・Teams・Google Meetなどの授業音声を取り込めるため、普段の授業環境に追加できる点が長所です。対応する音声入力と設定方法

一方、発音を採点したり、英語の到達レベルを診断したりする学習サービスではありません。文字起こしが正しく見えても、音の違いが相手に伝わるかは別に確かめる必要があります。字幕を読み続けると聞き取り練習の目的から離れることもあるので、表示する場面を講師が決めましょう。

講師1人の確認には、月90分の無料枠を試せます。有料の個人プランは月払い3,163円(税込)、月450分、利用者1人です。教室全員への字幕配信をこの金額で賄えるとは限りません。通常プランのリスナー枠は組織内向けで、外部参加者に配信する場合はイベントプランの確認が必要です。プランと料金

2. Speak:授業外で発話する回数を増やす

Speakの日本語公式ページ。AI英会話アプリの紹介と開始ボタン
個人で会話練習を続けるアプリ。学校の管理機能や一括契約とは分けて確認します。 Speakの公式ページ

人前で話す前に、自分のペースで繰り返したい生徒にはSpeakが候補です。カリキュラムに沿った練習、ロールプレイ、発音コーチなどを利用できます。授業で扱った買い物の場面を、次回までに別の言い方でも練習する、といった宿題に結び付けられます。プラン別の機能

Premiumにもカスタムレッスンはありますが、利用回数に制限があります。Premium Plusはカスタムレッスンの制限がなく、個別の学習プランも含みます。毎日の使い方が決まってから上位プランを選ぶと、必要な機能を判断しやすくなります。

掲載料金は個人利用向けです。教師が全員の履歴を管理できることや、1契約を複数の生徒で共有できることは意味しません。教室として配布・管理したい場合は、法人向け窓口に対象年齢と運用を確認してください。公式料金

3. ELSA Schools:発話課題と進捗を教師が管理

ELSA Schoolsの公式ページ。学校向けの英語学習と教師による管理を紹介
K–12(幼稚園から高校相当)向けの学校製品。一般向けELSAアプリとは契約が異なります。 ELSA Schoolsの公式ページ

生徒へ課題を配り、取り組みをクラス単位で見たい場合に向いています。教師が教材を作成・割り当て、生徒が発話練習を行い、教師が進捗を見る流れが用意されています。発音だけでなく、流暢さなどへのフィードバックも授業の振り返りに使えます。学校向けの機能

ただし、対象はK–12で、成人向け英会話教室にも同じ条件が適用されるとは限りません。また、公式ページの料金欄は「21人以上」、FAQは「最低50人の生徒ライセンス」と表記が異なります。導入人数を決める前に、見積書で最低人数を確認しましょう。

価格は個別見積もりで、FAQでは最低契約期間を12か月としています。教師・管理者アカウントの扱い、試用の対象人数と期間、更新・解約条件も合わせて確認する必要があります。AIの評価は指導の参考にし、資格試験の公式スコアとして扱わないようにします。

4. LANGX:対話練習と能力診断を組み合わせる

エキュメノポリスのLANGX公式ページ。会話AIエージェントと英会話体験を紹介
練習と診断を組み合わせたい教育機関向け。必要な回数と利用規模を伝えて確認します。 LANGXの公式製品ページ

LANGXは、会話の難易度を学習者に合わせる対話と、英会話能力の診断を提供します。言語能力の共通参照枠であるCEFRに準拠した診断結果や、次の学習課題を確認できる点が特徴です。学期の始めと終わりに同じ観点で振り返りたい教室に向きます。製品と提供プラン

公式ページでは、診断テスト1回の目安を約2,000円、診断2回とトレーニング8回のパッケージを5,000円からと案内しています。規模によって価格が変わるため、生徒数、実施回数、税区分を見積もりで確認します。定額で無制限に会話できるアプリとは、費用の数え方が異なります。

旧記事で紹介したLANGX Speakingの受験者向けサポートでは、パソコンとカメラが必要で、スマートフォンは利用できないとされています。新しいLANGXの各プランにも同じ条件が適用されるかは、導入するサービス名を指定して確認してください。LANGX Speakingの受験環境

5. AI Grammar:英作文の訂正理由を確かめる

HelloTalk LimitedのAI Grammar英語添削アプリのGoogle Play公式掲載ページ
文章の訂正と説明を使う補助ツール。会話練習や発音診断とは役割が異なります。 AI Grammarの公式アプリ情報

AI GrammarはHelloTalk Limitedの英文添削アプリです。文法・スペルの修正、訂正の説明、画像からの文字読み取り、英文の読み上げを案内しています。生徒が書いた短い自己紹介を見直し、「何をどう直したか」を講師に説明する課題に使えます。機能と購入条件

訂正文をそのまま提出させるだけでは、本人が理由を理解したか分かりません。元の文と修正文を残し、意味が変わっていないかも一緒に確認しましょう。Androidの掲載ページには広告とアプリ内購入の表示があります。学校向けの一括管理や添削し放題の契約を前提にせず、端末ごとに購入条件を確認します。

料金は個人契約と学校契約を分けて読む

円表示は日本向けの公開情報です。月払いと年払いを分け、税区分が明示されていない価格はその旨を記しました。キャンペーンやアプリ内の購入画面で条件が変わる場合があります。

5製品の料金と契約条件(2026年9月18日確認)
製品・対象料金・支払い周期人数・利用枠・試用
1. VoicePing
無料/個人
無料:0円
個人:3,163円/月(税込・月払い)
1利用者。オンライン翻訳は無料90分/月、個人450分/月。個人プランの試用期間なし。外部受講生への字幕配信は別途プラン確認。公式料金
2. Speak
個人向け
Premium:3,800円/月、または19,800円/年(換算1,650円/月)
Premium Plus:5,800円/月、または29,800円/年(換算約2,483円/月)
1人用。月払いはアプリ内購読。税区分は引用元に明記なし。7日間の試用は自動更新条件と解約期限を購入時に確認。学校契約の見積もりではない。公式料金試用案内
3. ELSA Schools
学校向け
個別見積もり
FAQでは最低12か月契約
料金欄は21人以上、FAQは最低50生徒と表記が異なる。最低人数・教師枠・試用条件を見積書で確認。公式案内
4. LANGX
診断/学習パッケージ
診断1回:約2,000円
診断2回+練習8回:5,000円から
月額制の表示ではない
利用規模で価格が変動。税・最低人数・有効期間・試用の可否は要確認。公式プラン
5. AI Grammar
Androidアプリ
無料インストール
広告・アプリ内購入あり
有料機能の金額・期間はアプリ内で確認。無料インストールを全機能無制限とは扱わない。公式アプリ情報

Musioは既存利用と新規導入を分けて確認

Musioの公式サイトには、2025年8月15日付でサービス体制の変更が告知されています。本体・アクセサリー・教材の販売、Musio Englishの新規登録とコース変更は終了し、ハードウェアのアフターサービスは2026年3月31日で終了しています。公式のお知らせ

既存のMusioと関連サービスは引き続き利用でき、システム・ソフトウェアの問題への対応も続く案内です。Friend Planの申し込みはサポートへの問い合わせとなっています。「すべて終了した」とも、「新しく本体を買って教室に配れる」とも読み違えないようにしましょう。

授業で試すなら、1つの課題から

最初の試用は、講師が確認できる小さな範囲にします。たとえば「週末の予定を伝え、相手に質問する」という課題なら、家で会話を練習する場面と、教室で相手に伝える場面を分けて観察できます。以下は導入時の課題例で、学習効果を実測した結果ではありません。

  • 練習前: 生徒が自分で短い英文を作る。名前・住所などの個人情報は仮の内容にする。
  • AIを使う時間: 会話練習、発音の確認、作文の訂正のうち1つに絞る。字幕は必要な説明を確認する場面だけで使う。
  • 講師との確認: 同じ意味を別の言い方で伝えてもらう。訂正した理由と、まだ聞き取れない箇所を一緒に確認する。

見るのはアプリ内の点数だけではありません。生徒が自分で言い直せるか、教師が履歴を確認する手間はどのくらいか、課題を出しても続けられるかを記録します。導入費と運用の手間を合わせて判断すると、教室に合う使い方が見えてきます。

契約前に端末・管理・データの扱いを確認

対象年齢、必要な端末、カメラやマイク、通信環境を確認します。家庭の端末で使う場合は、学校内のパソコンで動くことだけを確認しても十分ではありません。

次に、生徒ごとのアカウント、教師の管理権限、提出物の保存・削除、退会時の処理を決めます。未成年が使う場合は保護者への案内も用意してください。学習内容や音声を扱う条件は製品ごとに異なるため、AI一般の説明ではなく、契約する製品の規約を確認します。

よくある質問

この5製品はすべてAI英会話の先生ですか?

役割が異なります。VoicePingは授業音声の文字起こし・翻訳、Speakは個人の会話練習、ELSA Schoolsは学校での発話練習と管理、LANGXは対話練習と能力診断、AI Grammarは英文の添削を担います。教室で補いたい作業に合わせて選びます。

個人向けの月額料金で教室全体が使えますか?

個人料金をそのまま学校の総額として扱うことはできません。Speakの掲載価格は個人用です。VoicePingも利用者数、組織内の共有、外部参加者向け字幕配信で条件が変わります。人数、教師の管理画面、利用期間を示して見積もりを取りましょう。

文字起こしが正しければ、発音も正しいといえますか?

文字起こしや翻訳の結果だけでは、発音や会話力を評価できません。前後の文脈から認識結果が補われる場合もあります。発音評価には対応する機能を使い、講師が実際の音声と伝わり方も確認します。

Musioはもう使えませんか?

公式案内では、既存のMusioと関連サービスは引き続き利用でき、システム・ソフトウェアの問題への対応も続きます。一方、本体などの販売とMusio Englishの新規登録・コース変更は終了し、ハードウェアのアフターサービスは2026年3月31日で終了しています。新しく教室へ導入する候補とは分けて考えましょう。

教室で補いたい作業から選ぶ

授業の理解、発話練習、能力診断、英作文の添削では、必要な道具が変わります。まず講師が1つの課題で試し、生徒に求める行動と、教師が確認する内容を決めましょう。そのうえで必要人数と契約期間を見積もれば、個人アプリの安さだけで教室全体の費用を判断せずに済みます。

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英語の授業を文字でも確認

VoicePingの音声翻訳で、聞き取れなかった説明を文字で確認できます。まずは講師の端末で音声入力を試し、受講生への字幕共有に必要なプランをご相談ください。